What you'll learn
- Kubernetesがビジネス/開発における課題をどのように解決するのか、架空事例を通して、自身の言葉で表現できるようになる
- 非エンジニアがKubernetesを語れるようになる
- セクション1:ビジネスにDXを求めると何故Kubernetesが必要となるのか
- セクション2:Kubernetesを理解するための物理サーバー/仮想サーバー、DockerとKubernetesの違い、またIPアドレスとDNSの役割
- セクション3:環境差異がもたらす問題を解決するためのDocker/Kubernetes
- セクション4:ユーザーの期待に素早く応えるためのアジャイル/スクラム、マイクロサービス/Istio
Requirements
- なし
Description
このコースでは、非エンジニアに向けた、Kubernetesの解説を行います。
受講者様の口コミ・ご意見から、エンジニアの方には”物足りない”と感じられる可能性があります。
予めご了承下さい。
---
DXは、IT技術の目覚ましい発展に支えられています。
その"IT技術の発展"とは、具体的に何でしょうか?IoTやAIを支える基礎技術に、注目してみませんか?
IT技術の目覚ましい発展の一部として広く知られるものは、Docker、そしてKubernetesでしょう。この言葉は、エンジニアでなくとも、耳にしたことがあるかもしれません。特にKubernetesは、「クラウド界におけるLinux」と言われる程に、エンジニアの開発のあり方、そしてシステムの考え方をドラスティックに変えています。
そこで、あなたもこのKubernetesを理解しようと、Webで検索したことがあるかもしません。しかしながら、そこに出てくるのはエンジニア向けの難しい解説ばかり。エンジニアでない方には、これらの何が嬉しいのかさっぱりわかりません。
またそれだけではなく、例えばアジャイル、マイクロサービス、DevOpsなどの、Kubernetesを取り巻くワードを多く目にします。これらもまた、Web上ではエンジニアに向けた解説が多くを占めます。
このコースは、この齟齬を埋めることを目的とします。つまり、Kubernetes、そしてその周りのエコシステムが、ビジネスにどのように作用するのかを、非エンジニア視点から説明できるようになることを、最終目標に据えます。
コースの中では、架空事例を用いてKubernetesの効能をどなたでも容易に理解できることに努めました。
本編となるセクションは、大きく以下の3部構成になっています:
架空事例の開発現場で起きる、一般的なトラブルを描いた開発ストーリー
そのトラブルの原因を探る課題分析編
抽出した課題を、Kubernetesを中心とした技術がどのように解決するのかを説明する課題解決編
あなたがエンジニアでなければ、DockerやKubernetesの技術的な詳細を知ることに必要性を感じないでしょう。しかしながら「Kubernetesがシステムや開発のあり方をどう変えて、それがどのようにビジネスに影響を与えているか」という構造を知ることには、価値を感じるのではないでしょうか。このコースが、そんなあなたの手助けとなると信じています。さあ、始めましょう!
Who this course is for:
- Kubernetesに興味のある非エンジニアの方
- DX担当者
- ITインフラを販売する営業
- Kubernetesを広く理解したい方
- Kubernetesをビジネス的な観点から理解したい方
Instructors
文系学部卒業後、IT企業に営業職として入社.
ITインフラ(ネットワーク・サーバ・セキュリティ・クラウド等)を大手企業向けに提案・販売.
担当業種は製造業・建設業・金融/保険業・卸売業など多岐にわたる.
ITに明るくない方や決済権のある方へ、技術説明を行い必要性に納得いただき成約することを何度も経験.
営業内の技術評価指数は全社TOP10常連. 営業目標の連続達成を更新中.
九州大学大学院にて数理学の修士号を取得後、IT企業へ入社。
IoTプラットフォームサービスの開発に従事し、Kubernetesクラスタの構築・運用およびCloud Nativeの考え方を援用した設計・開発を行う。
現在は、AIスタートアップにてAIエンジニアリングマネージャーとしての業務も行っている。
認定スクラムマスター、情報セキュリティスペシャリスト