【IoT101】知識ゼロから作って学ぶIoT入門
What you'll learn
- IoT初学者がおさえておくべきIoTの基礎知識が身につきます
- Arduino IDEとIoTマイコンを使ったIoTデバイス試作の流れを把握できます
- 簡単なIoTのデモができるようになります
- MQTTを使ってセンサーをインターネットにつなぐしくみを習得できます
- スマートフォンから遠隔地の自作IoT機器を操作するしくみを習得できます
- IoTの本質を理解し、「何ができそうか」閃くための土台作りをします
Requirements
- マイコンを使ったプロトタイピングに興味があること。
- IoTのモノをつなぐしくみを、手を動かして実感したいという熱意があること。
- 会社などで管理されているパソコンやネットワーク環境ではハンズオンができない場合があります。個人のパソコンとご自宅のネットワーク環境でハンズオンを進めていただくことをお勧めいたします。
- お使いのパソコンにUSB Aソケット(一般的なUSBソケット)がない場合は、USB Aソケットへの変換アダプタが必要です。
- ハンズオンには無線LAN環境(2.4GHz)が必要です。
Description
【このコースに適した方】
このコースには、マイコンとMQTTを使ったハンズオンや、サンプルプログラムの解説が含まれます。技術的なしくみに興味のある方に適したコースです。
IoTのしくみを使ったモノ作りをはじめてみたい方、これからIoTに携わるIoT初学者のIT担当者といった方に多く受講いただいているコースです。
【このコースで取り扱わない内容】
スマートシティ、スマート農業などのIoT関連システムのトピック、AWS、GCPなどのIoTサービスやその使い方、データ解析や無線通信規格といったIoTに関連するすべてのトピックが網羅されているものではありません。
あくまでも、IoTのコアの構成要素としくみにハンズオンを通して実際に触れることで、IoTの本質をつかむことを目的としたコースです。
【コース概要】
このコースは、IoTに必要不可欠なコアな構成要素と、モノを「つなぐ」仕組みにフォーカスすることで、IoTの本質をつかむことを目的としています。これからIoTを活用したい方、まずはIoTのしくみをおさえておきたい方、IoTの簡単な実験を通してIoTのしくみを実感したい方に最適な内容です。
このコースでは、試作機を作って動かすハンズオンを通してIoTを実感します。人感センサーとLEDを使った簡単なIoTデバイスを自作し、IoTで広く使われているMQTT通信規約で、パソコンやスマートフォンのブラウザからLEDを点灯させたり、人感センサーの状態を確認する簡単な実験をし、IoTへの理解を深めます。
また、IoT初学者がIoTを理解するために最初に知っておきたいトッピクである、IoTの基本構成やマイコン、プロトタイピング、ブレッドボード、Raspberry Pi、Arduino、MQTTプロトコルなどについておさえます。
「IoTで出来ること」を実感し、その本質にせまることで、IoTを使って「何ができそうか」ひらめくためのきっかけにしていただけたら大変嬉しいです。このコースが、新たな一歩を踏み出すきっかけとなることを願っています。では、本講座でお待ちしています!
今後、本講座で習得した内容を活かすことができる、より実践的な内容のコースを公開していく予定です。
【各セクションの学習内容】
はじめに
このコースの目的や学習内容について解説します。
ハンズオン準備
ハンズオンで使うモノについて解説します。また、オープンソースで無償のマイコン用開発環境である、Arduino IDEのインストールと環境設定を行います。
IoTの基礎
IoTの基本構成、IoTで広く使われているマイコン、重要視されるプロトタイピング、ブレッドボードの使い方、ハンズオンで使う無線LAN内蔵マイコン、マイコンとRaspberry Piの使い分けについて解説します。
IoTのT 物理空間につなぐ
ハンズオンを中心に、物理空間につなぐフィジカルコンピューティングの基礎に触れます。Arduino IDEに拡張機能を追加し、サンプルプログラムを使ってLEDを点滅させたり、人感センサの状態を確認したりするハンズオンを通して、物理空間につなぐ、サイバー空間から物理空間に手を出すとはどういうことなのかを、おさえます。
IoTのI インターネットでつなぐ
IoT機器とコンピュータがインターネットでつながるしくみに触れます。IoTの通信規約の概要、MQTTなどについて解説し、サンプルプログラムを使ってネット経由で、パソコンやスマートフォンで動かすブラウザからセンサの状態を見たり、LEDを操作したりするハンズオンを通して、インターネットにモノをつなぐとはどういうことなのか、どのようなしくみでつながるのかをおさえます。
IoTの本質とは(コースのまとめ)
このコースを通してIoTのどこに触れたのか、また、「IoTの本質とは何か」、「モノをスマートにするとはどういうことなのか」を確認します。
【更新情報について】
本コースはハンズオンを中心に進めていきますが、今後システム変更等に伴い手順が変わる場合がありますことを予めご了承ください。
更新情報はできるだけ早く掲載していきますが、手順通りに動かないなどのご不明点がある場合は、お気軽にお知らせください。
Who this course is for:
- IoTの基本的なしくみをおさえたい方
- これからIoTに携わる、IoT初学者のIT担当者
- IoTのしくみを使ったモノ作りをはじめてみたい方
- これからIoTを業務に活用していきたい方
Course content
- Preview03:36
Instructor
インターネット黎明期、TCP/IPプロトコルスタックの開発とオペレーティングシステムへの組み込み、ルーターやパケット交換機のプログラムのサステイニングに携わる。TCP/IPを使ったインターネットが広く使われるようになったことを機に、北米スタートアップ企業複数社にて20年以上にわたり技術者として参画する。
MONOxIT(モノクロスIT)創業後は、モノを使ったIoTハンズオンセミナーを企画・開催するとともに講師を務め、IoTやAI技術を業種や職種を問わずさまざまな人に伝えている。対面でのセミナー受講者数は1,500名以上。セミナーの他にIoT教室も運営し、ITコンサルタントとしても活動する。