
1913年に和食は世界無形文化遺産に認定されたことをご存知の方はどのくらい、いらっしゃるでしょうか。当時は、世界に和食の素晴らしさを広める活動がなされましたが、月日が経過した今、世界遺産に認定された本当の意味をお伝えすることで和食の素晴らしさを改めて理解できると考えました。
家庭料理や季節の伝統食、日常食の食習慣などを11コンテンツに渡り対談形式にお話していきます。
日本食といえばお米。お米は神話の時代から日本人の祖先が受け継いできた、欠くことのできない日本食の食材の一つです。お米はどこから伝承されたのか、どんな意味があるのか。また、お米の漢字の興味深い内容をお伝えします。
米からできている日本酒は嗜好品は勿論ですが、和食の調味料には欠かせないものです。
今では世界に羽ばたく日本酒の可能性や酒造の昨今などをご紹介します。
日本酒が和食の大きな脇役者としてあることをお伝えします。
伝統食の日本食の中には多くの発酵食品があります。
代表的な、味噌、醤油をはじめ、地方特有の漬物などがあります。地域の特徴や収穫できるお野菜などを活かした漬物などをご紹介。特に大豆から作られる、食のお薬とも言えるお味噌についてお話します。発酵マイスター、石川様にご登場頂きます。
食は人が生きてきた上で不可欠なものです。日本は古来から八百万の神の恩恵を受け、今日も伝えられている食がある事を簡単な時系列とともにお伝えします。仏教が伝わると同時に様々な食事法や今も使われる言葉もあります。御供え、神饌などに触れていきます。
世界文化遺産に指定された項目のひとつに、年中行事と密接な関りを持っている事も大きな評価の一つでした。
お正月料理のおせちなどは、社会的、文化的特色が現れています。季節の節目の節句のお料理のいわれを中心に、伝えていきたい伝統食についてお話します。
戦国の世が過ぎた江戸時代は、あらゆる生活が落ち着きを見せ、日本の食文化も大いに発展した時代ともいえます。今なお日本食の代表選手と言われる献立に、江戸から生まれたものが数多くあります。高級和食のイメージの懐石料理、会席料理、本膳料理の違いに触れていきます。
日本は鎖国という時代もありましたが、時代の流れで外国との交流により洋食が一部の人たちに伝わりました。特に戦後は今の日本の外食産業、ファストフード代表、カレーやラーメン、オムライスなどが一般にも広まりました。昭和の懐かしい食卓の思い出など、仲間と共にフリートークで進化していく様子をお伝えします。
日本食は今では世界から注目を集める料理ですが、日本には鎖国時代があったり、島国であること等から他国に比べ独自の食文化が出来上がりました。世界の三大料理と言われるものの特徴と日本食の位置、調理法などを比較しながらお伝えします。
旨味は酸味、塩味、苦味、甘味に加え日本人が昆布だしから発見した、5番目の味です。
かつてより日本人は、乾物などから、旨味を生かして調理をしていましたが、科学的に旨味成分が証明されたのは近年のこと。旨味が日本食のベースになっている事をご紹介していきます。
日本食が大きく注目されはじめたのは、1975年アメリカの<マクガバンレーポート>が公開されてからです。その内容は、元禄時代に以前に食されていた日本食であると評価したもので、文化遺産認定にも非常に大きな影響を与えました。また、健康な体に必要な発酵食品。発酵マイスター石川様にご登場頂き、わかりやすくお話頂きます。
弥生から古墳時代に箸の使用があると言われるが、祭祀や儀式に使われる重要な祭器でした。食事をする道具として用いられるのは聖徳太子の時代からで、高貴な人たちだけが食事に使っていました。箸の始まり、箸の文化、箸という言葉からこれからの日本食の未来と可能性をお話し、日本食の魅力を浅くではありますが広くお伝えし、結びといたします。
当コースは、日本食の伝統文化を広く優しくお伝えする事を目的としました。
日本食は今では世界中に広まり、美しさ、味、健康にも非常に良いことが広まる時代となりました。しかし、この大切な食文化を誰もが知っている訳ではありません。忘れ去られているかもしれません。
世界文化遺産となった和食は、名誉な事だけではなく、我々が伝え伝承していかなければいけない役目を担う事であると考えます。日本料理は特別な料亭のものだけではなく日頃の生活に根付いている日本人の礎です。
和食を愛する全ての人が、先人の築いた歴史文化を知る事で、和食の素晴らしさを改めて感じていただけたらと思います。