
本講義では学習をサポートするための資料を4つご用意しています。
1、学習用Webサイト
2、Excelブック
3、サンプルフロー
4、PAD学習用サンプルアプリ
1、学習用Webサイト
「1. 本講義の資料」 → 「リソース」から、講義内でご紹介したWebページをご確認いただけます。講義の番号と1対1で対応する形でWebページをご用意しています。(※外部ページへ遷移します)
2、Excelブック(Excelブック.zip)
上記と同じく、講義内でご紹介したExcelブックをご用意しています。zipファイルを解凍してからご使用ください。講義の番号と1対1で対応する形でブック名を付けています。
3、サンプルフロー(サンプルフロー.zip)
講義内でご紹介したフローをご用意しています。zipファイルを解凍してからご使用ください。テキストファイル(メモ帳)にコードが記載されているので、その内容をコピーし、フローの編集画面に貼り付けるとご使用いただけます。
4、PAD学習用サンプルアプリ(PAD学習用サンプルアプリ.zip)
講義内でご紹介したデスクトップアプリをご用意しています。zipファイルを解凍してからご使用ください。初めて使用する際には警告の画面が出てくるので、動画を参考にして手順をご確認いただけますと幸いです。
Power Automate for Desktopとは何か?を一言でいえば、クリックやキー入力を自動化するためのツールです。クリックやキー入力などの手動操作を1つ1つプログラムに置き換えることで、誰でもカンタンに自動化を実現できます。また従来プログラミングが困難だったレガシーアプリの操作にも対応できるのも、PADならではの大きな強みです。
まずはPADを使った最も代表的な自動化の事例である「異なるアプリ間のデータ転記」を例にイメージを付けていきましょう。
Windows10もしくは11をお使いであれば誰でも無料でPADを使うことができます。もしお使いのPCにダウンロードされていなかった場合、下記のページから.exeファイルをダウンロードできます。ぜひこちらも併せてご確認いただけますと幸いです。
■Power Automate のインストール
https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-automate/desktop-flows/install
本日からいよいよPADで初めての自動化のプログラムを作ります。具体的にはメッセージボックスで文字列を出力するプログラムを題材に、起動~保存まで一連の流れを体感していきましょう。
アクション:1つ1つの処理、作業
フロー:自動化のプログラム
上記2つを理解できればバッチリなので、ぜひ手を動かしながら言葉の意味を学んでいただければと思います。
最近はほとんどのアプリケーションがWeb上で動くようになっています。みなさんが自動化したいアプリ(勤怠システム、会計システム、受発注管理システム..など)もブラウザ上で動くモノが多いのではないでしょうか。そのため本講座でも特にWebに関する操作は多めに解説させていただきました。
特にブラウザの操作をする際には拡張機能のインストールが必須です。「エラーでブラウザが起動できない..」という場合には、拡張機能がインストールされていない場合も多いです。ぜひこちらご確認いただきたいのと、それでも上手くいかない場合はPAD自体をアンインストール(削除)してもう一度試してみてください。
PADでブラウザを操作することは、画面上のリンクやボタン、フォームを操作することに他なりません。そのためUI要素を操作する場面はこれから何度も出てきます。
UI要素:画面を構成する部品
上記の概念をこの動画ではしっかりと理解しておきましょう!
本格的なブラウザ操作の自動化に取り組んでいきます。「ログイン作業」という題材になるのですが、みなさんの毎日の業務でも『Web上のサイトにアクセスしてデータを入力する』という場面は多いと思います。
またテキストやボタンの操作など色々な知識が要求されるので、今回の内容はPADでブラウザを操作するためのエッセンスが詰まった内容となっています。
1、ブラウザを起動する
2、UI要素を指定する
3、アクションを行う
上記3つのステップに則って学んでいきましょう。
PADを使った自動化の代表である「Webスクレイピング」をご紹介しました。『Webページからデータを抽出する』アクションは今までと若干動きが異なるので、難しさを感じた方もいらっしゃるかもしれません。ぜひWeb上の色々なデータを取得しながら使い方を身に付けていきましょう。
ちなみに本日の内容はPower Queryでも同じことができることにお気付きでしょうか?実は表形式のデータであればPower Queryでも取得が可能で、しかも取り込んだデータはそのままExcelで編集できます。下記の動画で解説しているのでぜひチェックしてみて下さい。https://www.youtube.com/watch?v=JLlLbnbk2Nw
ただし2番目の題材でご紹介したテキストデータの取得は別です。こちらは表形式ではないのでPower Queryで取得することはできず、PADを使う必要があります。自動的にページをめくっていく動作なんかはまさにPADの真骨頂ですよね。
このように「目的に応じてツールを使い分ける」という発想はすごく大切です。全てをPADでやろう!とせずに、目的に合ったツールを使いこなせるよう私も色々な考え方をご紹介させていただきます。
プログラミングの超重要概念である変数について学んでいきます。「箱へ値を格納する」という非常にシンプルな機能ですが、アプリから取得したデータを加工する際に必須の仕組みです。
1、変数を宣言する
2、値を代入する
上記2つのステップに基づいて、まずは何度もフローを作りながら感覚をつかんでいきましょう。
データ型とは変数が扱える値の種類を示すモノです。PADで扱う値には文字列, 整数, 小数など様々な種類があります。自分がどの種類のデータを扱っているか?を理解しておかないと、思わぬ箇所でエラーが起こってしまいます。
数値型:"10"などの数値
テキスト値型:"こんにちは"などの文字列
リスト型:複数の値を一まとめにした型
データテーブル型:表形式の値を扱うための型
上記4つの型を中心に学んでいきましょう。
条件分岐とは値や条件によって処理を分岐させるための仕組みです。こちらを使うことで「この場合はこう」「この場合はこう」みたいに、自動的に判断や判定を行うフローを作ることができます。
今までのように上から順番に1つずつ実行されるのではなくて、条件に当てはまった時にだけ実行される(当てはまらならなければスキップされる)点を覚えておきましょう。
繰り返し処理とはその名の通り、1つの処理を何回も繰り返しで実行させる仕組みです。人が行うと面倒な作業もカンタンに繰り返し業務を自動化することができます。カウンターのイメージを使って学んでいきますので、イメージを大切にしながら内容をマスターしていきましょう。
リスト型の変数とは複数の値をひとまとめにしたモノであり、こちらを扱う際には繰り返し処理と組み合わせていく必要があります。実務における大量のデータを操作する際の基本の操作となっていますので、イメージを大切にしながらマスターしていきましょう。
データテーブル型の変数とは行と列で構成されるデータを格納するための型であり、Excelなどの表形式のデータを扱う際に大活躍します。
前回はリスト型の変数(箱が1列に並んだモノ)を操作していきましたが、今回はそれが縦にも横にも広がっていきます。同じく繰り返し処理によって操作する点がポイントになりますので、前回の内容を復習しながら学んでいきましょう。
業務で最も良く使われるアプリケーションはExcelであり、PADでもExcelを自動化したい場面が多く出てくると思います。ただしExcelを操作することが目的ではなく、Excelを通じてブラウザやデスクトップアプリを自動化できることが大切です。Excelを起点に様々なアプリを自動化できる基本を学んでいきましょう。
PADを使ってExcel間のデータ転記を行います。もちろんVBAやPower Queryを使ってもこちらは実現することもできますが、重要なのはその考え方です。条件分岐、繰り返し処理、変数などの仕組みを使って、目的のデータを一つずつ探し出していく必要があります。特にアプリ間でデータを転記するには一度「変数に格納する」という前準備が必要となります。ステップバイステップで1つ1つの作業を丁寧に理解しながら学んでいきましょう。
前回の動画ではExcel間のデータ転記を行いましたが、今回はそのデータをWeb上のフォームへ入力していきます。Excel → ブラウザという異なるアプリケーション間でのデータの受け渡しになるのですが、まさにPADの初心者卒業・免許皆伝という内容となっています。2つのアプリを行き来するので混乱しないよう注意をしてください。
UI要素を取得しても上手く操作できない場合、その多くはセレクターが原因です。PADを使って本気で自動化したいと思ったら、セレクターを知っておかなくてはなりません。そしてそもそもセレクターを理解するにはHTMLの基礎をある程度知っておく必要があります。
・HTMLはタグによって意味づけをする言語である
・WebページはHTMLによって構成されている
・PADはWebページの中から階層構造で目的のモノを探し出す
上記3つのポイントを中心に学んでいきましょう。
PADはWebページを構成するHTMLのコードを見ることによって、画面上の部品を探していました。そしてHTMLのコードを辿っていくための、要素を指定するための条件式のことをセレクターと呼びます。
body > button
要素(body, button):HTMLタグ
>:階層構造を表す記号
セレクターの内容に基づいてPADは画面上のリンクやボタンを探しています。上記2つのポイントを中心に学んでいきましょう。
セレクターとは操作対象を指定するための仕組み(条件式)のことであり、「要素」と「階層構造」を表す記号の2つから構成されていました。
body > button
そして更に細かく要素を指定したい場合には属性が必要となります。
body > button[name="ボタン"]
上記のように[](ブラケット)で囲むことで、タグに属性を指定することができます。画面内の要素を正確に指定する際に必須の仕組みとなっていますので、書き方と併せて理解しておきましょう。
セレクタの総集編としてRPAチャレンジの問題を解いていきます。こちらはUiPath社が用意したRPA学習のためのサイトです。登録ボタンをクリックする度に画面のレイアウトが変化するので、セレクタの学習にもってこいの題材となっています。
■RPAチャレンジ
https://www.rpachallenge.com/?lang=JA
実務のWebサイトでセレクタを編集する感覚をぜひつかんでいきましょう。
デスクトップアプリとはパソコンに直接インストールして使うタイプのソフトであり、具体的にはメモ帳やワード、また皆さんが職場でお使いの業務用のアプリケーションなどを指しています。特に業務用のアプリの多くはデスクトップアプリであることも多く、こちらを題材としたPADの操作を学んでいきます。
「UIオートメーション」アクショングループを使用するのでアクション自体は異なりますが、その基本は今までと同じです。
・アプリを起動
・UI要素を取得
・アクションを行う
上記の基本をしっかりと意識しながら自動化のフローを作っていきましょう。
Excel → デスクトップアプリへのデータ転記について学びます。Excel、デスクトップアプリ、繰り返し処理など、今まで学んできた知識をフル活用しながら自動化のフローを作成していきましょう。
■講師プロフィール
鳥羽 眞嘉 -Toba Masahiro-
ユースフル株式会社 Power Automate(クラウドフロー)・PAD(Power Automate for Desktop)・Excel VBA・ExcelPro VBAコース・Java・C++コース開発責任者。青山学院大学経済学部を卒業後、エンジニアとして大手通信会社のシステム開発に従事。プログラミング言語のみならず、ネットワークやOS、 Webアプリなど多岐にわたるIT技術に精通。後にユースフルへ参画。UdemyのPower Automate for Desktop講座は現在ベストセラー講師に認定されている。
■Microsoft製のRPAツール(Power Automate for Desktop)についてゼロから学ぶためのコースです。
基本的な使い方から解説し、次のような自動化のプログラム(=フロー)を作成します。
・Webのデータを自動収集するフロー
・ブラウザ上のフォームへ入力する作業を自動化するフロー
・基幹システムの操作、入力作業を自動化するフロー ..etc
■Power Automate for Desktopってどんなツール?
Power Automate for DesktopはMicrosoft製のRPAツールであり、クリックやキー入力できているならどんなモノでも操作可能です。特に従来の技術では難しかったブラウザやデスクトップアプリ(基幹システム)も扱える点に強みがあり、次のような作業を自動化できます。
・Webページのクリック,データ入力作業
・基幹システムへの入力, 転記作業
・Webスクレイピングを使った効率的なデータ収集
しかもWindows10,11のPCをお持ちの方なら無料 かつ コーディング不要であり、次世代の自動化ツールとして期待されています。
■なぜこの講義を作ったか?
しかしこれだけ素晴らしいツールでありながら、実際にPower Automate for Desktop(=PAD)を使いこなせている方は少ないのではないでしょうか?
・そもそもPADを使って何ができるのかわからない
・アクションやフローなどの用語が難しく挫折した
・PAD独特の操作画面に慣れない
そんな初学者の方に向けて本講座ではPower Automate for Desktopの基礎を解説します。PADで何ができるのか?といったそもそもの疑問から、アクションやフローなどの基本を丁寧に解説しています。初めて自動化に挑戦される方も安心してご受講ください。
■受講後のゴール(みなさんの姿)
特に実務頻出である「Webフォーム、基幹システムへの入力作業(アプリ間のデータ転記)」を中心に、1ランク上の自動化を目指す際には必須となるプログラミングの知識(変数, 条件分岐, 繰り返し処理)を解説しています。
5時間弱の動画となりますが、ブラウザや基幹システムの基本的な操作であれば自動化できるレベルの知識が身に付きます。
・面倒な単純作業は全てロボットに任せる
・コーヒーを淹れている間に入力作業が終わってしまった
・別の作業をしている間にレポートが完成していた
そんな未来の働き方を目指し、一緒に学んでいきましょう!
■本講義の特徴(他にはない3つのポイント)
1、専用Webページ, デスクトップアプリをご用意
2、実務に必要なことだけをコンパクトに
3、セレクターの仕組みを徹底解説
1、専用Webページ, デスクトップアプリをご用意
PADを学ぶ際には「動画を見る」だけではなく、実際に自分の手でプログラムを作ることが大切です。そこで受講者限定で専用の「Webページ」と「デスクトップアプリ(=基幹システムを模したモノ)」をご用意させていただきました。実務の場面をイメージしながら手を動かして学習できるので、現場で使える知識を身に付けることができます。
2、実務に必要なことだけをコンパクトに
学習者の貴重な時間を奪わないよう、徹底的に無駄を削ぎ、厳選されたカリキュラム構成となっています。Microsoftを知り尽くしたユースフルだからこそ、みなさんの仕事がラクになる1番の近道を模索し続け、業務効率化に直結するテクニックを厳選してお伝えします。
3、セレクターの仕組みを徹底解説
実際にPADを使い始めた方で、次のような悩みはないでしょうか?
・赤枠は出ているけど上手くUI要素を取れない
・複雑なWebページになると途端に操作できなくなる
・昨日まで動いてたのに動かなくなった
実はこれら全て、セレクターの仕組みが関係しています。従来の教材ではあまり解説されなかったセレクターについて、本講座ではHTMLの基礎から解説し『RPAチャレンジ』の問題が解けるまでレベルアップしていきます。
■講師からのメッセージ
ここまでご覧いただきありがとうございます!
最後に私からのメッセージとしては「Power Automate for Desktopを学ぶことはみなさんのキャリアを劇的に変える可能性を秘めている」という点です。
今まで自動化できなかった雑多な業務も、クリックさえできればPADで全て自動化できます。単純作業はロボットに任せることで、より付加価値の高い仕事へ集中する。コーヒーを淹れている間に仕事が終わってた..そんな未来が待ってます!
また生成AIを中心としたITのテクノロジーがたくさん登場する中で、プログラミングをベースにした技術(=RPA)について学んだ経験は大きな財産になります。自分の業務は自分で自動化できて、かつRPAを中心としたプログラミングの技術を理解しているって、本当にすごいことだと思いませんか?
新しい分野なので覚えること多くて大変かもしれませんが、しっかりとサポートさせていただきます。ぜひ楽しくPADを学んでいきましょう!講義でお会いできること楽しみにしております!