【2019】だれでもできる!スカルプトリス解体新書で3DCGデビュー〜キャラクターモデリング編〜
What you'll learn
- 3DCGスカルプティング(3DCG彫刻)の基礎的な概念がわかる。
- 直感的な操作で3DCGの制作を行うことができる。
- 3Dペイントの概念がわかる
- 3DCG画像をPhotoshopで合成してリアルな質感をもったリアルイラストを制作することができる。
Requirements
- Pixologicのサイト(あるいは国内代理店のオーク)から、無料の3DCGスカルプティングソフト《Sculptris》をダウンロードしておくことをお勧めします。
- このスカルプトリスを使った3DCG造形では、ペンタブレットを使うことで筆圧を利用した強弱のある造形を行うことができますので、ペンタブレットの使用を推奨します。
Description
----------------【ご注意ください】----------------
このコースでご紹介している《Sculptris》は、2020年の6月に
ダウンロードやアップデートのサービスを終了しております。
ですのでにダウンロードしている方を対象としたコースになりますので
ご了承ください。
無料の3Dスカルプティングには、ZBrush CORE miniをお勧めいたします。
他のコースでZBrush Coreの講座も開講しておりますので、
ぜひそちらをご覧ください。
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この講座は、3DCGスカルプティングのソフトとして現在3DCGの業界標準となっているZBrushを扱う前の導入編として、sculptrisという無料のソフトについてご紹介する講座です。
《はじめに》
「迫り来るデジタル時代の大波に飲まれない!」
これは、自分から一歩進んでその波に乗っていこうと私自身がデジタル時代に踏み出すときの思いです。
2017年はARやVRによるコンテンツが続々と登場するデジタル時代の大波と言えるのではないかと予想されます。いままで静止画だったものから動画が当たり前になり、平面だったものが3D化し、アナログが一斉にデジタルに変わるような変化が様々な業界・業種で本当に起っています。
あなたのお仕事や業界にもきっとデジタル化の波が押し寄せているのではないでしょうか?インターネットがいつからか空気のように当たり前になったように、ものづくりやイラスト、グラフィック、などの世界でもきっと3Dが空気のように当たり前のものになると予想されます。
FaceBookやTwitterのようなSNSの普及で情報や流行の鮮度も短くなり、アイデアがカタチになる工程もデジタル化で格段に早くなりました。今日のアイデアが明日にはカタチになる時代です。
私の知り合いのフィギュア原型師もデジタル化によって年間に作れる作品数が単純計算しても10倍になったといいます。平面から3Dに移行したイラストレーターも、リアルな質感表現やカメラアングルを自由に変更できる3Dに移行したことで、イラストのバリエーションが増え、急な修正にも素早く対応できるといっています。またアクセサリーデザイナーは、3Dで作った指輪のデータをオンライン上にアップロードすれば購入者は自由に金属を選んで指輪を購入できるシステムもあるので、もう金属の在庫を個人で抱えるリスクも必要ありません。
2020年のオリンピックいるイアーに向けて様々なコンテンツが作られて需要が膨らんでいる中、2017年はまさに3Dをはじめるベストタイミングかもしれません。
このスカルプトリスはこれからすぐにでもはじめられる3DCGソフトです。
3DCGについて全くの初心者のかたでも、気軽に3DCGでの造形・彫刻を学ぶことができる《Sculptris》(スカルプトリス)というアプリケーションは基本画面のほとんどが直感的に理解できるアイコンばかりで構成されているので、ZBrushの英語表記の基本画面に抵抗感のある人でもスムーズにデジタルモデリングを始めることができます。
年々あらゆる業界でのデジタル化が進み、
3DCGを学んでおくことは
転職の際に、あるいは新卒入社の際に企業から求められる
必須スキル習得という面から見ても、
映像や3DCG、ゲーム業界、歯科技工士、デジタル原型師、イラストレーター、広告デザイン、3Dプリントという幅広い
仕事の選択肢を得ることに直接的につながるといえるでしょう。
Who this course is for:
- 3DCGをはじめてみたいと思っている人
- 3DCGは難しそうで諦めていた人
- 3DCGでゲーム業界を目指している人
- 3DCGで映画業界を目指している人
- 3DCGで作ったデータを3Dプリントしてみたい人
- 気軽に、気楽に、手作り感覚で、直感的な操作で3DCGを始めたい人
- 3DCGスカルプティングの中級者、上級者には向いていません。
Instructor
長野県出身。
WAKUI CREATIVE STUDIO代表。
3DCGモデラーとして活動。
ロサンゼルスのデザインスタジオ《Bart Kresa Design》に日本人クリエイターとして参加し、アメリカ、インド、日本を始め世界中のプロジェクションマッピングのショーで用いる3DCGモデルの制作を手がけ、2015年のアメリカのミュージアムでのショーでは全シーンのアイディア構想も手がける。
2016年には日本国内最大のエンターテインメントショー
《ドラゴンクエストライブスペクタクルツアー》のプロジェクションマッピングの制作にも参加。
2017年
●題名のない音楽会5000回記念プロジェクションマッピング制作に参加
●サンマテオミュージアム150周年記念プロジェクションマッピング制作に参加
また現代美術の作品を制作する立体造形作家としても活動の幅を広げ、3DCGによる立体造形や陶芸の粘土による作品を制作し、
個展やグループ展、アートフェアにて作品を展示。
またフリーのイラストレーター、キャラクターデザイナーとしても活動し、ユニバーサルスタジオジャパンのキャラクターの衣装やイラストレーション、プロジェクションマッピングなどアートワークに携わる。
2016年より京都造形芸術大学、総合造形コースにて
デジタルモデリングの講師を勤める。
2018年、3D造形師集団【ウルトラモデラーズ】を立ち上げ、
フルカラー3Dプリンターを用いたアート作品の展覧会を企画、運営し、クラウドファンディングでの資金調達を成功させ、大阪と東京で【ウルトラモデラーズ】の展覧会を開催。