イメージで理解する薬剤師のための中医学基礎マスタークラス
What you'll learn
- 漢方薬の基礎知識
- 漢方薬の説明の仕方
- 患者さんに漢方薬をオススメできるようになる
- 中医学の基礎
- 漢方薬の使い方
Requirements
- 薬剤師
- 漢方を学びたいと思っている
- 中医学を学びたいと思っている
Description
僕が漢方の勉強を始めた時
世間では漢方薬は怪しい
ずっと飲み続けないと効かない
専門家しか分からないもの
という思い込みが激しく
世の中に出ている本も
実証は、体力がある人
虚証は、体力のない人
という括りで説明され
臨床でも
一つの漢方薬を試し
次の診察で違う漢方薬を処方され
そしてまた次の診察で違う漢方薬が処方され
というように
漢方薬の試し飲みというような患者さんも沢山見てきました。
その度に
今度の漢方薬はどんな薬なんですか?
と、聞かれるのですが
うまく説明できず
もどかしい思いをしました。
なかなか合う漢方薬に出会えないから
よっぴーさんが思う私に合う漢方薬を教えてほしい
と言われた事もあります。
また
どんな時も補中益気湯が出される患者さんもいました。
元気がないから補中益気湯
風邪を引きやすいから補中益気湯
ひとまず補中益気湯
その補中益気湯のせいで
のぼせや火照りが出ているとも知らずに。
添付文書を暗記し
市販で売られている本を読み漁っても
なぜこの漢方薬が効くのか?
なぜこの患者さんにこの漢方薬なのか?
が、明確に明記されておらず
効いたらそれでよし
効かなかったら別のを試そう
という風潮が普通だったように思います。
その度に
漢方薬は効かないものなんだな
ずっと飲み続けないと効かないんだな
当たるも八卦当たらぬも八卦の世界なんだ
と、思わざるを得ませんでした。
しかし
国が薬と認めているわけだし
現に今まで効いたという人も沢山見てきました。
なんでこんなに差があるんだろう?
アムロジンは飲めば誰でも血圧が下がるのに
漢方薬はなぜ効く人と効かない人がいるんだろう。
こんなに勉強しているのに患者さんの症状は良くならない。
僕には漢方薬のセンスがないんだと
そう思ってました。
ある時
昔、お世話になった転職会社の人から連絡があり
中国のお医者さんがいる薬局から募集がありますよ
と、教えてもらい
ダメ元で働いてみました。
そこで教えてもらい気づいた事は
僕のセンスがなかったからじゃない
漢方薬を西洋の考え方で考えるからダメなんだ。
中国には中国の医療理論があるから
それをまず理解しないと患者さんに対応した漢方薬を選べないんだ!
なんと皮肉にも
売られている本や添付文書が治せない原因だったのです。
あんなに勉強したのに笑笑
僕が沢山勉強してきた
麻黄はマオウ科の植物でアルカロイドやフラボノイドが含まれ
その中でもエフェドリンには中枢抑制作用や気管支拡張作用がある
なんていう知識は全く必要なかったのです。
きっとあなたも僕と同じような悩みを抱えているのではないでしょうか?
大丈夫
どんな教材よりも分かりやすい
漢方を知りたい薬剤師さんの教科書となれるように
この中医学基礎マスターコースを作りました。
少し中医学の事を知るだけで
漢方の世界がとてもよく理解できるようになります。
知ると面白くなる
そんな漢方薬の世界
一緒に旅してみませんか?
Who this course is for:
- 漢方薬を投薬する時に躊躇してしまう
- 漢方薬を投薬する時にアドバイスができない
- 漢方薬を勉強してきたが、イマイチよく分からない
Instructor
はじめまして。
吉本雄祐と言います。
みんなよっぴーと呼ぶので、あなたもよっぴーと呼んでください。
僕は、薬剤師として社会人となり
西洋医学を実践していくなかで、根本治療を探し求め、中国古来から伝わる中医学を中国のドクターから学び
その後、鍼灸師の免許を取りました。
今は、様々な治療方法を使って患者さんに治療を行なっています。
漢方薬の本場である中国には過去何回か研修に行かせていただき
天津中医薬大学第一付属病院鍼灸脳外科では、醒脳開窮刺鍼法を。
天津中医薬大学第二付属病院中医小児科では、中医小児推拿法を。
その他にも・・・
天津市南区中医医院中医内分泌科・天津南開大学人民病院中西結合内科・天津中医薬大学付属保康病院中医皮膚科など、お世話になりました。
最近では、波動医学やアーユルベーダ、ホメオパシーなども取り入れています。
痛みには鍼、消化器系には漢方薬、精神疾患にはホメオパシーなど
医学にはそれぞれ得意分野があり、ある医学では苦手な疾患も別の医学では簡単に治せると言うこともよくあります。
それぞれの特性や長所を知ることにより、適切な治療を行いたい。
そういう想いで日々活動しています。
僕の知識が少しでもあなたの役に立てれば幸いです。