Raspberry Pi Picoで作る!USBショートカットキーデバイス。Pythonで手軽に電子工作しよう!
What you'll learn
- Raspberry Pi Pico(ラズパイピコ)の概要・必要な部品
- Raspberry Pi Pico(ラズパイピコ)の開発環境設定
- Pythonプログラミング基礎
- 電子回路基礎
- LED、電子ブザー、スイッチのGPIO制御
- LED、電子ブザーのPWM制御
- USB HIDデバイスの作り方
- アルミケースを使った筐体作成
Requirements
- プログラミング経験や電子工作経験は一切不要。基本的なPC操作が出来ればOK!
- プロトタイプまでであれば、はんだごて含む一切の工具は不要!
Description
プロトタイプと完成品
本コースでは以下2つの選択肢があります。
プロトタイプまで製作して終了
プロトタイプ製作を経て完成品まで全て製作
ケースの有無とスイッチ部品が異なりますが、どちらもソフトウェア的な機能としては同じです。1であれば、はんだごてを含む一切の工具は不要で短時間で制作できます。2まで作る場合は工具が必要になりますが、実用性と達成感が高いものとなります。
コース概要
実用的に使えるUSBデバイスを作ることで、Raspberry Pi PicoやPythonプログラミングの基礎を学び、自ら考えてRaspberry Pi Picoを活用した様々な応用機器が作れることを目標とします。
Raspberry Pi Pico(ラズパイピコ)をこれから始めてみようと思っている方にも分かる内容になっています。
継続して学習しやすいように各レクチャーは短時間で区切ってありますので、隙間時間の学習にもご活用ください。
成果物の詳細
「USBショートカットキーデバイス」は、PCにUSBで繋ぐスイッチ搭載デバイスです。例えば、各ボタンに「コピー」や「貼り付け」等のショートカット、オンライン会議システムの「ミュート切り替え」「仮想デスクトップ切り替え」「領域指定のスクリーンショット」「コマンド入力して実行」などを割り当てられます。
特徴
実用性が高い
材料費が安い
オリジナリティが出しやすい
実際に弊社の技術ハンズオン、ウェブ会議、動画編集作業時にも使っております。
配送料などを除けば、電子部品の材料費としては2,000円程度です。
ショートカットキーの割り当てだけでなく、一気に連続でキー入力する操作や順番でキー入力する複数操作にも対応可能です。
必要な機器
プロトタイプまで製作する場合、開発するためのPCと、Raspberry Pi Pico(ラズパイピコ)本体など数点の電子部品があれば大丈夫です。
完成品まで製作する場合は、アルミケースとパネルスイッチ、工具が必要になります。工具は既に家にあるものや100円均一ショップのものなどでも代用できます。
コース内で詳しく説明しています。
Who this course is for:
- IoTに関心がある方
- 電子工作に関心がある方
- Raspberry Pi Pico(ラズパイピコ)に関心がある方
- マイコンボードに関心のある方
- USBを使ったガジェット作りに関心がある方
- Pythonプログラミングを学んでみたい方
Instructor
【活動】
主に自治体、企業、大学などでAI・IoTのハンズオン講師を行っています。学校教育のように網羅的に学ぶのではなく、目的をもってストーリーを組み立て、学ぶべき内容を絞り、ステップバイステップで講義を行っています。
これからは新しいものづくりの時代が来ると予測しており、ハード、ソフト、データサイエンスを融合したAI・IoT・ロボティクスに力を入れています。
【技術】
電気系エンジニアとしての経歴が長いですが、学生時代の頃から独学でソフトウェアを学んでいます。
ソフトは、ポケコンでのBASICに始まり、C/C++、JavaScript、Pythonがメインです。
ハードは、PICマイコンから始まり、Arduino、Raspberry Pi、micro:bitがメインです。
最近はディープラーニング、機械学習に注目し、TensorFlow、scikit-learn、OpenVINOなどを使っています。
ちなみに業務では多層ビルドアップ基板で設計していましたが、家では趣味で感光基板を作ってました。最近はハンダ付けがつらいです。
【経歴】
JellyWare株式会社 CTO
大学院(修士課程)修了後、大手電機メーカーにて約15年間カーオーディオ・カーナビゲーションの電気設計開発者として従事。2015年からはJellyWare株式会社にて、ガジェット製品の開発、スマホアプリの開発、AI・IoTの技術ハンズオン講師、技術コンテンツ制作などを手掛ける。