【メタバースを乗りこなす!】だれでもできる!ZBrushで3DCG 基礎講座1
What you'll learn
- ハリウッド映画の制作現場でも使われるZBrush の基礎を学ぶ
- 3DCGを気軽にはじめることができる
- ゲームソフト開発に必要な3DCGの作り方の基礎を知ることができる
- 3Dプリントのための3Dモデリングができる
Requirements
- ZBrushの開発もとのpixologic社のサイトから、45日間使えるZBrushのフリートライアル版をダウンロードしてから受講してください。
- フリートライアル版のダウンロードに関しては、 レクチャー4の無料のプレビュー動画の ダウンロードガイダンスをご覧ください。
Description
《はじめに》
「迫り来るデジタル時代の大波に飲まれない!」
これは、自分から一歩進んでその波に乗っていこうと私自身がデジタル時代に踏み出すときの思いです。
2017年はARやVRによるコンテンツが続々と登場し始めたデジタル時代の大波の始まりでした。
いままで静止画だったものから動画が当たり前になり、平面だったものが3D化し、
アナログが一斉にデジタルに変わるような変化が様々な業界・業種で本当に起っています。
あなたのお仕事や業界にもきっとデジタル化の波が押し寄せているのではないでしょうか?インターネットがいつからか空気のように当たり前になったように、ものづくりやイラスト、グラフィック、などの世界でもきっと3Dが空気のように当たり前のものになると予想されます。
FaceBookやTwitterのようなSNSの普及で情報や流行の鮮度も短くなり、アイデアがカタチになる工程もデジタル化で格段に早くなりました。今日のアイデアが明日にはカタチになる時代です。
私の知り合いのフィギュア原型師もデジタル化によって年間に作れる作品数が単純計算しても10倍になったといいます。平面から3Dに移行したイラストレーターも、リアルな質感表現やカメラアングルを自由に変更できる3Dに移行したことで、イラストのバリエーションが増え、急な修正にも素早く対応できるといっています。またアクセサリーデザイナーは、3Dで作った指輪のデータをオンライン上にアップロードすれば購入者は自由に金属を選んで指輪を購入できるシステムもあるので、もう金属の在庫を個人で抱えるリスクも必要ありません。
ZBrushの全てを理解できなくても構いません。まずは始めること。
実際に触りながら、その都度、必要なテクニックや知識を身につけて行けばいいです。
歩みながら、探しながら、発見しながら、本当に必要な情報や知識のみを
実践的に身につけて行くことは、詰め込むだけという無駄もなく、
学習のテンションをキープしながら上達して行くコツです。
この講座は、ハリウッド映画の登場キャラクターの
デザインや造形で活躍している「ZBrush」(ズィーブラッシュ)
という3DCGモデリングのソフトを使って、誰でも3DCGモデリングができて、さらに3Dプリントが出来るようになることを目的に構成しています。
ハリウッド映画やゲームのキャラクターデザイン、フィギュアやおもちゃの原型の業界では、すでにスタンダードになっているこのZBrushは、プロフェッショナルレベルのかなり高度な3DCGを作ることも可能ですが、この初級講座の中ではあえて使用するツールを少数に絞り込むことで、ZBrushの面白みをお伝えする内容になっていますから、3DCG初心者のかた向けの内容です。
実際のフィギュアを作りたいけど、場所や道具を揃えることができなくてもこのソフトで3Dデータさえ作ることができれば、いまでは3Dプリントサービスにデータをアップロードすれば数日後には手元にオリジナルデザインのフィギュアが届きますし、ZBrushの
腕を磨き、英語を学ぶことでハリウッド映画の仕事をしている日本人の方もいらっしゃいます。日本国内の大手ゲームソフト開発企業の多くもZBrushを導入してゲームのリアリティーや臨場感のある表現を実現しています。
そんなZBrushという多くの可能性を秘めたエキサイティングなソフトを楽しみ、3DCGモデリングの世界へ足を踏み出してみませんか?
ウルトラモデラーズ 代表
涌井晃
Who this course is for:
- 2D表現のスキルだけでは未来が不安な人
- 3D造形を何度も挫折してきた人
- 3Dの時代が来ることを知りながら、先延ばしにしてきた人
- 粘土での手原型に限界を感じている人
- ハリウッド映画の仕事に興味がある人
- 3DCGの初心者でZBrushを使いたいと思っている人
- デジタルモデリングを始めたい人
- 3Dプリントに興味がある人
- 3DCGゲームソフトの開発に興味がある人
Instructor
長野県出身。
WAKUI CREATIVE STUDIO代表。
3DCGモデラーとして活動。
ロサンゼルスのデザインスタジオ《Bart Kresa Design》に日本人クリエイターとして参加し、アメリカ、インド、日本を始め世界中のプロジェクションマッピングのショーで用いる3DCGモデルの制作を手がけ、2015年のアメリカのミュージアムでのショーでは全シーンのアイディア構想も手がける。
2016年には日本国内最大のエンターテインメントショー
《ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー》のプロジェクションマッピングの制作にも参加。
2017年
●題名のない音楽会5000回記念プロジェクションマッピング制作に参加
●サンマテオミュージアム150周年記念プロジェクションマッピング制作に参加
また現代美術の作品を制作する立体造形作家としても活動の幅を広げ、3DCGによる立体造形や陶芸の粘土による作品を制作し、
個展やグループ展、アートフェアにて作品を展示。
またフリーのイラストレーター、キャラクターデザイナーとしても活動し、ユニバーサルスタジオジャパンのキャラクターの衣装やイラストレーション、プロジェクションマッピングなどアートワークに携わる。
2016年より京都造形芸術大学、総合造形コースにて
デジタルモデリングの講師を勤める。
2018年、3D造形師集団【ウルトラモデラーズ】を立ち上げ、
フルカラー3Dプリンターを用いたアート作品の展覧会を企画、運営し、クラウドファンディングでの資金調達を成功させ、大阪と東京で【ウルトラモデラーズ】の展覧会を開催。