【Scratch(スクラッチ)7】ゲーム実践(Level2)。プロ顔負けの難易度のゲームを作るための登竜門実践コース
What you'll learn
- 商品化されているようなゲームがScratchでつくれることを体感する。
- クローン、複数の変数やリストを使用して、より高度で複雑なゲーム作りに挑戦する
- ゲームの仕様、勝敗ルールを考える力を養う。
- ベクターモードを使って、背景やスプライトをデザインする手法を習得する。
- ゲームの舞台となるステージ(背景や音声)のデザイン設計を習得する。
- マウスやキーボードのキーを使って、スプライト(操作対象)を動かす手法を習得する
- 場合分け(条件分岐)と処理が、もれなく適切な順番で設計できる論理的思考力を身に着ける
- Scratch使用におけるゲームのデバック(欠陥の修正)方法を経験する。
- ゲームをする場合、クリエイターの視点でゲームに向き合う好奇心を養う。
- ゲームをカスタマイズして自分オリジナルのゲームをつくる創造性、チャレンジ精神が育てる
Requirements
- Scratchを触ったことがある(【Scratch(スクラッチ)1~6】のいずれかの学習経験があると理解が速い)
- Webブラウザが使用できるパソコン、インターネット接続環境
Description
このコースは、【Scratch(スクラッチ)6】ゲーム入門(Level1)の続編として企画制作したコースです。【Scratch(スクラッチ)6】より、プログラミング設計の難易度は上がりますが、よりプロっぽい作品をつくるので、コースを制覇した暁には、ゲーム設計のスキルだけではなく、Scratchをつかったゲームづくりに対する好奇心が強まり、Scratchゲームクリエイターとしての自信も向上します。コースの学習を通じて、おもしろいゲームを考案する企画力、ゲームを設計をする論理的思考力、ステージ(背景)やスプライト(登場させるものや生き物)の表現力、音声の選択センス、Scratch機能の習熟レベルのさらなる向上をめざしましょう。
・このコースで作成するゲーム
インベーダーゲーム
インベーダゲームは、シューティングゲームの元祖です。発射台から弾丸を発射し、画面上部から侵略してくるインベーダを打ち落とすインベーダゲームの簡略版をつくります。
2.覚えられるかな?
一定時間毎に表示されては消えるイメージの表示順を覚えて、回答する記憶力を鍛える脳トレゲームを作ります。
3.何回で移動できる?
一人で遊べるトランプゲームを作ります。5枚のトランプを、ルールにのっとって、できるだけ少ない移動回数で、移動先
エリアに移動させるゲームです。
Who this course is for:
- Scratchを使ってゲームを作ってみたい方
- ゲームクリエイターに関心がある方
- ゲームがどうやってできるのか仕組みを知りたい方
- ゲームづくりを題材に子供達に論理的な思考を身につけさせたい
- 教師、保護者 ゲームプログラミングをすることで、思考力を高めたい
- 脳トレをしたいと思っている方
Instructor
みなさん、はじめまして。私は、(株)イーストーリーのCEO、細村です。私たちは、プログラミングに馴染みがない一般の方々が、最短ルートで、日常の学びや遊び、コミュニケーションを楽しむためのプログラミングをサポートしています。PCやスマートフォン上で、ゲームやクイズ、アニメ、グリーティングカード、ロボットなど、様々な作品ができるようになると、自分の遊びや学び、趣味やコミュニケーションの世界が大きく広がります。私たちは、一般の人達が、自分のつくりたいものを自由につくって表現する、作る楽しみの提供に主眼におき、講座を提供しています。
これまで、コンピュータが理解できる英数記号のプログラミング言語を入力しないと、プログラムを完成することはできませんでしたが、今は違います。人間がどのようなプログラムをつくるのか、仕様を指示をするだけで、コンピュータ側でプログラミング言語を自動生成してくれるようになってきてます。コンピュータへの仕様の指示方法として今着目されているのは、テキストプロンプト(プロンプトとは命令)と、ビジュアルプログラミングです。
今トレンドのAI(人工知能)であるChatGPTは、テキストプロンプト。テキストで仕様を指示すると、AIがプログラム言語を自動生成してくれます。ChatGPTで自動生成するのはプログラム言語ですので、プログラムの出来を瞬時に判断するには、プログラム言語の理解が必要で、ChatGPTがつくったプログラムの動作を確認するには、プログラムの稼働環境が必要。プログラム経験が未熟な人がChatGPTをうまくつかいこなせないのは、正しいプログラム言語を出力するテキストプロンプトの入力が難しい、出力したプログラム言語が正しいか瞬時に判断できないといった要因があります。
対して、ビジュアルプログラミングによる仕様の指示は、視覚的、直感的。ユーザは、プログラムの仕様をイメージに変換して処理を組み立てます。ビジュアルプログラミングツールの代表格はScratch。ドラッグ&ドロップのシンプルな操作と簡単な文章の組み立てにより、簡単なものから複雑なものまで、ユーザの使用レベルに応じてプログラムが作れます。ビジュアルプログラミングでは、画面上にプログラミング言語を表示しません。ビジュアルプログラミングを行う画面と同一画面にプログラムの実行画面があるので、プログラムを作りながら、プログラムを実行させ、プログラミング言語にいっさい触れることなくプログラムを完成します。
人間の脳は、情報をイメージ抜きで覚えた場合、言葉や数字を単なる記号として、脳にしまいこむことになるため、理解や記憶が遅くなるといった特徴があります。ビジュアルプログラミングがわかりやすくとっつきやすいのは、イメージをプラスした情報が脳にとって理解しやすいからです。
私たちは、Scratchをつかったビジュアルプログラミングから、講座を始めました。私たちが運営するサイトである、make-Pドットコムでは、Scratchをつかった教材をご案内し、asobucoドットコムでは、日本最大数のScratch作品を公開しています。今後、私たちの講座では、ビジュアルプログラミングにプラスしてAIのクリエイティブな活用法もご案内していきますが、大切にしたい柱は、「一般の人がつくりたいものを自由につくって表現する、作る楽しみ」のサポート。昨今は、インターネット、デジタルを介してのコミュニケーションが、人々の人生の一部になっています。私たちは、皆さまの豊かで楽しいデジタル活用ライフを応援していきます。