
「このコースの目標」「このコースで学べること」「このコースの特徴」についてお伝えします。
このコースを受講する際の前提条件についてお伝えします。
このコースの受講対象者と学習上の注意点、そして評価や質問についてのお願いです。
相関関係とは何かについて、具体的な例をもちいて解説します。散布図のかきかた、正の相関、負の相関、無相関を視覚的にとらえる方法について学びます。
相関関係には正負だけではなく、強弱があります。相関関係が強い、あるいは弱いというのはどういうことなのか、視覚的に判断する方法を学びます。
2変数データをx、yの記号を用いて表す方法について学びます。この記号の使い方に慣れていくことが、今後、相関分析や単回帰分析を理解していく上でとても重要になります。
1変数データにおける、平均値、偏差、分散、標準偏差の意味と求め方について復習をします。また、平均や標準偏差の直感的な意味をグラフを用いて理解していきます。統計学の一番の基礎となる内容です。
平均値・偏差・分散・標準偏差の各公式を数式としてとらえ、練習問題を通して理解を深めます。また、散らばり具合を表す標準偏差についての直感的な理解を目指します。
2変数データを数値化していくための準備を行います。2変数データ数値化の鍵を握るのは、xとyの偏差の積であることを、図を見ながら視覚的に理解していきます。
偏差の積の総和を考えたとき、その符号と相関関係の正負の関連について学びます。図を用いて、偏差の積と相関関係との対応を理解していきます。
偏差の積の総和を、データの大きさで割った「共分散」について学びます。共分散の意味と公式を理解していきます。
具体例を用いて、共分散の計算方法について学びます。さらに共分散を計算することで、相関の正負を判断できることを学びます。
共分散と分散の関係について、それぞれの公式をみながら理解をします。実はx、yの分散は共分散の特別な場合であることを理解します。
共分散によって、相関の正負を判断することが可能ですが、共分散には問題点があります。それは単位に依存してしまうという点です。単位を換えることで共分散の値が異なってしまうことを具体例を通して学び、その解決策を探ります。
単位に依存する共分散を改良した相関係数についてご紹介します。相関係数が単位に依存しない優れた指標であることを、具体例を通して理解します。
散布図と相関係数の値との関係についてご紹介します。−1以上1以下の値を取る相関係数が変化すると、散布図がどのように変わっていくのかを視覚的に見ていきます。また、相関の強さと相関係数との関係についても解説します。
具体例を用いて、相関係数を求める練習をします。表を利用することで相関係数の求め方がより分かりやすく感じられるはずです。また、相関係数と散布図との関係についても確認していきます。
相関係数を求めるための練習問題に取り組みます。また、これまで扱ってきた例についての相関係数をご紹介します。相関係数の値と散布図を確認しながら相関係数について具体的なイメージを持つことを目的としています。
相関係数の注意点について解説します。相関係数はあくまでも直線的な関係を測る指標であることと、相関係数は外れ値の影響を大きく受けることについて、具体例を通して学びます。
相関関係と因果関係の違いについて具体例を用いて解説します。また、相関関係が因果関係を含む概念であることを図を用いて理解します。疑似相関や交絡変数という用語についても学びます。
中学校の数学で学ぶ、直線の方程式について復習をします。切片や傾きについての意味を理解し、グラフが書けるようになることを目標とします。
単回帰分析とはどのような分析なのかについて解説します。回帰直線に数値を代入することで、予測ができるということについて、具体的な計算を通して理解していきます。
すべての点にできるだけ近い直線である回帰直線の求め方の概略について解説します。残差平方和と呼ばれる量が最小になるような傾きaと切片bを求める「最小2乗法」の流れについて見ていきます。
偏微分を用いて、実際に回帰直線を求める方法を解説します。
回帰直線の傾きと切片を求めるための公式をご紹介し、公式の使い方について学びます。
回帰直線の公式を用いて、回帰直線の式を求める練習問題に取り組みます。
回帰直線の性質について学びます。1つ目は、回帰直線は必ず平均を表す点を通ること。2つ目は、回帰直線の傾きである回帰係数は、(相関係数)×(xとyの標準偏差の比)で表されることです。
単回帰分析を行う際の4つの注意点のうち、このレクチャーでは最初の3つの注意点について解説します。相関係数でも解説した注意点に加えて、「目的変数から説明変数を予測してはいけない」について具体的に見ていきます。
単回帰分析の4つ目の注意点「外挿は避ける」について理解していただくために、内挿と外挿とは何かについて解説します。外挿を避けるべき理由を具体例を使って見ていきます。
回帰直線の当てはまりのよさを表す指標である決定係数を導入していきます。0以上1以下の値を取る決定係数の値の大きさによって、予測の精度を知ることができます。
決定係数のイメージをグラフを用いてとらえていき、決定係数の定義について理解を深めていきます。
決定係数の定義を用いて、具体的に求めていく方法について解説します。
決定係数のもう1つの定義をご紹介します。イメージ図を用いて視覚的にとらえていきます。今回ご紹介する定義式を用いて、決定係数を実際に計算してみます。
決定係数と相関係数との関係についてご紹介します。実は、単回帰分析においては、決定係数は相関係数の2乗で求めることができます。
このコースのまとめです。
ゼロから統計学の重要分野である「相関分析」「単回帰分析」を学べる入門コースです!
このコースでは、ゼロからスタートして「相関分析」「単回帰分析」の
基本的な内容を身につけていくことを目標としています。
特に相関分析・単回帰分析の意味の理解に重点を置いたコースとなっています。
私は数学講師として20年以上、数学が苦手な生徒を指導してきました。
よりわかりやすく、効率の良い教え方を研究しています。
このコースでも、できる限り丁寧にわかりやすく、イメージを大切にした解説をしていきます。
実は私自身、統計学で苦労した経験があります。
30冊近くの統計本を読み込み、ようやく統計学の内容が
理解できるようになりましたが、ここまで来るのにかなりの時間を要しました。
皆さんには、もっと短時間で効率よく統計学を学んでほしいという
強い思いから、このコースを作りました。
統計学には、初めて学ぶ人がつまずきやすいポイントがあります。
このコースではそのつまずきやすいポイントについて重点的に解説していきます。
以前に公開した「数学講師が教えるゼロからの統計学入門」よりも、数式は多めになりますが、
Σ記号等は用いずにできるだけ丁寧に数式の解説をしています。
また、イメージが湧きやすいように図やグラフを多めにしています。
復習用のレクチャーもご用意していますので、ご活用いただければと思います。
ポイントとなる部分には練習問題も用意していますので、ぜひ一度
動画を止めてご自身の手で問題に取り組んでみてください。
このコースの特徴
✓入門コースだけど共分散、相関係数、単回帰分析、決定係数まで学べる!
✓数式はできる限り丁寧に解説
✓仕組みの理解に重きを置いた解説
✓図やグラフをたくさん使ってイメージを大事に
✓練習問題で理解が深まる
注意事項
※エクセルやRを使った演習は扱っていません。
※初歩的な内容までの解説です。仕組みの理解に重点を置いたコースです。
本コースはゼロからスタートして、相関関係や単回帰分析の基本的な部分までを最速で学べるコース
になっていますので、ご理解いただければと思います。
最後に
統計学は、私たちの身の回りにある様々なデータとの付き合い方を教えてくれる学問です。
そして、統計学はすべての人にとって役立つ重要な知識です。
統計学を学び「データを正しく読み解くスキル」を一緒に身につけていきましょう!