【ネットに流れる情報(パケット)を見る】パケットキャプチャソフトを使って、生データを解析して、一段上の技術者になろう。
What you'll learn
- ネットに流れる情報の単位(パケット)を理解できる
- パケットを捕まえるフリーのソフト(Wireshark)のインストールと初期設定
- Wiresharkソフトの基本的な使い方
- データ傍受方法(パケットキャプチャ)
- 目的のパケットの探し方
- パケットの構成
- MACアドレスとIPアドレスの関係
- ログインWebサイトでhttp通信だと危険なのか?が通信傍受でわかる
- ログインWebサイトでhttps通信だと安全なのか?が通信傍受でわかる
- MACアドレスから製造メーカーやパケットを検索する
Requirements
- インターネットに接続したPCを持っていること
Description
Wiresharkをインストール
ネットワークのデータを解析するなら、最もメジャーで、かつフリーのソフト、
Wiresharkを準備しましょう。IoTにも必須です。
Wiresharkの使い方
Wiresharkを使って、ハードディスクがパンクした・・・なんて話があります。
何故なら、そこに流れるデータは膨大なので、パケットキャプチャを開始すると、
どんどん、パケットのデータが溜まっていくからです。
そこで、まずは、起動、停止、画面構成、表示形式、パケットリストの見方と、
基本的な使い方を覚えます。
HTTP通信のパケットを探す
私が準備した、Webサイトにアクセスを行い、そのデータ通信のパケットを取得します。
ただし、それだけの作業でも、膨大な(数千の)パケットが取得されます。
その膨大なパケットから、目的とするHTTP通信のパケットを探す方法を、
いくつか学んでいきます。
HTTP通信パケットの詳細
HTTP通信のパケットを見つけた後は、そのパケットの構成を学びます。
結論から言うと、パケットはレイヤー構造になっています。
レイヤーというのは、パケットがいくつかの層にわかれていることで、
各層ごとにプロトコル(仕様、規約)があって、その上でデータ通信が成立しています。
生データを見ながら、その構成を学びましょう。
Webログインを検証する
世の中には、沢山のログインページがあります。
httpだと危険で、httpsだと安全だと言われています。
本当なのでしょうか?
実際に、パケットを傍受することで、その検証を行います。
Who this course is for:
- インターネットにおけるデータ通信の仕組みを理解したい方
- ネットワーク、IoTを学びたいけど、その初歩として、馴染みのHTTP通信・HTTPS通信を手始めに勉強したい方
- Webの通信の仕組みを理解したい方
- Webアプリを開発して、正しくデータが送られているかチェックしたい方
- http通信だと、IDとパスワードが簡単にハッキングされることを実感したい方
- https通信だと、IDとパスワードが暗号化されることを実感したい方
- https通信でも、設定によっては、IDとパスワードが解析できることを知りたい方
Instructor
もとは、異業種からの転職組。
ITベンチャー企業を経て、
都内のシステム開発会社で勤務する。
その傍ら、ネット上では、
「サーチマン佐藤」と名乗り、メルマガ、Webサイト等を展開。
企業、公的団体様から依頼を受け、セミナーなどを実施。
特にメルマガは、2005年から発行し、読者数が2万人を超えています。