
エンジニアリングとサイエンスの違いを学び、ITエンジニアにはどちらの能力も求められることについて解説します。
ITエンジニアは単にシステム開発を行うだけではありません。ITの利活用も含めた価値を生み出す職種であることを解説します。
ITエンジニアと言う職業はITのプロです。本レクチャーではITのプロとしての考え方や心構えについて解説します。
エンジニアリングにおいてメカニズムの把握能力、構築能力は大切なスキルです。本レクチャーではメカニズムを把握する能力の大切さについて解説します。
メカニズムを把握するには視点の使い分けが重要です。本レクチャーでは、大きく捉える視点と細かく捉える視点、それらの使い分けについて解説します。
全レクチャーで解説した二つの視点、それと共にシステム開発の現場では、理学的視点と工学的視点を使い分ける必要が有ります。本レクチャーでは、システム開発の場において、どのように理学的視点と工学的視点を切り替えるのかについて解説します。
把握したメカニズムを整理する観点や手法について解説します。
メカニズムを分析して整理する練習をしてみましょう。この演習では物体のメカニズムを分析・整理する練習を行います。
ここでの成果物はレクチャー13の演習で使いますので、保存しておいてください。
メカニズムを分析して整理する練習をしてみましょう。この演習では組織のメカニズムを分析・整理する練習を行います。
物事を分析したら、それを誰かと共有し、共通理解として合意形成する必要が有ります。本レクチャーでは合意形成に役立つ手法として、見える化について解説します。
分析結果を表現する方法として、マインドマップについて解説します。
分析したメカニズムを見える化し、アウトプットする練習をしてみましょう。この演習では、レクチャー9で行った演習結果をマインドマップで表現する練習を行います。
物事には目的と手段が有ります。本レクチャーでは、手段ばかりではなく目的も常に見据えることの重要性について解説します。
手段を講じるにはいくつかの観点が重要になります。本レクチャーでは、手段をエンジニアリングする3つのポイントと、手段から目的を達成させるために必要な理学的視点、工学的視点の使い方を解説します。
手段を創り出す練習をしてみましょう。この演習では、自動改札機の問題解決手段を考えます。レクチャー15で学んだ3つのポイントを意識して、手段を創り出すことに取り組んでみてください。
ITのプロであるITエンジニアには、導き出した手段やその考え方について説明責任が問われます。そのロジックや根拠を誰かに共有するには見える化が大切です。本レクチャーでは、物事の考え方やロジックを見える化する、ロジックツリーについて解説します。
ロジックツリーは何を起点に考えるかによって3つのアプローチに分かれます。本レクチャーでは、現場で最も出会うケースが多くなる問題解決の場面を想定し、一般的な問題分析技法である「なぜなぜ分析」と「Whyツリー」について解説します。
Whyツリーを使って問題分析を行う練習をしてみましょう。この演習では、とあるスーパーマーケットの問題分析を行います。問題文で挙げられている意見をよく読み、問題の全体像(論理構造)を表してみましょう。
ここでの成果物はレクチャー21の演習で使いますので、保存しておいてください。
ITエンジニアリングの現場では、目的を起点として手段をブレイクダウンし、具体的なタスクを導き出すシーンも数多く発生します。本レクチャーでは、目的と手段の連鎖を創り出す「Howツリー」と、ロジカルに思考を広げるコツについて解説します。
目的を達成する手段を考え、Howツリーを使って目的と手段の連鎖を構築する練習をしてみましょう。この演習では、レクチャー19で行ったWhyツリーを活用し、問題の解決手段をHowツリーで表現する練習を行います。この時、レクチャー15で学んだ3つのポイントも意識しつつ取り組むことで、エンジニアリング力をより一層トレーニングすることができます。
製造現場で多く活用される三現主義の考え方ですが、ITの現場においても大切な考え方になります。本レクチャーでは三現主義の概要について解説します。
ITによって構築されたシステムやプログラムは、どこで動かしても原則同じ挙動を取るはずです。しかし、場合によっては現場ごとに異なる挙動を示すことも有り得ます。本レクチャーでは三現主義の現の一つ、「現場」について解説します。
システム開発、システム運用の現場では、論理的に同じである複数の環境を構築し、開発や本番運用を行うケースが多く有ります。しかし、論理的に同じであるはずなのに異なる挙動を示すことも多々あります。そのような場合、現物を確認することが何よりも大切です。本レクチャーでは三現主義の現の一つ、「現物」について解説します。
ITシステムにおいて障害が発生した場合、「想定外のことが起きた」「予想外の挙動をした」と言われることが有ります。しかし、コンピュータと言うのは人間によって作られたプログラムを愚直に実行しているに過ぎず、今目の前で起きている事こそ現実であり、ITエンジニアは現実をしっかり向き合う必要が有ります。本レクチャーでは三現主義の現の一つ、「現実」について解説します。
本講座を通じて学んだことを振り返り、まとめます。
ここまでに行った演習問題の回答例を添付しますので、参考としてご活用ください。
最後に講師から受講者の皆様へメッセージがございます。
本レクチャーをもって、本講座を締めくくらせていただきます。
ご受講お疲れさまでした。ありがとうございます。
”ITの学習は未経験だが、ITエンジニア職で採用された。まず何を学べば良いのだろう?”
”プログラミングは学生時代に学んできたが、いざITエンジニアとしてやっていくために必要なことは何だろう?”
新卒採用された新人たち、あるいは採用活動中の学生たちと会話すると、このような疑問を良く投げかけられます。
ITエンジニアに求められる能力とはどのような能力でしょうか?
例えばプログラミングやデータベースなどの技術的知識は当然必要でしょう。しかしながら、それらの技術要素はITエンジニアにとっては【道具】の一つにすぎません。
エンジニア=技術者として道具を適切に・正しく活用できるのは言うまでもありません。そのために技術的研修を受けることはとても大切でしょう。
しかし、ITエンジニアはそれだけで良いのでしょうか?
ITエンジニアは、ただ単にIT技術を道具としてモノを作ればいい、と言うわけではありません。それだけなら、ITが進歩し市民権を得た昨今、自動でモノを生成するツールも有れば、ツール類を駆使して非ITエンジニアの人物が日曜大工で何かを生み出してしまうことも珍しくありません。
では何が大切なのか?
ITエンジニアは【プロ】の技術者です。プロである以上、ITと言うものに対して責任を持ちます。そして単にモノを作るだけならばアマチュアでもできる世の中ですが、プロはさらにその先を求められます。
プロに求められるもの、それは【価値】です。ITエンジニアと言うITのプロは、IT技術を駆使して【価値を生み出す】ことが大切です。
ITによって価値を生み出し、その価値が開発者⇒サービス提供者⇒ユーザーと様々なステークホルダー(利害関係者)を巡っていく過程で、各ステークホルダーはその立場なりの価値を感じます。
ITのプロであるならば、自分たちが提供するITにより、「どのような価値が生まれ」「誰が」「どのように価値を享受するのか」を説明できる必要が有ります(説明責任)。
ITエンジニアを目指す、それはすなわち「ITに対する説明責任」を持ち、「ITによりステークホルダーに価値を提供する」ことを目指すこと、とも言えます。
本講座では、これから初めてITエンジニアの世界に飛び込む人物や、社会人1年目のIT企業の新人向けに構成された、ITエンジニアになるために必要なマインドを醸成する講座です。物事の捉え方や意識の向け方、考えを整理する力などを養うことを目的としております。
新人研修の一環として、あるいは新たにITエンジニアを目指す方にご活用いただける講座となっております。是非、ご検討ください。