3分で心を動かすメッセージコントロール講座
What you'll learn
- 「メッセージ」という概念を意識することで、コミュニケーションがスムーズになります。
- 話し手があなたに好感を持つようになります。
- 相談を持ち掛けられることが多くなります。また、相談した方から感謝されるようになります。
- 相手がたくさん話し、多くの情報を提供してくれるようになります。
- 日常会話も弾むようになり、周囲の人もあなたを好ましく思うようになります。
- 不必要な誤解をされることも少なくなります。
Requirements
- ご自分の表情をチェックするために手鏡やスマートフォンをご用意ください。
Description
【コミュニケーションに最も影響するのは〇〇!】
はじめまして。メンタルレスキュー協会理事長の下園壮太です。
私たちメンタルレスキュー協会は、プロのカウンセリングスキルをトレーニングする団体です。そこで重視している「メッセージコントロール」はコミュニケーション全般に非常に効果のある基本スキルです。そこで、今回は、一般の方向けに、このメッセージコントロールを紹介することにしました。
メッセージコントロールを一言でいうと、自分が相手にどのようなメッセージを伝えているか(相手にどう伝わっているか)に関心を向け、自分の思いができるだけしっかり伝わるように様々な要素をコントロールすることです。
さて、皆さんは、誰かと話をしているとき、相手に「一番影響を与えているのは何なんだろうか」と考えたことはありますか。
多くの場合「何を話すか」に意識が向いています。しかし、たとえばセールスの場面で、正しいことを理路整然と話せば、相手は商品を買ってくれるでしょうか。
そうではないですよね。むしろ「少し、いやな奴。商品の良さはわかったけど、この人からは何となく買いたくない」と思われるかもしれません。
コミュニケーションに一番大きな影響を与えているのは、実は「見た目」なのです。と言っても、化粧やスーツのことではありません(もちろん外見も大切です)。一番重要なのは、豊かな表情や、声のトーンや大きさ、速さ、あいづちの打ち方なのです。
先のセールスマンの場合、例えばしかめっ面の表情や話し方のスピード、質問の仕方などで、お客さんを少し馬鹿にしているようなメッセージが出ていたのかもしれません。
コミュニケーションの中で、うなずきやあいづちが大切ということは、これまでにも聞いたことがあるかもしれません。でも、そこで止まっているのです。
実は知っただけではだめで、トレーニングしなければ身につかないのです。これはスポーツの上達と同じです。野球のバッティングをいくら本で勉強しても、実際にボールを打たなければうまくはなりませんよね。
私たちメンタルレスキュー協会は、カウンセラーを育成するときに、カウンセラーがどういう表情をして相談者の話を聞いているかをビデオで撮り、それを自分で見てもらう訓練を行います。自分の表情を見て、多くの人がショックを受けます。
そうです、私たちは、コミュニケーションに一番大きな影響を持つ、自分の表情についてあまりにも関心を持たず、トレーニングもしていないのです。
このビデオでは、メッセージコントロールの基礎技術(表情、相槌のうちかた、話のスピード、要約の仕方、質問の仕方など)を一つ一つ解説し、デモンストレーションしたうえで、視聴者の皆さんがしっかり自分の姿を確認しながら、トレーニングできるようにメニューを組みました。
コミュニケーションの基礎技術をトレーニングしようと思うと、だれか相手がいないとなかなか実践的な練習ができないものです。でも、普通、そんなことにお付き合いしてくれる人もいないし、頼むの、練習自体も恥ずかしい。
だからこそ、このビデオでは、実践的な場面の中で、視聴者の皆さんが、何度でも練習できるように工夫しました。
このビデオで、誰に見られることもなく、一人でじっくりとトレーニングを積めば、必ず、皆さんのコミュニケーションが劇的に改善していくことでしょう。
Who this course is for:
- 何となく人に良い印象を持ってもらえない方
- なぜか、誤解されることが多い方
- お客様との会話や電話対応などをもっと円滑に進めたい方
- 恋人や友達との会話をもっと楽しくしたい方
- もっと相談事をされる、頼れる存在になりたい方
Instructor
特定⾮非営利利活動法⼈(NPO法⼈)メンタルレスキュー協会理事⻑、 同シニアインストラクター。元・陸上⾃衛隊メンタル教官。
陸上自衛隊初の⼼理幹部として多数のカウンセリングを経験。自衛隊の衛⽣隊員(医師、看護師等)に、メンタルヘルス、コンバットストレス(惨事ストレス)コントロール等を教育。平成21年には産経新聞社主管の「国⺠の自衛官」を受賞。イラク派遣や東日本大震災時には、陸上自衛隊のメンタルヘルス施策に関する全般アドバイザーを担当。自殺後の周囲へのケアチームのメンバーとして、約300件以上の自殺や事故にかかわる。平成28年8月、退官。
自衛官在職中から、産業カウンセラー協会や県、⼤学院、民間企業等に対し多くの講演・講義・カウンセラー向けトレーニングを提供してきた。
メンタルヘルスやリーダーシップ関連の著書30冊以上。 その他、うつリハビリ期のDVD作成、日経BSジャパンの朝のニュース番組コメンテーター、雑誌等の連載執筆業も。