マーケティング初心者が最強戦略を創る為に必要なたった1つのこと~生成AIで探る『消費者インサイト』~
What you'll learn
- マーケティング戦略立案時に必要な『インサイト(Insight)』の概念を、事例を交えて学ぶことができます。
- インサイトを発掘する為に必要な定性調査(インタビュー調査)の知識を学ぶことができます。
- インサイトを発掘する為に必要な定性調査(エスノグラフィ)の知識を学ぶことができます。
- マーケティングとマーケティングリサーチの関係性について学ぶことができます。
- 生成AIを利用した『インサイト』の探索方法を学ぶことができます。
Requirements
- 要件は特にありません。『マーケティング』、『インサイト』に興味のある方は是非ご覧ください。
Description
この講座は、会社でマーケティングや商品・サービス企画を行っている方、個人で起業・副業をやっている方向けの講座です。是非以下をご一読ください。
『まずはお客様のニーズを聴いてみよう』
どんな業界でもよく言われる言葉です。
お客様の意見や要望を聴くというのは商売をする上での基本だと思います。
でもこれってやってみると分かるのですが、お客様から売上に直結するようなニーズを聞き出すのって非常に難しいのです。
というよりも『ニーズ』という言葉自体が現代マーケティングでは死語に近くなっています。
なぜならば、ニーズを満たすだけではモノが売れない時代になっているからです。
例えば『あなたが旅行に行く時、どんなホテルに泊まりたいと思いますか?』
と聞かれたらどう答えますか?
大概の人は、『部屋が広くて、静かで、窓からの景色がきれいで・・・』
なんて答えるのではないかと思います。
しかし、だからといって『部屋が広くて、静かで、景色がきれいなホテル』を作ったら繁盛するホテルになるかというとそんなことはありません。
だって、世の中にそんなホテルは山のようにあるのですから。
お客様の頭の中で、ホテルは『部屋が広くて、静かで、景色がきれい』なのはもはや当たり前のことで、宿泊先を選ぶ決め手にはならない訳です。
言い換えれば、何か『プラスアルファ』がないとお客様は選んでくれないのですね。
このようにお客様の口から出てくるニーズを満たすのは必要ですが、それだけだと商品は売れず、『プラスアルファ』が必要です。
このプラスアルファのことをマーケティングでは『インサイト(Insight)』と呼びます。
言い換えると『お客さん自身も気付いていないその商品への欲求や不満』です。
これを探し当てて自分の商品や販売戦略に織り込むと、売れ行きが劇的に変化します。
なぜならばインサイトはお客様の深層心理の中にあり、『そうそう!こういうものが欲しかったんだよ!』と言わしめるようなものだからです。
インサイトの概念はもう何十年も前からあるのですが、日本で注目されてきたのはここ最近です。
現代社会では、お客様が持っている当たり前のニーズを押さえているだけでは商品は売れない時代になっており、今後、このインサイトを見つける事があらゆる業界のマーケティングの中心になってきます。
あなたの業界も例外ではありません。
本講座では、この『インサイト(Insight)』にスポットを当て、
●インサイト(Insight)ってそもそも何なのか?
●インサイト(Insight)をビジネスに利用して成功した事例
●自分の商品・業界のインサイト(Insight)を見つけるにはどうしたらよいか?
●生成AIを使ったインサイト探索の方法とその事例
をみっちりと解説いたします。
【追加:2025年3月19日】
生成AIを使ったインサイト探索の方法とその事例を追加しました。
Who this course is for:
- 企業のマーケティング部門に配属された、または既に配属している初心者または新入社員
- 商品企画、マーケティング戦略立案を担当しているビジネスマン
- 自身で商品企画や戦略立案を行っている小規模事業者
- マーケティングで使われる『インサイト(Insight)』の概念を深く勉強したい方
Instructor
横浜国立大学大学院博士課程前期修了。
自動車メーカーで15年間勤務後、2016年に独立し、マーケティングリサーチコンサルティング事務所『Lactivator』を設立。
以降、ランドセルメーカーや資格学校などの中小企業を中心にマーケティングの支援を行っている。
また故郷群馬県の地方創生にも取り組んでおり、2017年に一般社団法人『KING OF JMK』を設立。同法人代表理事を務めている。
【著書】
『アンケートは仕込みが全て』 2025 (Booko出版)
『上毛かるたはカタル~群馬県民の誇り 44枚の札に秘められた真実~』 2023 (Booko出版)