What you'll learn
- Kubernetes Operatorの基本を理解する
- Kubernetes Operatorの作成方法を知る
- 実際に簡単なKubernetes Operatorを作成する
- 今後の自分でKubernetes Operatorを開発していく道筋がわかる
Requirements
- Macのパソコン
- Docker for Mac
- Kubernetesの基礎知識を前提としています。
- Go言語の知識はあると望ましいですが、Go言語の基本はコース内でも簡単に紹介します。
Description
このコースでは、Kubernetes Operatorを以下のような講義とハンズオンの両方を使って、ゼロからOperator開発を自分で進めていける基礎力を身につけていきます。
Kubernetes Operatorの基本: KubernetesのControllerの復習やAPI Resourceから、Kubernetes Operatorの例を含めて学んでいきます。
Kubernetes Operatorを使ってみよう: 実際にKubernetes Operatorを動かしてみて、どうやって使うのかを体験を通して学習していきます。
Go言語の基本: Go言語をあまり使ったことがない人向けにいくつかの機能を紹介します。これをきっかけにGo言語を学んでいただければと思います。
Operatorの作成方法: Operatorもどきを作成してみることで、Operator作成時に考慮しなければならない点を理解した上で、いくつかあるOperatorの作成方法を紹介します。
Operatorの作成: Kubebuilder, Operator SDK, Kubernetes wayという三種類の方法でKubernetes Operatorを作成します。3つのOperatorを違った方法で作成することで、理解を深めていきます。何回か復習することでOperatorの開発方法に対する理解が一層深まると思います。
Kubernetes OperatorのComponent: Operatorの作成を通してツールやライブラリに対してある程度の理解ができたと思いますが、使われているGoのライブラリの主要なComponentをいくつか見ていきます。これをきっかけにバリバリGoのライブラリを直接勉強していける基礎力を身に着けます。
前提知識として、Kubernetesの基本は理解していることとしてコース作成していますので、Kubernetesの基本を知らない方は、「Kubernetes入門」コースなど基本のコースを勉強してからご受講することをお薦めしています。
それでは、一緒にKubernetes Operatorを勉強していきましょう!
Who this course is for:
- Kubernetes Operatorに興味があるがまだ使ったことがない方
- 簡単なKubernetes Operatorを作成したことがあるが、あまり内容が理解できず先に進めなかった方
- KubernetesのControllerの仕組みをもっと深く知りたい方
Instructor
東京大学学士取得後、中国吉林大学にてコンピュータサイエンスの修士号を取得。
2016年4月~2018年6月 北京に本社のあるBytedanceでレコメンドエンジニアとして勤務。
2018年6月~2022年4月 株式会社ビービットでインフラ移行やKubernetes導入・管理などをメインに担当。
2022年5月~ 株式会社ソウゾウでSREとして勤務。
2021年2月にCKA (Certified Kubernetes Administrator) を取得