ハンズオンで学ぶRuby on Rails 6<Action Textを支えるデータベースアソシエーション編>
What you'll learn
- Rails 6の新機能Action Textを利用したブログページの実装方法
- デバッグツール(pry、pry-rails、pry-byebug、等)の導入方法から使用方法及びツールを用いたソースコードリーディングの方法について
- ActionTextが生成する各種テーブルの相関やテーブル内部のデータ構造
- Action Textが提供する各種レコードの属性に対する検証(バリデーション)の方法
- 経済的にストレージスペースを活用するための1つのアイデア
Requirements
- Docker及びDocker Composeが使用できる環境を準備の上ご受講ください。
- Rubyの基本的なコードの読み書き
- Ruby on Railsの入門レベルを修了された方
- Gitの基礎知識及び基本操作(公開中のソースコードの取得にあると便利)
- ブラウザ(Google Chromeの最新版が推奨)
- テキストエディタ(Visual Studio Code、Atom、vim等お好みのもの)
- 【重要】動画で紹介する手順の通りに行い期待通りの結果にならない場合でも、Q&Aを利用し質問し解決しようとする意欲が必要です。
Description
こんにちは!プログラミングおじさん はむです!
本コースでは以下の5つを学びます。
1. Rails 6 の新機能 Action Text を利用したブログページの実装方法
Rails 6 で導入された Action Text を使って、ブログの編集画面のような、いわゆる wysiwyg エディターとか リッチテキストエディターなどと言われるような部品が搭載されたページを作っていきます。 Rails 5 までの技術だと、すごく大変な作業になるんですが、 Action text を使えばですね、もう一瞬でできてしまうのですが、その手軽さを実感頂ければと思います。 ただ、本コースの冒頭でこのブログページは作ってしまうんですが、これはあくまで序章に過ぎません。 つまり、本コースのゴールではないんですよね。 どちらかというと、いまから紹介する学習内容の、2 番目以降の項目の方が大事になってきますので、楽しんで頂ければと思います。
2. デバッグツール(pry、pry-rails、pry-byebug、等)の導入方法から使用方法及びツールを用いたソースコードリーディングの方法について
ここでは、pry という強力なデバッグツールを導入します。 僕が普段やっている習慣として、ソースコードリーディングというのがあります。 これをみなさんにも身につけてもらうというのがこの学習内容のゴールです。 つまり、使ったことのない新しい機能等があったときに、そのクラスなりメソッドなりがどういう働きをするのか? って気になることがあると思いますが、 そんな時、始めのうちは、そのクラス名なりメソッド名なりでググってしまうことがあるかと思いますが、 現場のエンジニアであれば普通はそんな危険なことはしません。 ソフトウェアの挙動を確認するには、ソースコードを見るしか無いんですよね。 それはなぜか? ソースコードは常に変わるものだからですね。 例えば、Rails のメジャーバージョンを上げた途端にユニットテストがコケ始めた。っていう苦い経験をされたことのある方いるでしょう。 そんな時に、なぜコケたか? それを調べるにはバージョン間の挙動の違いを調べるしか無いんですよね。 つまり、ソースコードを追っかけるしか無いんです。 ということで、もっと Rails のソースコードと仲良くなろう! っていうことで、pry の導入方法や使い方について学習します。 きっと pry はみなさんの良き友人になることでしょう。
3. ActionText が生成する各種テーブルの相関やテーブル内部のデータ構造
Action Text はさまざまなテーブルを自動で導入してくれます。 つまり、マイグレーションファイルを自動で用意してくれるんですよね。 wisywig エディターをデフォルトの状態で使っている間は特にテーブルの構造について気にすることはないかもしれませんが、 使っていくうちに、バリデーションなどを導入したくなるはずです。 そんな時に、必要になる知識が、テーブルの中のデータ構造です。 これがわかっていないとバリデーションの実装は不可能です。 なので、ここでしっかり学習しましょう!
4. Action Text が提供する各種レコードの属性に対する検証(バリデーション)の方法
これは、前の内容と絡むんですが、テーブルに対する正しい知識を取り入れた上で、 望ましくないデータを除外する方法を身に着ける。ということです。 データを永続化する上で、バリデーションはなくてはならない必須の機構となります。 ただし、こればかりは、ビジネスロジックに直結するところなので、 幾ら何でも Rails はここまで面倒を見てくれません。 僕たちが手を動かして、要件に基づいて実装するしかありません。 演習問題も設けているので、これを機にバリデーションマスターになりましょう!
5. 経済的にストレージスペースを活用するための1つのアイデア
アプリケーション開発者にとって、機能を実現するというのは必要なスキルになりますが、 必ずしも必要とは限らないけれども、無いと後々困るスキルというのがあります。 それは、長くアプリケーションを利用できるよう、メンテナンス性を担保できるということです。 wisywig エディターは非常に便利で、バイナリデータの登録も容易にできてしまう反面、 ストレージ領域を富豪的に使ってしまう悪い点があります。 その辺りを十分意識しながら、ストレージスペースを経済的に利用するための手段について学びます。
Who this course is for:
- RailsでWYSIWYGを使用するUIの実装方法を学習したい方
- ActionTextが生成するテーブルの相関やテーブル内部のデータ構造に対して興味のある方
Instructor
みなさん、こんにちは!
僕は、 はむさんのオンラインスクール を経営しています、はむさん、と申します。
僕は、プログラミング歴は長いものの、始めた頃は初学者でした。当時は今のようなオンラインスクールはなく独学で苦労しながら身に付けました。
ものすごい遠回りでした。。。
しかし、今では、24時間閲覧できる動画コンテンツ、しかも、現場のプロの考える思考の導線に触れながら、最短経路で学習できる素晴らしいツールが存在します。これを用いることで、これからの初学者は、僕が経験したような苦労や遠回りはせず、最短経路で成長できると信じています。
「僕の知っているノウハウをお伝えしながら、プログラミングができる人を一人でも多く輩出し、幸せな生活が送れるようになって欲しい。」
これが僕の情熱です!
一緒に頑張りましょう!
はむさん