
このレクチャーでは、この講座で「やること」「やらないこと」を明確にします。
ダンスとの向き合いを整えるための時間です。
このレクチャーでは、この講座全体で何を扱い、どこへ向かっていくのかを共有します。
ゴールを先に知る事で、安心してこの先の内容に向き合える状態をつくります。
※ 動きを覚える講座ではありません
この講座は、振り付けや動きを覚えるための講座ではなく、
ダンスとの向き合い方、考え方、捉え方を整えることで、
結果として「踊り」が変わっていくことを目的としています。
なぜ「なぜ」を扱うのか?
このレクチャーでは、
「うまくやろう」「正解を出そう」とする意識が、
動きの立ち上がりをどのように止めてしまうのかを整理します。
ダンスが止まる原因は、技術不足ではなく、
判断が先に立ちすぎている状態であることが多い。
まずはその構造を、言葉で理解するための時間です。
ここでは、判断を“消す”のではなく、後ろに下げるという考え方を共有します。
動き → 感覚 → 判断
この順番に戻すことで、
自然に身体が動き始める状態が生まれます。
次の実技セクションへ進むための、
頭と身体の準備段階です。
このレクチャーも、ひとつの上・下半身セットの動きを使いながら、
・動きを分解して確認する
・力を「強める / 抜く」を選択する
・その結果を自分のダンスに接続する
というプロセスを、一本の流れとして完結させます。
ここで大切なのは、
「うまく見せること」ではなく、
自分の身体が何を選んでいるかに気付くことです。
実技を終えた今の感覚を、
評価せずに、そのまま振り返ります。
踊れた・踊れなかったではなく、
何に迷い、何に気付いたのか?
その整理が、これからのダンスに繋がっていきます。
そして次に、『 判断が自分に戻ってくるということ 』
ここまで進めてきた中で、
「どう動くべきか?」を外に求める感覚が、
少しずつ変わってきているかもしれません。
正解を探すのではなく、
今の自分はどう感じているのか?
その判断が、自分の中に戻ってくる感覚を確認します。
この講座は、何かを身につけさせるためのものではありません。
すでに持っている感覚に気付き、
それを信じて動いていくための時間でした。
この先、どんなダンスを選ぶかは自由です。
ここで得た感覚を、あなた自身の現場で使ってみてください。
ダンスが伸び悩む理由は、技術不足ではありません。
多くの人は「新しい技を足さなければ」と考えます。
しかし本講座では、
既に持っている動きを “編集する” という発想を提案します。
足の動きを分解する
組み合わせを変える
意味を持たせて再構築する
それだけで、踊りは変わります。
30年間、現場で指導を続けてきた中で見えてきたのは、
上達とは「足し算」ではなく「見方の転換」だということ。
本講座は、
ただのステップ集ではありません。
ダンスを“理解”し、
自分の踊りを自分で組み立てられるようになるための思考講座です。
人前で自信を持って踊りたい方。
こっそり練習して、静かにレベルアップしたい方。
伸び悩みから抜け出したい方へ。
ダンスは、生き物です。
あなたの中で、自由に育ててください。
『 ダンスをもっと楽しく、あなたらしく 』