
プロジェクトマネージャーに大切な計画力と実行力!
プロジェクトを成功に導くために、プロジェクトマネージャーは計画力と実行力が求められます。
計画力とは、精度の高い計画を立て、プロジェクト成功への道筋を示す能力です。
実行力とは、日々発生する予実のギャップや課題に対処し、成功に向かってプロジェクトを推進する能力です。
このコースは、計画力にフォーカスして、『計画を立てる力』と『計画書を書く力』を身に付けることを目指します。
プロジェクト計画ってどうやって立てればいいの?
プロジェクトの計画を立てるためには、どういう思考の順序を辿ればよいでしょうか?
このコースでは、実践を意識した具体的な思考の順番や例を示しつつ、どのように計画を練り上げていけばよいのかを学びます。
計画として考えなければいけない事、決めなければいけないこと、注意しなければいけないことを理解し、筋の良いプロジェクト計画を立てられるようになりましょう。
計画を考えたはいいけど、どうやって計画書に表現すればいいの?
プロジェクト計画は考えて終わりではありません。
計画を他の人に見える形で表現し、説明し、実行できる状態を作らねばなりません。
現場において「計画書ってどうかけばいいの?」と悩まれる方も多いのではないでしょうか?
このコースでは、数億円規模のシステム開発プロジェクトを想定したプロジェクト計画書を例として、練り上げた計画をどのように計画書で表現すれば良いのかを例示します。
システム開発に特化したものではなく、全ての業種業界の方が理解できる/理解しておきたい構成と内容となっているので、システム開発以外のプロジェクトを担うプロジェクトマネージャーも安心して受講ください。
コースの全体構成
1.はじめに
コースの全体感を説明します。
1)このコースで学べること
2)受講に関する注意点
2.計画力と実行力
プロジェクトマネージャーに必要な計画力と実行力について学びます。
1)現代のプロジェクトを取り巻く環境
2)計画力=計画を立てる力+計画書を書く力
3.プロジェクト計画の立て方_全体
計画力のひとつである計画を立てる力を身に付けます。
まずはプロセスの全体像を解説します。
1)計画とは
2)補足:PMBOKⓇガイドと最新動向
3)速報:PMBOKⓇGuide第8版(英語版)がリリースされました!主要なポイントを解説します!
4)計画の4つのステップ
(1)なぜやるのか・どこまでやるのかを定義
(2)具体的に何をやるのかを定義
(3)いつ、誰が、どんな順番でやるのかを定義
(4)どうやって管理するのかを定義
4.プロジェクト計画の立て方_なぜやるのか・どこまでやるのかを定義
計画の4つステップである『なぜやるのか・どこまでやるのかを定義』について学びます。
1)プロジェクトの目的・ゴールの定義
(1)目的・ゴールとは
(2)SMARTなゴール設定
(3)目的・ゴールの必要性と重要性
2)目的・ゴールの実現方法の定義
(1)実現方法とは
(2)課題解決のアプローチ
1】ロジックツリー(Whyツリー)
(3)解決策の絞り込み
(4)手段の目的化を回避する
3)プロジェクトスコープの定義
(1)スコープとは
1】プロダクトスコープ
2】プロジェクトスコープ
(2)プロダクトロードマップとの関係
(3)やらないことを決める
(4)プロジェクトスコープの例
(5)成果物の洗い出し
1】ロジックツリー(Whatツリー)
2】成果物一覧
3】管理系成果物の考慮
(6)スコープの重要性
4)前提・制約の整理
(1)前提・制約とは
(2)洗い出しのフレームワーク
1】10の知識エリア
2】その他のフレームワーク
5)プロジェクトの推進方針の定義
(1)推進方針とは
(2)推進方針の例
1】開発アプローチの選択
2】スケジュールの工夫
3】チェックポイント運用
4】体制
5】コミュニケーション
6】管理方法
(3)工夫の余地
(4)過去のプロジェクト情報
(5)有識者との壁打ち
6)補足:計画のレビュー戦略
(1)段階的レビュー
(2)不確実性の考慮
5.プロジェクト計画の立て方_具体的に何をやるのかを定義
計画の4つステップである『具体的に何をやるのかを定義』について学びます。
1)タスクの洗い出し
(1)WBS(Work Breakdown Structure)
(2)タスク管理表との関係
(3)段階的詳細化
2)タスクに必要な資源の洗い出し
(1)必要となる資源の例
(2)プロジェクトインフラとなる資源の考慮
(3)洗い出しのヒント
3)タスクの依存関係の整理
(1)タスクの依存関係の例
(2)洗い出しのヒント
4)タスクの所要時間(工数)の見積り
(1)工数の考え方(人月、人日、人時)
(2)工数と期間の関係
(3)工数×単価=人的コスト
(4)工数の見積もり方
1】ボトムアップ見積り
2】類推見積り
3】計数法
4】見積り方法の比較
6.プロジェクト計画の立て方_いつ、誰が、どんな順番でやるのかを定義
計画の4つステップである『いつ、誰が、どんな順番でやるのかを定義』について学びます。
1)スケジュールの作成
(1)依存関係を考慮してタスクを並び替える
(2)体制や人にタスクを割り当てる
(3)スケジュールのレベル感
1】マスタースケジュール
2】フェーズ別スケジュール
3】スケジュール付きWBS
(4)レベル感別の組み立て順序
(5)スケジュール短縮のテクニック
1】要員追加(クラッシング)
2】並列化(ファストトラッキング)
2)タスク実行に必要な体制の定義
(1)組織構造・要員・人数の考慮
(2)組織構造
1】組織割りの考え方
2】階層割りの考え方
3】権限設計
4】体制図の作成
5】責任と権限の一覧化
6】役割の責任・権限
7】組織の責任
8】カウンターパートの考慮
(3)要員
1】要員別の要件
(4)組織毎の人数
1】タスクスケジュールとの関係
2】要員計画を立てる
3】タスクと要員の依存関係
4】希少・優秀な人材のボトルネック化
3)クリティカルパスの明確化
(1)クリティカルパスとは
(2)クリティカルパスの重要性
(3)計算方法:PERT
1】アローダイアグラム
2】プレジデンスダイアグラム
3】アローダイアグラムの計算例
(4)クリティカルパスの明記
(5)クリティカルパスの遅延リスクを下げる
7.プロジェクト計画の立て方_どうやって管理するのかを定義
計画の4つステップである『どうやって管理するのかを定義』について学びます。
1)必要な資源の調達方法と管理方法の定義
(1)資源の調達先を検討
(2)見積りの取り寄せ
(3)契約形態
1】責任の違い
【1】請負契約
【2】準委任契約
【3】【補足】契約形態における実務リスクと注意点
2】利用方法の違い
【1】買い切り
【2】サブスクリプション
【3】リカーリング
【4】リース
【5】レンタル
(4)資源一覧の更新
(5)要員計画の更新
2)予算の計画と管理方法の定義
(1)コスト管理表の作成
(2)予備費の検討
1】コンティンジェンシー予備
2】マネジメント予備
(3)予備費設定にあたり必要なもの
1】利用ルール
2】権限設計
3】ワークフロー
(4)当初目論見と予算のズレを確認
3)スケジュールの管理方法の定義
(1)進捗管理
1】尺度
【1】タスクの着手数/完了数
【2】タスクの着手遅延日数/完了遅延日数
【3】バッファ費消状況
1〕バッファ費消レポート
【4】EVM
1〕EVMの各種指標
【5】ベロシティ
1〕バーンダウンチャート
2】集計方法
3】集計頻度
4】集計担当者
(2)進捗報告
1】報告ルート
2】報告の形式
【1】対面報告
【2】書面報告
3】報告フォーマット
(3)管理方法
1】進捗管理表、ガントチャート
2】カンバン
(4)管理フロー
4)品質基準と管理方法の定義
(1)品質基準
1】品質の種類
2】品質基準の考え方
(2)品質基準に対する対策
(3)管理方法
1】レビュー管理表
2】不具合一覧(障害一覧、トラブル一覧)
(4)管理フロー
5)ステークホルダーの洗い出しと管理方法の定義
(1)ステークホルダーとは
(2)ステークホルダー管理の重要性
(3)ステークホルダーの特定
(4)ステークホルダーの分析
1】グリッド分析
2】ステークホルダー関与度マトリクス
(5)対策の検討
1】グリッド分析を活用した対策検討例
2】ステークホルダー関与度マトリクスを活用した対策検討例
(6)管理方法
1】ステークホルダー管理簿
(7)情報の共有範囲
(8)更新のタイミング
6)コミュニケーションの計画と管理方法の定義
(1)コミュニケーション種類
1】公式の場のコミュニケーション
2】非公式の場のコミュニケーション
3】業務外のコミュニケーション
(2)公式の場のコミュニケーション
1】書面報告、対面の会議体
2】検討内容
3】情報の流れとタイミング
4】会議体一覧
5】議事録の作成要否
6】エスカレーションフロー
(3)非公式の場のコミュニケーション
1】立ち話、チャット、メール、電話(WEB電話)
2】コミュニケーションルール
(4)業務外のコミュニケーション
1】情報管理
【1】情報統制
【2】コンプライアンス
7)課題の洗い出しと管理方法の定義
(1)課題とリスクの違い
(2)課題の特定
1】洗い出しの観点
【1】マネジメントの観点
【2】プロジェクト特性の観点
2】洗い出しの手段
【1】ブレインストーミング
【2】過去事例の操作
【3】AIの活用
(3)対応計画
1】大玉課題の対応計画
(4)管理レベル
1】管理レベルと責任者の設定
(5)管理方法
1】課題管理表
(6)管理フロー
8)リスクの洗い出しと管理方法の定義
(1)リスクの種類
1】ポジティブリスク
2】ネガティブリスク
(2)リスク管理の流れ
(3)課題の特定
1】洗い出しの観点
【1】マネジメントの観点
【2】プロジェクト特性の観点
2】洗い出しの手段
【1】ブレインストーミング
【2】過去事例の操作
【3】AIの活用
(4)リスク分析
1】発生確率
2】影響度
3】リスクレベル
(5)リスク対応
1】事前対応
【1】8つの対応戦略
2】事後対応
(6)モニタリング
1】モニタリングタイミングの設定方法
(7)管理レベル
1】リスクレベルを活用した管理レベル設定
(8)管理方法
1】リスク管理表
(9)管理フロー
9)変更要求の管理方法の定義
(1)管理する変更の種類
(2)管理レベル
1】QCDSを活用した定義例
(3)承認権限
1】承認権限の設定
2】承認の観点
3】承認会議体
(4)管理方法
1】変更管理表
(5)トレーサビリティ
1】トレーサビリティの担保
2】成果物トレーサビリティ
(6)管理フロー
8.プロジェクト計画書の書き方
プロジェクト計画の例を確認しながら、自分の立てた計画をどのように計画書に落とし込むのかを学びます。
1)目次
2)プロジェクト概要
(1)背景
(2)目的・ゴール
(3)全体像
(4)プロジェクト概要図
(5)投資対効果
3)マネジメント方針
(1)全体方針
(2)Ph定義と完了条件
(3)Phゲートレビュー
(4)QCDS優先順位
(5)前提・制約と対応方針
4)スコープ
(1)プロジェクトスコープ
(2)成果物一覧
5)スケジュール
(1)マスタースケジュール
(2)詳細スケジュール
(3)WBS
6)体制
(1)体制図
(2)役割定義
(3)メンバー一覧
(4)要員計画
7)コスト管理
(1)全体方針
(2)管理方法
(3)コスト管理表
8)品質管理
(1)全体方針
(2)プロセス
(3)品質基準
9)資源管理
(1)全体方針
(2)資源管理表
10)調達管理
(1)全体方針
11)ステークホルダー管理
(1)全体方針
(2)ステークホルダー管理簿
12)コミュニケーション管理
(1)全体方針
(2)会議体一覧
(3)エスカレーションフロー
13)課題管理
(1)全体方針
(2)管理方針
(3)課題一覧
(4)課題管理表
14)リスク管理
(1)全体方針
(2)管理方針
(3)リスク一覧
(4)リスク管理表
15)変更管理
(1)全体方針
(2)管理方法
(3)変更管理表
16)運営ルール