【経営判断力を高める!】いちばんわかりやすい「戦略的意思決定」マスター講座
What you'll learn
- 正しい投資プロジェクトの意思決定方法
- お金の時間価値について
- 一般的な企業会計と意思決定会計との考え方の違い
- 合理的な投資の経済性計算
- 拡張投資の意思決定プロセス
- 取替え投資の意思決定プロセス
- 割引率(WACC)の仕組みと計算方法
- CAPMとβ値
- 正味現在価値法(NPV法)の計算方法と活用法
- 収益性指数法(PI法)の計算方法と活用法
- 内部収益率法(IRR法)の計算方法と活用法
- 回収期間法(PP法)の計算方法と活用法
- 投資判断指標の使い分け
- 将来キャッシュフローを予測する際の留意点
Requirements
- 損益計算書の基本的な読み方(不安のある方は『【初心者向け】いちばんわかりやすい決算書の読み方講座』の受講をお勧めします)
- 減価償却の仕組み(不安のある方は『【実務に役立つ!】いちばんわかりやすい「原価計算」基礎講座』の受講をお勧めします)
- できれば電卓と筆記用具が手元にあった方が良いでしょう。
Description
優良企業は、現場から上がってくる投資案をどのように検討しているのか?
自分が起案した新規事業の決裁を通すには、どのような会計データを提示すればいいのか?
キーマンは、どのような思考プロセスで投資判断を行っているのか?
現在、多くの企業が「生産性向上」という命題のため、
「生産性向上」に繋がる設備投資やシステム投資を積極的に行っています。
一般に、設備投資や新規事業投資は、多大な資金を要し、回収が長期にわたります。
緩すぎる投資判断で多額のお金を溶かしてしまっては、企業価値が毀損してしまいます。
厳しすぎる投資判断では、せっかくのビジネスの機会を逃し、ライバル企業に後れを取ってしまいます。
このように、投資の影響は非常に大きいため
その判断を誤ると、企業の存続をも危うくしてしまいます。
しかも、様々な思惑が交差する会社組織内で、
建設的に議論を行わないと、
投資の合意形成すらままなりません。
仮にプロジェクトを強引に進めてしまっては、
関係者の不満が残り、良い結果を残すことは難しいでしょう。
各メンバーが納得感をもってプロジェクトを推進するには、
初期投資額、将来キャッシュフローや割引率、投資効率、回収期間、税負担など、
「戦略的意思決定」に関する知識が欠かせません。
このコースは、
正味現在価値法(NPV法)や内部収益率法(IRR法)など、
実務上よく使われる投資判断指標について、
基礎の基礎から、段階を踏んでマスターできる講座です。
さらに、WACC(加重平均資本コスト)やCAPM(資本資産評価モデル)など、
コーポレート・ファイナンスでも使える用語も分かりやすく解説します。
すなわち、多数の投資案の中から優れた投資案を取捨選択し、
事業を加速するためのビジネス手法が学べるコースです。
さあ、あなたもこのコースを受講して、
合理的かつ説得力ある意思決定の思考法を身につけましょう!
Who this course is for:
- システム投資や大規模なプロジェクトの価値と効果を、数字で語れるようになりたい方
- NPVやIRRは何となく知っているけれど、その仕組みについてはよく分からない方
- 経営レベルの意思決定が求められる経営層・管理職
- 経営層・管理職を補佐する立場の方
- 投資に関する決裁権限を持つ事業責任者
- 提案力を高めたいコンサルタントや営業担当者
- 将来、新規事業や起業を考えている方
- ファイナンス理論と管理会計を、自身のマネジメント業務に活かしたい方
Instructor
川口宏之(HIROYUKI KAWAGUCHI)公認会計士 研修講師 著者
すべてのビジネスパーソンにとっての必須スキルである「会計」を、基礎から分かりやすく伝授する公認会計士。
受講前は「会計は難しくて苦手」「数字の羅列を見ただけで吐き気がする」と言っていた受講者も、受講後は「すんなり理解できた」「驚くほど簡単だった」という感想を漏らすほど、圧倒的な分かりやすさが強みの人気講師。
職歴としては、監査法人での会計監査、証券会社での引受審査、ITベンチャー企業の取締役CFO、 会計コンサルタントという、4つの視点で「会計」に携わった経験を持つ。
専門的な会計知識に加えて、ビジネスに役立つ会計スキルの活かし方も兼ね備える。
2012年頃から、これまでの知識や経験をもとにした会計関連の講師活動を開始。 特に、決算書の読み方・分析の仕方をテーマにしたセミナーでは、図を使った独自のメソッドが話題となり、これまで延べ1万人もの会計オンチの受講者を救ってきた。
2013年には、それまでのセミナー実績をまとめた著書『決算書を読む技術』(かんき出版)を上梓。
分かりやすさが口コミで広まり、2万9000部のベストセラーとなる。今もなお売れ続けており、増刷に増刷を重ね、現在は12刷にまで達している。
同時期より「夕刊フジ」にて連載を開始。毎週、異なる企業の決算書をピックアップして図解で分析する、という連載が好評を博し、半年に一度で紙面が入れ替わるのが常識であるにも関わらず、なん と5年半もの長きにわたる異例のロング連載を記録する。
2018年11月発売の『いちばんやさしい会計の教本』(インプレス)は、予約注文だけで、Amazonランキング第1位を5つのカテゴリーで獲得した。
2020年1月発売の『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!』(ダイヤモンド社)は、発売日からわずか4日で重版となるなど話題となった。
欧米と比べると、日本では、会計(アカウンティング)に対して毛嫌いしている人や苦手意識を持っ ているビジネスパーソンが驚くほど多い。そのため、ビジネスパーソンの会計スキルが向上すれば、 日本企業の価値が向上し、ひいては日本経済の持続的成長に繋がる、という信念のもと、「会計」を テーマにした講師活動、執筆活動を精力的に行っている。
【登壇実績】
SMBCコンサルティングやプロネクサスなどの公開セミナーのほか、東京商工会議所をはじめとする各種団体や労働組合、総合商社や製造業など上場企業等での研修・セミナーなどで登壇実績多数あり(延べ200社以上)
大手金融機関(東証一部)/大手物流会社(非上場)/大手鉄道会社(東証一部)/大手情報サービス会社(東証一部)/大手プラント会社(東証一部)/大手製造業(東証一部)/大手専門商社/中堅リース会社(非上場)/中堅鉄道会社/大手ITサービス会社(東証一部)/大手製造業グループ労働組合/中堅小売業(非上場)/総合商社グループ(東証一部)/大手新聞社労働組合 など多数
みずほ総研、SMBCコンサルティング、プロネクサス、アビタス、オービック、アイデム、税務研究会、金融財務研究会、東京商工会議所(世田谷支部、江東支部、北支部)、山口県商工会、埼玉県経営者協会、静岡県労働金庫、日本新聞協会、奈良県町村議会議長会、JAうま、白馬村商工会、熊本県商工会連合会、大分県商工会連合会、小諸商工会、相模原商工会議所、大鹿村商工会議所、茂木商工会議所、栃木県商工会、渋川商工会議所、取手商工会、牛久商工会、名張商工会議所、飯塚商工会議所、八千代町商工会、和泉商工会議所、札幌商工会議所、青森商工会議所、千葉商工会議所、名古屋商工会議所、常陸大宮市商工会、姫路商工会議所、長岡商工会議所、喜多方商工会議所、矢板市商工会、古河市商工会 など多数(※敬称略)
【著書】
・『決算書を読む技術』(かんき出版)
・『決算書を使う技術』(かんき出版)
・『いちばんやさしい会計の教本』(インプレス)
・『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください!』(ダイヤモンド社)
・『決算書の読み方・活かし方』(日本能率協会マネジメントセンター)
・『決算書の基本』(日本実業出版社)
【連載・寄稿】
プレジデント、ダイヤモンド・オンライン、週刊税務通信、夕刊フジ、ビジネスジャーナル、東洋経済オンライン、その他多数