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Rust完全マスター:所有権から並行性まで日本語で学ぶ
105 students

Rust完全マスター:所有権から並行性まで日本語で学ぶ

メモリ安全とゼロコスト抽象化を武器に、プロダクション品質のRustコードを書けるエンジニアになる実践講座
Last updated 7/2026
Japanese

What you'll learn

  • 所有権・借用・ライフタイムの三本柱を概念から理解し、借用チェッカーと友達になれる
  • Vec、HashMap、構造体、列挙型、Option、Resultを駆使した型安全なデータモデリング
  • std::thread、Arc/Mutex、mpscチャネルを使った安全な共有メモリ並行プログラミング
  • tokioとasync/awaitによる大量同時接続を捌く非同期サーバの設計と実装
  • rayonによるデータ並列化でiter()をpar_iter()に変えるだけの高速化テクニック
  • イテレータ、map、filter、fold、クロージャを駆使した関数型スタイルの記述法
  • ?演算子、thiserror、anyhowを使ったプロダクション品質のエラー処理パターン
  • ジェネリクス、トレイト境界、トレイトオブジェクトによる柔軟な抽象化設計
  • serdeによるJSONシリアライズとcargo testを使った単体テスト・ベンチマーク
  • RAII、型ステート、Newtype、ビルダーといったRust流デザインパターンの活用

Course content

7 sections50 lectures
  • Rustの誕生物語:Mozillaの実験から世界標準言語へ5:25

    2006年にMozillaのGraydon Hoare氏の個人プロジェクトとして始まったRustが、Firefoxのレンダリングエンジン刷新を経て世界標準言語へ、そしてLinuxカーネルや巨大テック企業への採用に至るまでの軌跡を、約20年の年代別タイムラインで一望します。Mozilla時代から財団時代への移り変わり、そして日本国内の代表的な採用事例も並べて見ることで、「なぜ今Rustなのか」が直感的に腑に落ちます。

  • Hello, Rust:println!マクロで最初の出力を確認する3:48

    Rustで最初に書く定番プログラムを実際に動かしながら、fn main()というエントリーポイント、末尾の!で見分けるprintln!マクロの正体、そしてcargo runで実行する基本の流れを体験します。日本語の文字列をそのまま出力できることや、\nや\tといったエスケープシーケンスでステータス表のように整形する挙動も同じ画面で確認し、println!が関数ではなくマクロである理由にも触れます。最後はキャラクターのステータスカードを組み立てる小さな例で総仕上げします。

  • 変数とミュータビリティ:letとmutが意味するもの6:51

    Rustでは変数がデフォルトで不変(immutable)で、変更したいときだけ明示的にmutを付ける——他言語と一線を画すこの設計を、自分のコードで確かめます。letで束縛した変数は再代入できないこと、mutを付けると値を更新できること、さらに同じ名前で型まで変えて再宣言できるシャドーイングを動かし、「安全はデフォルト、危険は明示的に」というRustの思想を肌で感じます。レベルやスコアの計算を題材に、mutとシャドーイングの違いも整理します。

  • 基本データ型:整数、浮動小数、真偽値、文字を扱う7:41

    i32・u8・u32・u64・f64・bool・charといったRustのプリミティブ型を宣言し、型注釈の有無による推論の違い、デバッグビルドでの整数オーバーフローの挙動、そしてchar型が漢字一文字も絵文字も収まる4バイトUnicodeスカラー値であることを一気に確認します。{}と{:?}の使い分けやasによる型変換も出力で見ながら、「いつi32を使い、いつu32を使うか」という実務の判断基準まで身につきます。

  • 文字列の二面性:&strとStringの使い分けを実感する6:31

    初学者が必ず躓く「文字列に二種類ある」という事実に正面から向き合います。文字列リテラルが&strであること、String::from()やto_string()でヒープ上のString型に変換できること、関数には&strを渡す慣習、そして+演算子やformat!マクロでの結合方法を、出力を見ながら習得します。所有権にはまだ深入りせず「こう書けば動く」レベルで使えるようにし、後の本格学習への地ならしをします。最後は登場キャラクターの紹介文を組み立てる例で仕上げます。

Requirements

  • 変数、関数、ループといった基本的なプログラミング経験があること
  • WindowsかmacOSかLinuxのいずれかでターミナルを操作できる環境
  • rustupとcargoをインストールできるインターネット接続のあるマシン
  • テキストエディタまたはVS Code、RustRoverなどのIDEをセットアップできること
  • 英語のエラーメッセージを必要に応じて翻訳ツールで読む意欲

Description

This course contains the use of artificial intelligence.

Rustは今、システムプログラミングの常識を塗り替えつつあります。Linuxカーネルへの正式採用、Microsoft、Google、Amazon、Meta、Discordといった巨大テック企業での本番投入、そしてStack Overflow開発者調査で長年「最も愛されている言語」の座を守り続けている事実は、もはや偶然ではありません。C++並みの速度を保ちながらメモリ安全性をコンパイル時に保証するという、これまで「両立不可能」と言われてきた要件をRustは現実のものにしました。ガベージコレクタなしで、データ競合なしで、Null参照例外なしで動くシステムを構築できる時代が到来したのです。本コースは、その革命の波に乗りたい日本語話者のために、Rustの全体像をゼロから丁寧に、しかし妥協なく解説します。

本コースの最大の特徴は、概念と実装を切り離さず織り交ぜたカリキュラム設計にあります。コースは七つのセクションで構成され、各コーディングセクションは、まずその分野の背景・歴史・「なぜそうするのか」を語る短い概念レクチャーで幕を開け、続けてすぐに手を動かすハンズオンのコーディングレクチャーへと流れ込みます。Hello, Rustや変数といった最初の一歩から、if式・match式・ループといった制御フロー、関数・モジュール・クロージャ、配列・タプル・Vec・HashMap・構造体・列挙型・Option・Resultといったコレクションと型の表現力、そしてstd::thread・Arc/Mutex・mpscチャネル・tokio・rayonによる並行非同期処理、イテレータと関数型スタイル、?演算子・thiserror・anyhow・ジェネリクス・トレイトオブジェクト・serde・cargo testまで、実務で必須の領域を一つずつ自分の手で動かしながら身につけます。各コーディングレクチャーは、ゲームやRPGになぞらえた親しみやすい題材で進むので、文法そのものに集中しながら楽しく手を動かせます。

そしてコースの締めくくりには、最終セクションの末尾に、借用チェッカーの内部動作、ライフタイムの本質、トレイトの設計哲学、ゼロコスト抽象化と単相化、そして主要な設計パターンといったRustの心臓部を、コードを離れてじっくり掘り下げる一連の深い概念レクチャーを用意しました。一通りコードを書けるようになったあなたが、「なぜあのエラーが出るのか」「なぜこの設計なのか」を本質から理解し、Rustの世界観を腹の底から納得するための仕上げです。

本コースが想定する受講者は、他言語の経験はあるけれどRustは初めてという中級プログラマ、C++やGoから乗り換えを検討しているエンジニア、組み込みやWebAssembly、バックエンドAPIでRustを採用したい開発者です。前提知識は基本的なプログラミング経験のみで、ポインタやメモリ管理の深い知識は不要です。受講後には、所有権モデルを自然に意識したコードが書け、借用チェッカーのエラーを恐れず読み解け、非同期ランタイムを使った並行処理を設計でき、serdeでJSONを扱い、cargo testで品質を担保する、そんな実戦力が身についています。

構文だけを教えるチュートリアルではなく「なぜそうなっているのか」という設計思想まで踏み込むからこそ、所有権がなぜ三つのルールで定義されているのか、ライフタイムがなぜ型システムに統合されているのか、トレイトがなぜ継承ではなく構成なのか——その答えを理解したとき、Rustは「難しい言語」ではなく「正しさを強制してくれる頼もしい相棒」に変わります。今すぐ受講登録して、あなたのキャリアを次の十年に通用するレベルへ引き上げましょう。

Who this course is for:

  • 他言語の経験はあるがRustを体系的に学んだことがない中級プログラマ
  • C++やCからより安全な言語への移行を検討しているシステム開発者
  • GoやJavaから高性能・低レベル領域へキャリアを広げたいバックエンドエンジニア
  • 組み込み、WebAssembly、CLIツールでRustを採用したい開発者
  • 所有権や借用で挫折経験があり、もう一度基礎から学び直したい再挑戦者