【はじめに】
はじめまして、石田敦志(はむさん)と申します。エンジニアとして20年以上、設計と実装の最前線に立ち続け、その現役の経験をそのまま教材へと変えて届けています。
【これまでの歩み — 通信からアドテク、そしてウェブ開発の現場へ】
キャリアの出発点は通信の世界でした。NECで第3世代携帯電話(3.5G)の中核ネットワーク開発に携わった後、シリコンバレー(サンマテオ)に本拠を置く外資系企業Cloudian(当時の社名はGemini Mobile Technologies)へ移り、大規模データを支える高スケーラビリティなサーバー開発に取り組みました。
その後、アドテクの世界へ。まずサイバーエージェントグループの企業でアフィリエイト広告システムの開発を手がけ、続いてFreakOutの創業期に開発メンバーとして参画し、リアルタイム広告入札(RTB)システムを立ち上げました。
続くNaClでは、プログラミング言語Rubyの生みの親であるまつもとゆきひろさんが在籍する環境に身を置き、コンテンツマネジメントシステムの開発に10年弱携わりました。ここでRubyとRuby on Railsによる堅牢な設計を徹底的に鍛え上げています。
近年はPOSレジ、仮想通貨取引所、経費精算、現場分析といった実サービスのSaaS開発をリードしてきました。今も現役のRuby on RailsテックリードとしてSOLID原則やドメイン駆動設計に基づくクリーンなコードとコードレビューにこだわり続けています。
そして、その開発現場そのものを、いまAI駆動開発へと移行させています。設計もコードレビューも、AIを前提とした新しい進め方へと日々アップデートを重ねています。
【なぜUdemyで教えるのか — 新しい技術を、もっと広くへ】
現場で新しい手法を取り入れ、開発を牽引する立場にあります。ですが、その恩恵を、いま直接携わっている現場だけにとどめておくのは、もったいないと感じています。
新しい技術がもたらす面白さや可能性を、業界の垣根を越えて、より多くのエンジニアに届けたい。新しいトレンドの魅力を広めるエバンジェリストでありたい——それが、講師を続ける一番の原動力です。
その啓蒙活動に最も適した場所が、Udemyでした。ここを舞台に、現場で得た生きた知見を教材へと還元し続けています。2018年からこれまでに、3万名を超える受講生へ、React、GraphQL、Rails、TypeScriptといったWeb開発技術をお伝えしてきました。
【いま最も伝えたいこと — AIが変えた開発の現場】
そして今、最も力を注いでいるのが、生成AIによって大きく変わりつつある開発現場のためのスキルです。
かつてのソフトウェア開発は、ソースコードを1行ずつ手で書き、設計も一つひとつ入念に積み上げていくのが当たり前でした。ですが現在の開発は、AIを中心に回り始めています。
人がすべてのコードを打つのではなく、プロンプトやマークダウンで書いた仕様を、AIと人との共通言語として渡し、それを介してシステムを形にしていく。これがモダンな進め方になりつつあります。
この変化は、学び方そのものも変えました。だからこそ、このトレンドをいち早く捉え、短い時間で最大の学びが得られる「マイクロラーニング」という形を考案しました。1つのレクチャーで1つの学びに絞り、忙しい方でもスマホで、実務に直結した知識を無理なく積み上げられるよう設計しています。
【これからのエンジニアに必要な力 — AIの出力を見極める】
そして、これからの開発現場で本当に重要になるのは、コードを速く書く力そのものではありません。AIが出力したものを正しく評価し、世に出してよいと判断できる力です。
AIに何を指示し、何を入力するか。返ってきた出力を、どう見極めるか。ここにこそ、これからのエンジニアの価値が宿ると考えています。
近年お届けしているコースは、まさにこの一点に照準を合わせています。AIが生み出す成果物と、AIに与えるべき入力。その両方を的確に扱えるように、と願って設計しています。そのため、手順を1つずつなぞる従来型のハンズオン教材は、あえて少なくしています。
【個人にも、チームにも】
大切にしているのは、これから先の長いキャリアにわたって、皆さんの仕事の糧となり続ける知識をお届けすることです。個人の方が最短で生成AIをキャッチアップするのはもちろん、チームや組織が体系立ててリスキリングを進める土台としてもご活用いただけます。
小さな一歩を積み重ねながら、AI時代の現場で本当に通用する力を、一緒につくっていきましょう。