うつ病患者さんの家族・恋人・友人・上司の方に心理カウンセラーが教える「うつ病の患者さんへの接し方」
What you'll learn
- うつ病の患者さんへの効果的な接し方を身につけることができます。
- うつ病の症状や要因について知ることができます。
- うつ病の患者さんに何か行動してもらいたいときの、効果的な伝え方を身につけることができます。
- うつ病の患者さんを支える中で負ってしまう自分自身のストレスを、上手に解消できるようになります。
- うつ病になる前より、患者さんとの関係がより親密になります。
- あなたと話した後、患者さんがホッとした表情を浮かべるようになります。
- 家庭や職場が、安らぎやエネルギーに満ちた居心地の良い場になります。
- 患者さんもあなたも、コミュニケーションの取り方が上手になり、人間関係や仕事が以前よりうまく回るようになります。
- 患者さんもあなたも、前より自信が付き、物事に積極的に取り組めるようになります。
Requirements
- この講座が、うつ病の治療を目的としたものではないこと、症状の改善を保証するものではないことをご理解ください。
- この講座が、うつ病の患者さん本人を対象としたものではないことをご確認ください。
Description
うつ病の患者さんにどのように接したらいいか、そのヒントをお話しします。
最初に紹介するのは、苦しい胸の内を語る患者さんに対してどのような返し方をすればいいかです。たった2つのフレーズを使うという対応法ですから、すぐに身につけて実践していただけます。
その他、通院や服薬を勧めたり、自殺を止めたりなど、患者さんに何かをしてもらう(あるいはやめてもらう)ための上手な伝え方や、自分自身の心の整え方を紹介しています。
これらを実践することで、うつ病になる前よりも家族の絆が深まり、いつか「うつ病になって良かった」と言える日がやってきます。
Who this course is for:
- うつ病の患者さんと接している人(家族、恋人、友人、同僚など)。
- うつ病の患者さん本人は対象としていません。
Instructor
私は対人援助者のサポーター、増田泰司(ますだたいじ)です。
プロフィールをご覧くださり、ありがとうございます。
かれこれ40年近く、心理カウンセラーやスクールソーシャルワーカーや牧師など対人援助の仕事を続けてきました。
【資格】
▶小学校教諭1種
▶トータル・カウンセリング・スクール認定カウンセラー&講師
▶キリスト教正教師
その一方で、対人援助者の方々、すなわち
▶福祉、医療・行政などで人を援助する仕事についておられる方々
▶学校の先生や保育士など教育や保育に携わっておられる方々
▶企業や団体で部下の教育・指導に当たっておられる上司の方々
▶子育て中の親御さん
▶心身の病気の患者さんを支えるご家族
こういった方々にコミュニケーションの取り方や、自分の気持ちの整え方などを教える研修講師を務めてきました。
【どうして私が対人援助者のサポーターになったのか】
どうして私が対人援助者の方々のサポーターになろうと考えるようになったのか、そのきっかけをお読みください。
若い頃、カウンセラーとしてうつ病の患者さんの面談を担当していました。
そして、ある日その方の奥さまとお話しする機会がありました。
そのときその女性からこんな言葉を聞いたのです。
「うつ病の患者には、お医者さんや看護師さんがいる、カウンセラーさんがいる、ソーシャルワーカーさんがいる、そして家族がいる。みんなが心配して支えてくれる。じゃあ、家族は? 私は? 誰が支えてくれるの?」
確かにそうです。悩み苦しみの当事者には、さまざまな援助の道が用意されています。
しかし、その当事者を支えている家族(や恋人や友だちや同僚)に対する支援は、驚くほどありません。
そして、支えている方々も苦しんでいます。将来に対する不安を抱えています。どんなふうに関わっていいか分からず戸惑っています。
「誰が私のことを支えてくれるの?」
その問いかけに「ここに私がいます!」と手を上げたい。そう思うようになりました。
あなたが上述のような対人援助者なら、私がお役に立てるかもしれません。