
【本講座の概要】
本講座は、データサイエンスの現場で因果推論を活用し、施策の効果を適切に評価するスキルを習得するための講座です。
近年、ビジネスにおいて「効果があったのか?」「施策の改善インパクトは?」といった問いへの科学的なアプローチ=因果推論がますます重要になっています。A/Bテストはこの中で最も王道のアプローチではありますが、A/Bテストができないケースや、バイアスがある観測データから正しく意思決定を導くには、単なる相関分析では不十分です。
一方で、こんな悩みはないでしょうか?
機械学習や統計モデルは使えるが、施策の「効果」や「因果関係」の見方が分からない
回帰や傾向スコアという言葉は聞いたことがあるが、実務で使える形で整理できていない
Pythonやpandasでの分析はできるが、因果推論のライブラリの使い方が分からない
本講座は、こうした悩みを抱えるデータサイエンティストやビジネスパーソンのために設計されました。
【この講座で学べること】
このコースでは、理論と実践のバランスを重視し、以下のトピックをカバーします。
■ 因果推論の基礎理論
「因果とは何か?」、「因果効果とは?」など因果推論における基本事項
反実仮想(Potential Outcome)フレームワーク
セレクションバイアスとABテスト
■ 因果効果の推定手法(理論編)
因果効果の推定手法 (概要)
傾向スコアの推定とIPW(逆確率重み付け)
回帰分析による補正
メタラーナー(T-Learner, S-Learner, X-Learner)
DML(Double Machine Learning)
■ 因果推論の実践(Pythonによる実装編)
causallib を使ったIPWの実装
statsmodelsによる回帰分析の実装
econml を使ったメタラーナー・DMLの実装
【対象者とゴール】
この講座は、以下のような方を対象としています。
自社施策やマーケティング施策の効果検証を行うビジネスパーソン
プロダクト改善において、データドリブンな意思決定が求められるデータサイエンティスト
因果推論の理論と実装の両面を学びたいデータ分析者・研究者
受講の前提としては、Pythonでのデータ分析(pandasやscikit-learnなど)の基本操作に慣れている方を想定しています。また因果推論では確率、統計を用いますので、期待値や条件付き確率など高校レベルの数学を理解しておく必要があります。
本コースのゴールは、次の通りです。
観測データから因果効果を推定する理論的背景を理解する
Pythonによる因果推論の主要ライブラリを使いこなし、実装できる力を身に付ける
【人事・マネージャーの方へ】
社内のデータ活用で間違った意思決定を避けるために、因果推論はあります。
社内のDX推進部門やデータサイエンティストが受講する事で、正しい効果検証のフレームワークを学ぶことができます。
この講座を通じて、メンバーは単なる相関分析ではなく、バイアスを除いた真の因果効果を見積もることができ、社内のデータ分析力と意思決定力が大きく向上します。
ビジネスに直結する「因果」の力を、ぜひこの講座で実践的に身に付けてください。