
なぜこのコースを学ぶのかを説明します。
炎上プロジェクトとは、計画通りに進んでおらず、スケジュール・コスト・品質・スコープなどが予定内で完遂できない、または限りなくその可能性が高いプロジェクトのことです。
このコースでは、『炎上させないマネジメント方法』ではなく『炎上してしまったプロジェクトのリカバリ方法』について学びます。
リカバリ方法を知っていると、炎上プロジェクトに参画した際の効果的・効率的な動き方がわかります。
また、ちょっとしたボヤの時点でより早く状況を改善し、延焼を防ぐことができるようになるため、結果的に『炎上させないマネジメント力』も向上することができます。
コースの概要を説明します。
想定受講生
炎上プロジェクトのリカバリを任された、あるいは任されそうだが、どう立ち向かっていけばよいか悩んでいる方
炎上またはボヤ状態のプロジェクトにおり、このままではまずいと危機感を感じている方
今後、炎上リカバリという高難易度なマネジメントに挑戦してみたい方
炎上未経験だし今後も経験したくないが、万が一のために知識を持っておきたい方
自身の炎上プロジェクト経験を棚卸したい方
コースのゴール
炎上プロジェクトの状況調査、要因分析の方法がわかる
炎上プロジェクトのリカバリプランの立て方がわかる
炎上プロジェクトのリプラン後の運営方法がわかる
今後、炎上または炎上しそうなプロジェクトで自身がどのように振る舞えばよいのかイメージができる
炎上する可能性をいち早く察知し、適切に是正アクションを取るためのヒントを理解している
受講に関する注意点を説明します。
実務イメージを持って受講するため、小規模のチームリーダーまたはサブリーダー以上の実務経験があることが望ましい
このコースは、炎上中のプロジェクトに現状調査に投入された人が、リカバリプランを立ててプロジェクトを立て直すまでのプロセスを学ぶ
受講生各位の置かれた状況とすべてが一致するとは限らないため、自分の状況と読み替えて受講していただきたい
プロジェクトは独自性を持っており同じプロジェクトは2つとないため、実務で活用する際には必ず「テーラリング」を行うこと
このセクションで学ぶことを説明します。
このコースで取り扱う炎上の定義を学ぶ
なぜプロジェクトは炎上するのかを学ぶ
このコースで取り扱う『炎上』の定義を学習します。
炎上の定義は人や組織によって様々です。
まずはコースを受講する上での前提となる認識をすり合わせましょう。
このコースでは『このままではプロジェクト目標未達になる可能性が高いにもかかわらず、現状把握もできておらず対策も未定となっている』状態のプロジェクトを炎上プロジェクトと定義します。
なぜプロジェクトは炎上するのかを学習します。
炎上の要因も様々です。
ここでは、PMBOKⓇガイドの10の知識エリアと外部要因・外部要因の切り口で、炎上の原因例を確認しましょう。
問題発見と問題解決を学習します。
実際のプロジェクトは複合的な要因で炎上する場合があります。
また、様々な問題が表面化しているため、何が本当の問題なのかが見えづらいのが特徴です。
炎上のリカバリする際には、問題の関連性を整理し、根本的な問題と真因は何なのかを見極めながら対処する必要があります。
講師の炎上プロジェクトのリカバリ経験について紹介します。
このセクションのまとめ
このセクションで学ぶことを説明します。
炎上プロジェクトにおける火消人の立ち位置を学ぶ
炎上プロジェクトの火消人が持つべきマインドセットを学ぶ
火消人を待ち受ける状況を学習します。
炎上プロジェクト内外の関係者は、様々な利害関係と複雑な感情を持っています。
これらの関係者が、火消人に対してどのような目を向けるのかを見てみましょう。
火消人が持つべきマインドセットを学習します。
リカバリのやり方を学ぶ前にまずはマインドセットを整えましょう。
火消人として是非心に留めていただきたい内容です。
何が何でもやり遂げると決意する
自分事と思って取り組む
どうしたら出来るかを探す
ストレスを適度に受け流す
このセクションのまとめ
このセクションで学ぶことを説明します。
まずは炎上プロジェクトリカバリの全体像を確認する
炎上リカバリの全体像を学習します。
調査・分析フェーズ
資料読込、仮説設定
ヒアリング、仮説検証
問題整理、真因分析
リカバリ計画作成フェーズ
目標設定、対策検討
計画作成
承認取得フェーズ
内部調整
ステークホルダー承認
実行・監視・コントロールフェーズ
キックオフ
ベースライン反映
モニタリング、是正アクション
このセクションのまとめ
このセクションで学ぶことを説明します。
分析・調査フェーズ
資料読込、仮説設定
ヒアリング、仮説検証
問題整理、真因分析
上記に関連する各種Tips
調査・分析フェーズ概要を学習します。
主なプロセス
資料読込、仮説設定
ヒアリング、仮説検証
問題整理、真因分析
上記に関連する各種Tips
主な必要スキル
仮説思考
問題発見力
ロジカルシンキング
ヒアリング力(傾聴力、質問力)
クリティカルシンキング
システム思考
資料読込・仮説設定プロセスを学習します。
プロジェクト資料を読み込み状況を把握する
どこにどんな問題がありそうか初期仮説を立てる
資料を読み込むポイントを学習します。
プロジェクトの目的や計画の概要を把握すること
プロジェクトの現状と経緯を把握すること
プロジェクトで発生している課題の状況を把握すること
体制とコミュニケーション構造を把握すること
プロジェクト計画書の読み込みポイントを学習します。
ビジネスケース
プロジェクト背景・目的
計画上、本来これまでやるべきであったこと
計画上、本来これからやるべきこと
進捗資料の読み込みポイントを学習します。
どれくらい過去にさかのぼれば良いのか、どういった観点で読み込めばよいのかを抑えましょう。
また進捗資料を読み込む際の注意点も学びます。
課題管理表の読み込みポイントを学習します。
炎上プロジェクトは課題が山積しています。
課題一覧や課題管理表を見ると、どんな種類の課題が存在するのかを見る事が出来ます。
課題管理表を確認する上での着目点や注意点についても解説します。
体制図の読み込みポイントを学習します。
体制図はプロジェクトの構造を示す超重要資料です。
炎上プロジェクトではメンテナンスされていないことも多々ありますが、大雑把にもプロジェクトの構造を理解するために読込が必要になります。
マクロ目線、ミクロ目線それぞれで着目すべき点を抑えましょう。
会議体一覧の読み込みポイントを学習します。
会議体一覧は体制図と合わせて参照したい資料になります。
プロジェクト全体のコミュニケーション構造を確認しましょう。
縦のコミュニケーション・横のコミュニケーションや、情報が連携される頻度などに着目して資料を読み込みます。
その他の確認すべき観点を整理します。
集めた情報を整理することを学習します。
情報を整理する際のフレームワークについても紹介します。
ダウンロード資料も用意したのでご活用ください。
炎上プロジェクトにおける自分の右腕となるメンバーの大切さについて説明します。
問題、原因、対策の仮説を立てる方法について学習します。
炎上リカバリは時間との闘いです。
まんべんなく情報を集めてボトムアップな検証をする時間はありません。
そのため、初期情報から仮説を立て、それを検証する形で進める必要があります。
ここでは仮説立案の方法を学びましょう。
ダウンロード資料として、フレームワークを活用した仮説設定の例もご用意していますのでご活用ください。
現場で情報収集することの大切さを学習します。
ヒアリング・仮説検証プロセスを学習します。
仮説を検証するためにヒアリングを行う
事実を集めて問題とその他を切り分ける
関係者へのヒアリング方法を学習します。
ヒアリングの目的は以下の通りです。
これまでの情報収集に付け加えて知りたいことを確認する
仮説を検証する
資料からは読み取れない事実を引き出す
目的を達成するためにどのような準備と動きをすればよいのかを学びましょう。
ダウンロード資料もご用意しているので、ぜひご活用ください。
誰に聞けば情報が出そうか戦略を立てることを学習します。
ヒアリングしたい事が決まった後は、誰に聞けばよいのかを考えます。
体制図を見ながら検討しましょう。
戦略を立てる際のポイントについても解説します。
実際にヒアリングのポイントを学習します。
ヒアリング時の相手の回答をそのまま真に受けて対策を決めると、必ずと言っていいほど失敗します。
何故なら、相手の回答は様々なバイアスがかかっているからです。
回答内容を客観的かつ俯瞰的に評価するようにしましょう。
なまじプロジェクト経験があると、「あーはいはいこのパターンね、問題はこれ、対策はこれ」とさっと対策を立ててしまいがちです。
ですが、ここで適当な調査をするとリカバリ策を大外しする可能性があります。
何度も言いますが、同じプロジェクトは2つとないのです。
自分の仮説に対しても客観的かつ俯瞰的に評価するクセをつけましょう。
問題整理・真因分析プロセスを学習します。
問題のつながりを整理する
根本的な問題が何かを整理する
なぜその問題が発生しているのかの真因を突き止める
問題のつながりを整理する方法を学習します。
炎上プロジェクトは問題(あるいは問題と思われる何か)が山積しています。
目に見える事象をすべて解決すべき問題と捉えて対応していては、いつまでもプロジェクトは良くなりません。
一般的な問題解決の思考プロセスと、炎上プロジェクトにおける問題解決の思考プロセスの違いを学びましょう。
システム思考で本当に解決すべき問題を見つける方法を学びます。
問題を独立したものとして解決するのではなく、繋がりを捉えて解決策を導く思考法です。
実際に思考法を活用する演習を交えながら解説します。
問題の真因を突き止める方法を学習します。
真因を突き止めるための5whyやその際の注意点について解説します。
仮説検証について学習します。
整理した問題と自分の仮説があっているかを確認しましょう。
特に大外しせずにヒアリングでき、問題と原因が整理しきれていればOKです。
もしも、仮説と全く違うヒアリング結果となってしまい情報が不足している場合は、再度仮説を立て直してヒアリングをリトライしましょう。
このセクションのまとめ
このセクションで学ぶことを説明します。
リカバリ計画作成フェーズ
目標設定、対策検討
計画作成
上記に関連する各種Tips
リカバリ計画策定フェーズ概要を学習します。
主なプロセス
目標設定、対策検討
計画作成
主な必要スキル
ロジカルシンキング
ゼロベース思考
オプション思考
合意形成力
このあたりから具体的なリカバリプランの検討が始まるため、関係するステークホルダーとの調整、合意形成などの根回しが必要になります。
プロジェクト規模、組織文化、ステークホルダーの好みや関係性、手戻りリスクによっては、根回しレベルではなく後続フェーズに定義した承認取得も同時に行わなければいけない場合もあります。
ここでは段取りを考える際のポイントを整理します。
ここで段取りをち密に組み上げたとしても、ステークホルダーの鶴の一声や大きな反発で予定がひっくり返ることはよくあります。
炎上プロジェクトは下手をすれば訴訟や賠償レベルの話が出る可能性があるので、合意形成は困難を極めます。
万が一段取り通りにいかなかったとしても、柔軟性と弾力性を持って根気強く取り組んでいきましょう。
目標設定・対策検討プロセスを学習します。
解決すべき問題の優先順位をつける
問題に対する対策を決める
リカバリで目指す目標案を設定する
目標設定・対策検討プロセスの進め方の大枠を学習します。
問題の優先順位付け
対策整理
リカバリ目標設定
このタイミングから検討に意識決定者側を巻き込む必要性が出てきます。
誰をどのように巻き込むのかポイントを抑えましょう。
問題の優先順位付けを学習します。
対策を整理することを学習します。
対策を検討する際のポイントを学習します。
対応しない問題を決める
トレードオフを決める
スケジュールの並走化する
体制を変更する
キーマンの配置を決める
増員要否を見極める
期日と責任者を明確化する
会議体とコミュニケーションを最適化する
対策を検討する際のポイントを学習します。
対応しない問題を決める
トレードオフを決める
スケジュールの並走化する
体制を変更する
キーマンの配置を決める
増員要否を見極める
期日と責任者を明確化する
会議体とコミュニケーションを最適化する
制約や障壁を無視して対策を考える重要性を学習します。
そもそも炎上プロジェクトはないない尽くめからリカバリをします。
できない理由は誰でも簡単に見つけられます。
火消人の仕事は「どうすればできるのか」を考えることです。
制約や障壁を無視してゼロベース志向で対策を考え、そのあとに制約や障壁を洗い出して取り除く方法を考えるアプローチで対策を検討しましょう。
リカバリの目標案を考えることを学習します。
リカバリで「どこまでを目指すのか」を考えます。
オプション思考を学習します。
オプション思考とは、複数の選択肢を考えながら問題解決にあたり、その中から最適な選択肢を選ぶ思考法です。
リカバリの対策を決めるためには意思決定が必要です。
関係者の意思決定を促すために有効な、オプション思考についてまとめます。
目標案に落とし込む方法を学習します。
一般的に3つくらいのパターンで考えると良いです。
松案(妥協せず全部取り返す)
竹案(ちょっと妥協)
梅案(だいぶ妥協)
比較表に落とし込んで、関係者と叩きながら目標案を仕上げていきましょう。
目標案をまとめるためのワークシートをダウンロード資料として用意したので、ぜひ活用してください。
計画作成プロセスを学習します。
リカバリの計画を策定する
リカバリ計画を作成するポイントを学習します。
目的や対策が見えてきたところで、対策を実行した場合の具体的な計画を考えましょう。
リカバリ計画として必要なポイントをまとめます。
目的、目標
スコープ
リカバリで勝ち取ること、諦めること
スケジュール
バッファの積み方
チェックポイント設計
体制
管理方針
変更点をまとめる
コスト
リスク
このセクションのまとめ
このセクションで学ぶことを説明します。
承認取得フェーズ
内部調整
ステークホルダー承認
上記に関連する各種Tips
承認取得フェーズ概要を学習します。
主なプロセス
内部調整
ステークホルダー承認
主な必要スキル
ロジカルプレゼンテーション
合意形成力
内部調整プロセスを学習します。
目標、対策、リカバリプランについて社内上位者などの承認取得や事前調整を行う
内部調整を学習します。
この内容調整とは、顧客等ではなく自分達内部の上位者との調整を指します。
顧客等の外部のステークホルダーに正式に説明する前に、まずは内部調整、承認、支援の約束を取り付けましょう。
ステークホルダー承認プロセスを学習します。
顧客などのステークホルダーに説明し、計画実行の承認を取る
ステークホルダー承認を学習します。
ここでプロジェクトの最終決裁者の承認を取りに行きます。
気持ち的には一番疲れるところです。
無策で臨むのではなく、顧客の実務者との事前調整や、社内の上位者との根回しをして臨みましょう。
このセクションのまとめ
このセクションで学ぶことを説明します。
•実行・監視・コントロールフェーズ
キックオフ
ベースライン反映
モニタリング、是正アクション
上記に関連する各種Tips
実行・監視・コントロールフェーズ概要を学習します。
主なプロセス
キックオフ
ベースライン反映
モニタリング・是正アクション
主な必要スキル
リーダーシップ
マネジメント
ファシリテーション
マイクロマネジメント
キックオフプロセスについて学習します。
リカバリのキックオフを行う
キックオフを学習します。
キックオフは、炎上で疲弊し先が見えなくなっている空気感を変える大きなチャンスです。
これからプロジェクトは良くなるんだ、というイメージが持てるように努めましょう。
プロジェクトのリカバリプランを説明や今後の運営方針を伝える場ですが、一リーダーが成功への意思を表明する場でもあります。
この場でチームの一体感を醸成し、チームビルディングの初手を打ちましょう。
ベースライン反映プロセスを学習します。
プロジェクトのベースライン(コスト、スケジュール、スコープ)にリカバリプランを取り込む
ベースラインに反映することを学習します。
ベースラインとはスケジュール(WBS)、コスト計画、スコープ関連文書(要件資料や変更管理文書)などを指しています。
リカバリプランはマクロな目線で書かれているため、プロジェクト内の各チームが持っているミクロな計画に反映する必要がある。
この中でベースラインの更新を行い、必要に応じて計画の微調整を行います。
モニタリング・是正アクションプロセスを学習します。
ベースラインに対する実績や課題の状況をトラッキングする
必要に応じて是正アクションを取る
モニタリング・是正アクションを学習します。
実際にリカバリが動き出した後に、大きな問題が発生していないかを継続的に確認します。
問題が発生している場合は是正のアクションを取りましょう。
通常のプロジェクトでも同様の活動はありますが、このコースではリカバリで特に注意すべきポイントを中心に解説します。
はじめに是正したいポイントを学習します。
炎上していたこれまでの惰性でプロジェクトが運営されないように、一番初めに是正したいポイントがあります。
遅延に対する意識
課題管理表の運用
会議体の運営
状況の可視化
遅延に対する意識を学習します。
遅延が当たり前であった炎上中のマインドセットを、リカバリモードに切り替える必要があります。
どのようにチームの意識を変えていくのかを確認しましょう。
課題管理表の運用を学習します。
リカバリ開始時点では、おそらく課題管理表はとっ散らかったままです。
まずは課題を棚卸しをして、課題管理表を正常化しましょう。
会議体の運営を学習します。
会議が全体のボトルネックになるとプロジェクトが立ち行かなくなります。
特に炎上プロジェクトはムダな会議が非常に多いです。
生産性のない会議に出ていて作業が進まないなど愚の骨頂です。
リカバリ計画の運用方針に書いた会議体に合わせて運営を見直しましょう。
また、会議におけるファシリテーションや、情報共有のための仕掛けづくりについても学びます。
状況の可視化を学習します。
ムダな情報共有と報告を防ぐ意味でも、プロジェクトの状況を可視化する仕組みがあるとよいです。
いわゆるダッシュボードを作成しましょう。
ダッシュボードはなるべく自動で集計できるよう、ツールの導入を検討するのがベターです。
ダッシュボードに含めるべき内容についても確認しましょう。
リカバリ開始後のモニタリング・是正アクションを学習します。
実際リカバリが走り始めた後は、計画通りに運営されているかをモニタリングしますが、何の問題もなくプロジェクトが進むことはまずあり得ないです。
問題を早期に検知し、適切な是正アクションを取る機敏さと弾力性が重要になります。
進捗管理のポイントを学習します。
特に見るべきは以下です。
クリティカルパスの進捗状況
クリティカルパスに合流するタスクの遅延状況
課題管理のポイントを学習します。
特にみるべきは以下です。
管理表の健全な運営
優先順位の判断
会議体運営のポイントを学習します。
特にみるべきは以下です。
ムダな会議と足りない会議
出席者の妥当性
ファシリテーション
コミュニケーション状況の確認ポイントを学習します。
特にみるべきは以下です。
チーム間のやり取り
重複の無駄
プロジェクト内に制約(ボトルネック)となるポイントが発生していないかを確認します。
特にみるべきは以下です。
物理制約
方針制約
メンバーの心身の状況やモチベーションにも目を配りましょう。
リカバリはタフな状況が続き、無理をしなければならない場面が多いです。
メンバーがいなければ仕事は回りません。
周囲の様子を良く観察しましょう。
特にみるべきは以下です。
ミドル~ハイパフォーマーの心身やモチベーションの状態
稼働状況や勤怠
普段の雰囲気
あなた自身の心身を大切にすることの重要性を学習します。
このセクションのまとめ
2024年5月に開催されたClimbers2024というイベントに登壇してきました。
本コースに関連するテーマで登壇したため、コースの受講生や当日ご来場いただいた方向けに再録版を共有します。
このセクションでは以下のことを学びます。
すでに本コース全体を受講済みの方は適宜内容をスキップしながらご覧ください。
計画力+対応力の重要性
炎上プロジェクトを乗り越える型
日頃から確認!プロジェクト健康診断
システム導入プロジェクトの例を挙げると、プロジェクトの成功率は現代においても半分程度と言われています。
ここでは、時代毎の成功率の変遷や失敗理由のデータを紹介します。
プロジェクト初期の計画だけでなく、プロジェクト実行中の対応力がいかに重要であるかという点を学びましょう。
炎上リカバリの全体像の概観を3つのポイントにまとめて解説します。
※コース本体で解説している内容について、ポイントを絞ってご紹介
仮説検証型で進める
リカバリ目標を定め合意する
リカバリ前の不を是正する
炎上リカバリのエッセンスを活かして、日頃からできるプロジェクトの健康診断の方法を学びましょう。
資料を読み込む
進捗資料
課題管理表
体制図
会議体一覧
仮説や疑問を整理する
ヒアリング戦略を立てる
注意深くヒアリングする
主観的ではないか
意図がないか
保身で話していないか
事実から対策を検討する
炎上リカバリのエッセンスを活かして、日頃からできるプロジェクトの健康診断の方法を学びましょう。
資料を読み込む
進捗資料
課題管理表
体制図
会議体一覧
仮説や疑問を整理する
ヒアリング戦略を立てる
注意深くヒアリングする
主観的ではないか
意図がないか
保身で話していないか
事実から対策を検討する
このセクションのまとめ
このコースに含まれている主な学習キーワード!
プロジェクトマネジメント、プロジェクト管理、トラブルプロジェクト、炎上プロジェクト、問題プロジェクト、遅延、課題管理、問題発見、真因分析、問題解決、リカバリ、立て直し、監視・コントロール、生成AI、ChatGPT、Gemini、Copilot
プロジェクトにおいて予期しない大きな問題が発生した経験はありますか?そのような状況に陥った場合、適切に対処することができますか?
大きな問題が発生したプロジェクトでは、問題は複雑に絡み合い、人手は足りず、顧客や上位者から大きなプレッシャーを受けます。
そんな状況でどう立ち回ればよいでしょうか。
このコースでは、『プロジェクト目標が未達になる可能性が高いにもかかわらず、現状把握ができておらず、対策が何も決まっていないプロジェクト』を炎上プロジェクトと見立て、リカバリの方法論を以下の4つのフェーズに分けて学びます。
1.調査・分析フェーズ:資料の読み込みと仮説設定、ヒアリングと仮説検証、問題整理と真因分析の方法を学びます
2.リカバリ計画作成フェーズ:問題の優先順位付け、対策検討、目標設定の方法を学びます
3.承認取得フェーズ:必要な関係者の承認の取り付け方を学びます
4.実行、監視・コントロールフェーズ:リカバリ開始からその後のマネジメントにおける重要な確認ポイントと対策を学びます
プロジェクトマネジメントには『問題を予防するスキル』と『問題が発生した際に対処するスキル』が求められます。
『問題を予防するスキル』は良く語られますが、残念ながら現実として何も問題が発生しないプロジェクトはほとんどありません、それはなぜか。
現代のプロジェクトは大きな不確実性と複雑さを抱えており、そのような中で『すべてを前もって予見し計画する事』はあまりにも非現実的だからです。
実際の現場では多くの問題が発生します。
その際に対処方法がわからないと、問題を収拾できずにより大きな問題へと発展してしまいます。
ここで重要なのが、『問題が発生した際に対処するスキル』です。
このコースでは『外部からプロジェクトに投入された火消し人が、どのように炎上プロジェクトを乗り越えていくのか』をプロセスベースで学んでいきます。
プロジェクト途中からリカバリを任された人、当初からプロジェクトを任されていた人のどちらの立場でも炎上プロジェクトのリカバリ方法がわかる構成となっています。
炎上プロジェクトのリカバリ方法を学ぶことで、小さな問題の解決策がわかります
炎上まではいかなくとも、プロジェクトでは多くの問題が発生します。
大きな問題も小さな問題も、解決のためのアプローチ方法には共通点があります。
『極端な例』の解決方法を学ぶことで、小さな問題が発生した場合でも、学んだ解決方法を応用して慌てることなくスムーズに問題を解決することができるようになります。
現在進行形で炎上プロジェクトと戦っている人だけでなく、これから高難易度なプロジェクトに挑戦したい若手プロジェクトマネージャーにもおすすめのコースです。
【新規追加】炎上リカバリにおける生成AI活用術!
近年、ビジネスにおける生成AIの活用は、もはや避けて通れない潮流となっています。
本コースの主題である「炎上リカバリ」の領域に特化し、プロジェクトマネージャーの生産性を向上させるための「AI仕事術」を解説したセクションを追加しました。
大量の議事録や報告書からの、現状と課題の高速な把握
混沌とした課題リストからの、WBS(作業分解構成図)の作成
複数のリカバリシナリオの客観的な比較検討
ステークホルダー別の説明骨子や、想定問答集の作成
日々の進捗報告からの、再炎上リスクの兆候検知
このコースで学ぶ炎上リカバリの型と、それを補助するAI活用術を掛け合わせ、あなたのプロジェクトを成功に導きましょう。
コースの全体構成
1.はじめに
コースの全体感を説明します。
1)コースの概要
2)受講に関する注意点
2.炎上プロジェクトについて考えてみる
炎上プロジェクトとはそもそもどういう状態かを抑えましょう。
1)このコースで取り扱う炎上の定義
(1)ヤバさレベル4段階
(2)このコースの範囲
2)なぜプロジェクトは炎上するのか
(1)10の知識エリアと内部要因・外部要因別に整理する炎上の原因
3)問題発見と問題解決
4)参考:講師の炎上リカバリ経験
3.炎上プロジェクトに入る前に
炎上プロジェクトのリカバリは非常にタフな仕事です。
まずはプロジェクトに入る前の心構えについて学びましょう。
1)火消人を待ち受ける状況、火消人の立ち位置
2)火消人が持つべきマインドセット
(1)何が何でもやり遂げる決意
(2)自分事と思って取り組む
(3)「どうしたらできるか」を探す人になる
(4)ストレスを適度に受け流す
4.リカバリの全体像
プロジェクトリカバリの全体像を整理します。
ここで進め方の全体感を把握しましょう。
1)リカバリの全体像
(1)調査・分析
(2)リカバリ計画作成
(3)承認取得
(4)実行・監視・コントロール
5.調査・分析フェーズ
最初のフェーズである調査・分析フェーズを学びましょう。
炎上プロジェクトの立て直しに向けて、一番最初にやるべきことを抑えましょう。
1)資料読込・仮説設定プロセス
(1)資料を読み込む
1】プロジェクト計画書
2】進捗資料
3】課題管理表
4】体制図
5】会議体一覧
(2)集めた情報を整理する
(3)右腕的メンバーの存在について
(4)問題、原因、対策の仮説を立てる
1】なぜこのタイミングで考えるのか
2】整理の方法
(5)現場に赴く重要性
2)ヒアリング・仮説検証プロセス
(1)ヒアリングする
1】何を聞くか、誰に聞くか戦略を立てる
2】ヒアリングのポイント5選
(2)仮説を検証する
3)問題整理・真因分析プロセス
(1)問題の繋がりを整理する
1】システム思考で考える
2】例題
(2)問題の真因を突き止める
1】5Why
(3)仮説を再検証する
6.リカバリ計画策定フェーズ
次にリカバリ計画を策定します。
リカバリの方向性を決める重要なフェーズです。
1)戦略的に段取りを決めること
(1)ステークホルダーとの調整と根回しの重要性
(2)段取りを考える際のポイント
2)目標設定・対策検討プロセス
(1)進め方の大枠を決める
(2)問題に優先順位を付ける
1】関係者を巻き込む
(2)対策を整理する
1】検討のポイント8選
2】制約や障壁を無視する
(3)リカバリ目標を考える
1】目標案を複数考える必要性
2】ステークホルダーの意思決定を促す仕掛け
3】オプション思考で考える
(4)目標案に落とし込む
1】目標案の検討サンプル
2】リカバリ目標を踏まえた対策の見直し
3)計画作成プロセス
(1)目的、目標
(2)スコープ
1】やるやらを明確にする
(3)スケジュール
1】スケジュール策定のコツ
2】バッファマネジメント
3】チェックポイント設定
(4)体制
(5)管理方針
(6)コスト
(7)リスク
7.承認取得フェーズ
これまでの検討内容と計画の承認を取り付けるフェーズです。
関係者との難しい調整を乗り越えましょう。
1)内部調整プロセス
(1)内部承認の取得
1】説明すべき内容7選
2】支援を取り付けよう
2)ステークホルダー承認プロセス
(1)ステークホルダー承認の取得
1】事前準備と根回しの重要性
8.実行・監視・コントロールフェーズ
実際にリカバリを開始するフェーズです。
炎上プロジェクトでは、リカバリ開始後も様々な困難が降りかかってきます。
どのようにプロジェクトを成功に導けばよいのかを学習しましょう。
1)キックオフプロセス
(1)なぜキックオフが必要なのか
(2)キックオフ式次第
2)ベースライン反映
(1)各種ベースラインにリカバリ計画を反映する
(2)リカバリ計画を微調整する
(3)全体のリカバリ計画との整合性を確認する
3)モニタリング・是正アクションプロセス
(1)一番最初に是正すべきこと
1】遅延に対する意識
2】課題管理表の運用
3】会議体の運営
4】情報の可視化
(2)その後のモニタリングと是正アクション
1】進捗
2】課題
3】会議体運営
4】コミュニケーション
5】制約
6】メンバー
9.おまけ:Climbers 2024講演内容の共有
Climbers2024というイベントで、炎上プロジェクトをテーマに講演をしてきました。
本コースのおまけコンテンツとして講演内容を共有します。
炎上プロジェクトリカバリのエッセンスを、日々のプロジェクト業務で活用するポイントを解説します。
1)本セクション追加の背景
2)計画力+対応力の重要性
3)炎上プロジェクトを乗り越える型
4)日頃から確認!プロジェクト健康診断
10.おわりに
最後に講師からひとこと。
11.生成AIを活用した炎上リカバリ術
炎上リカバリの質と効率を向上させるための、具体的な生成AIの活用法を学びます。
1)なぜ炎上プロジェクトにAIが有効なのか?
2)炎上プロジェクトでAIを活用するための心構え
3)AI時代に「炎上リカバリの型」を学ぶ重要性
4)AIの能力を引き出すプロンプトの基本技術
5)業務で応用するための「AIとの3つの付き合い方」
6)【実践編】AI活用術の全体像と進め方
7)【コラム】代表的な生成AIツールの紹介
8)【実践編①】調査・分析:AIによる現状把握とボトルネック特定
9)【実践編②】計画策定(戦略):AIによる問題の優先順位付けとリスク分析
10)【実践編③】計画策定(戦術):AIによる対策WBSの作成
11)【実践編④】承認取得:AIによるステークホルダー説明と反論対策
12)【実践編⑤】実行・監視:AIによる定例報告と再発リスク検知