マジック歴25年の元中学校教員マジシャン、今西勝志と申します。教員というと人前で話すことに長けているイメージがあるかもしれませんが、実は私は大の苦手でした。教壇に立ち始めた頃は、生徒の視線に過度に緊張し、保護者会では手足が震え、持ったプリントはカタカタと音を立てました。震えがとまらない私を見る保護者の不安そうな顔や「この先生大丈夫?」という心の声を感じるほどに、コミュニケーションへの自信を失っていきました。
そんな私を変えたのはマジックでした。子供の頃からの憧れに挑戦したものの、人前で披露できるまでには多くの時間を要しました。しかし、休み時間に恐る恐る生徒に披露したことから状況は一変しました。「こんなに喜び笑ってくれるんだ」「こんなに感動してくれるんだ」という発見は、人と関わる面白さを教えてくれたのです。それが自信となり、徐々にマジックを披露する機会を増やしていきました。保護者会でのマジックは、場の空気を和ませ、会話のきっかけを生み出し、気軽に話しかけてもらえるようになりました。
新聞に取り上げていただいたこともあり、各種施設や地域のイベントなどからも出演依頼が舞い込むようになりました。学校での経験も含めると300を超えるステージを経験しました。そしてマジックが人々の心を掴み、笑顔と感動を生む、最強のコミュニケーションツールだと確信するようになりました。マジックと生徒たちには、心から感謝しています。
「マジックに興味はあるけれど、私なんかが…」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。かつての私のように、人前で話すことが苦手な方でも大丈夫です。マジックは、練習をすれば必ず上達します。そして、人に見せることによって話す力やコミュニケーション能力が高まり、何より自分への自信がついていきます。さあ、マジックの世界への扉を開き、あなたも新たな自分を発見してみませんか?