
「マーケティング=広告・SNS」だと思っている。そんな場面で止まっていませんか。
この講座は、マーケティングの用語を暗記するための講座ではありません。講座で約束する変化は、担当する商品・サービスについて、「誰に・何を・いくらで・どこで・どう伝えるか」を1枚の設計図にまとめ、その理由を数字で説明できるようになることです。知識を増やして終わるのではなく、実際の仕事で説明・比較・判断するときに使える形まで進めます。
■ なぜ、知識だけでは仕事で使えないのか
現場で困るのは、言葉を知らないことだけではありません。「マーケティング=広告・SNS」だと思っている。会議で「ターゲットは20〜30代女性」と言って止まる。値段の決め方に根拠がない。良い商品なのに売れない理由が説明できない。AIに相談しても一般論しか返ってこない。本や動画で個別の用語を覚えても、目の前の資料や案件に当てはめる順番が無ければ、結局は感覚に戻ってしまいます。
そこで本講座では、最初に見る場所を決め、次に数字や事実を分け、最後に自分の言葉で結論を作ります。判断の途中を飛ばさないので、正解だけを覚えるのではなく、条件が変わったときにも同じ手順を使えます。
■ この講座で目指す到達点
講座を通して、次の行動が取れる状態を目指します。
・担当する市場を「顧客・競合・環境変化」の3つの窓で整理し、書き出せる
・セグメンテーションからターゲットを1つ選び、選んだ理由を数字と言葉で説明できる
・ポジショニングマップを描き、自社が選ばれる理由を1文で言い切れる
・製品・価格・チャネル・プロモーションの整合を点検し、ずれている箇所を指摘できる
・3つの値決めの型を使い分け、値引きが利益をいくら削るかを計算できる
・STPと4Pを1枚の設計図にまとめ、社内で説明できる
中心にあるのは「担当する商品・サービスについて、「誰に・何を・いくらで・どこで・どう伝えるか」を1枚の設計図にまとめ、その理由を数字で説明できるようになる」という一つの変化です。また、市場を3つの窓で整理できる、ターゲットを選んだ理由を数字と言葉で言える、ポジショニングマップを描いて「選ばれる理由」を1文で言えるという成果へつなげます。
■ 早い段階で、まず一度やってみます
視聴6〜10分の 1-3【Quick Win】。担当商品(なければ同梱のサンプル商品)をAIに渡し、「誰に・何を・なぜ選ばれるか」の3行を出させ、1行を自分の言葉に直して声に出す。ここで「自分の商品が言葉になる」体験が起きる。最初から自分の会社の資料や難しい案件を用意する必要はありません。講座内の題材で手順を確かめてから、自分の仕事へ置き換えます。
■ 講座の進み方
・導入:この講座の地図と、3週間の進め方/マーケティングは「売り込まなくても売れる状態」を作ること/【Quick Win】担当商品を、AIと3行で言い直す
・市場を見る:市場とは「誰かの困りごと」の集まり/外部環境を3つの窓で見る/リサーチは「聞く」前に「見る」/お客さんは、こうやって決めている
・STP:セグメンテーション — 市場を切る/ターゲティング — どこを狙うか決める/ポジショニング — どう見られたいか/【演習】ポジショニングをAIに言語化させ、誤りを正す
・商品とブランド:製品は3つの層でできている/製品ライフサイクル — 今どの段階かで打ち手が変わる/ブランドとは「思い出してもらえること」/新商品が売れない3つの理由
・値決めと売り方:値決めは、いちばん強い利益のレバー/値決めの3つの型/割引は最後の手段 — 10%引くと何が起きるか/チャネル — どこで売るか、誰に運んでもらうか
・デジタルとまとめ:デジタルの集客は、役割分担で考える/既存のお客さんを離さない/サービスのマーケティングは、少し違う/小テスト(動画)③ 値決め・売り場・伝え方
各セクションは、前の章で作った見方や材料を次の章で使う順番になっています。途中の演習では、講師の手本を見る、自分で同じ手順を再現する、自分の題材へ置き換える、という流れで進めます。式や枠組みだけを示して終わらせず、どの情報を拾い、何を比べ、どこまで言えればよいかを一つずつ確認します。
■ この講座の特徴
1. 設計書で定めた一つの変化に絞っています
扱う範囲を広げすぎず、「担当する商品・サービスについて、「誰に・何を・いくらで・どこで・どう伝えるか」を1枚の設計図にまとめ、その理由を数字で説明できるようになる」ために必要な順番へ絞りました。周辺分野を網羅することより、受講後に一つの仕事を自分で進められることを優先しています。
2. 実際のレクチャー名どおりに進みます
掲載ページだけで大きな効果を約束しません。カリキュラムにある題材・演習・まとめの範囲で学びます。講座に無いツール、制度、手法を、説明文だけに足してはいません。
3. 判断の根拠を言葉にします
数字やフレームワークを出して終わるのではなく、「なぜその結論にしたか」「何が変われば結論も変わるか」を言える形にします。仕事で質問されたときに、答えだけでなく根拠まで示せる状態が到達点です。
4. AIは答えを決める人ではなく、抜けや反論を見つける補助として使います
AIを使う場面でも、最終判断は受講者自身が行います。入力する情報、確かめる前提、採用しない出力を区別し、AIの回答をそのまま貼り付けない進め方を扱います。特定の有料機能に依存せず、講座内で示す範囲で進めます。
■ 講座内で使うもの
・マーケティング設計図テンプレ(Googleスプレッドシート・STP+4P・サンプル2社の記入例つき・自社データに差し替え可)
・ポジショニング言語化AIプロンプト(3ツール併記)
・値引きインパクト計算シート(値引き率を入れると必要な販売増が出る)
資料がある場合も、数字や文章を自動で正解にするものではありません。考える順番をそろえ、抜けを減らし、自分の結論を残すために使います。自分の資料を持っていない方は講座内の題材で進め、持っている方は同じ欄へ置き換えられます。
■ この講座が向いている方
大手企業の若手〜中堅で、商品・サービスに関わっているが「マーケティング」を体系で習ったことがない人(営業・企画・販促・開発・カスタマーサポートを含む)。副で、中小企業の経営者・後継者で、自社の売り方を一度整理し直したい人
「学んだ言葉はあるが、仕事の場面で使い切れない」「数字や資料を見ても、次に何を確かめるか決まらない」「会議で結論と根拠を短く説明したい」という方に向いています。
■ この講座が向いていない方
①広告運用の実務手順(媒体別の入稿設定・タグ設計)を学びたい人 ②SNSアカウントの伸ばし方だけを知りたい人 ③マーケティング検定・資格の対策をしたい人。①②③は冒頭で明言して離脱を前倒しする
また、受講するだけで成果が保証される講座を求める方、個別案件の最終判断を講師に代行してほしい方にも向きません。講座が提供するのは、設計書で定めた範囲の知識・演習・判断手順です。
■ 受講後に残るもの
見終わったあとに残すのは、用語の一覧ではありません。担当する商品・サービスについて、「誰に・何を・いくらで・どこで・どう伝えるか」を1枚の設計図にまとめ、その理由を数字で説明できるようになるための手順と、自分の言葉で説明した結果です。講座の題材で一度通したあと、自分の仕事に置き換え、同じ順番で見直せる状態を目指します。
最初から完璧な答えを作る必要はありません。まずは冒頭の演習で一つ判断し、次の章で根拠を増やし、最後に全体を一つにつなげてください。