JavaScriptとHTMLで「レトロ風RPG」を作ろう 全コード解説
What you'll learn
- Webブラウザで動作する、JavaScriptのゲームを作れるようになります。
- レトロ風RPGを作れるようになります。
- ゲームの基本的な仕組みを把握し、その処理を身に付けます。
- タイトル、マップ、イベント、戦闘といった画面遷移を伴うゲームを作れるようになります。
Requirements
- 変数や関数の利用といった、初歩的なJavaScriptのプログラミングの経験が必要です。
- パソコンで開発をおこないます。
- WebブラウザとしてGoogle Chrome、エディタとしてVisual Studio Codeを利用します。どちらも無料です。
Description
このコースでは、JavaScriptとHTMLで「レトロ風RPG」を作成する方法を学びます。
タイトル画面、マップ移動、イベント発生、戦闘といった画面遷移を実現しながら、シンプルなコードでゲームを作ります。ゲーム自体は、簡単に一通り遊べるように、10分間ほどで終わるサイズにしています。
コースで紹介するコードは、サンプルコードとして、全てダウンロードできます。
jQueryやその他のライブラリは一切使っていません。そのため必要な処理は、全てサンプル内に入っています。
このコースを習得すれば、次のような事ができるようになります。
・ユーザー入力、アニメーション表示、ゲームデータの管理といった、ゲームの基本的な仕組みの理解。
・データの保存と復帰、BGMや効果音といった、ゲームの補助的な仕組みの理解。
・タイトル画面、マップ移動、イベント発生、戦闘といった画面遷移をともなうゲームの実現。
・それらを実現するJavaScriptのコードとHTMLの把握。
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このコースは、以下のように進みます。
● 第1章 イントロダクション
● 第2章 ゲームの構造と素材
● 第3章 HTMLの枠組み
● 第4章 ゲームのデータ
● 第5章 ゲームの基本的な処理
● 第6章 文字とウィンドウの描画
● 第7章 マップの描画
● 第8章 アイテムの描画
● 第9章 タイトル画面とマップ画面
● 第10章 マップ画面の処理
● 第11章 イベント画面とバトル画面
● 第12章 戦闘の描画
● 第13章 戦闘のメニュー
● 第14章 戦闘の内部処理
● 終わりに
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本コースで作成するゲームは、以下の機能を持っています。レトロ風RPGの基本的な機能を一通り学べるようにしています。
・マップ画面での移動。
・マップ画面での戦闘発生イベント。
・マップ画面での街、城への到達イベント。
・経験値獲得によるレベルアップ。
・アイテム獲得による能力の変化。
・呪文獲得による戦闘メニューの変化。
・戦闘画面での戦闘。
・マップの土地種類ごとの出現敵の変化。
・ラスボスを倒したあとのゲームクリア。
Who this course is for:
- レトロ風RPGを作りたい人。
- ゲームの中身を基礎的な仕組みから知りたい人。
- JavaScriptとHTMLでゲームを作りたい人。
Instructor
2002年にクロノス・クラウン合同会社を設立。代表社員。ゲームやアプリケーションの開発、書籍や記事の執筆をおこなう。
SBクリエイティブより「JavaScript[完全]入門」、MdNコーポレーションより「プロフェッショナルWebプログラミング JavaScript」、秀和システムより「マンガでわかるJavaScript」「マンガでわかるAndroidプログラミング」「マンガでわかるJavaプログラミング」他、技術評論社より「JavaScript 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書」「プログラマのためのコードパズル」を出版。
2001年度のオンラインソフトウェア大賞に「めもりーくりーなー」で入賞。
2016年に第23回松本清張賞の最終候補となり、文藝春秋より「裏切りのプログラム」で小説家デビュー。2018年に新潮社より「レトロゲームファクトリー」を出版。