Raspberry PiとPythonでIoTはじめの一歩~IoTキッチンガーデン講座~
What you'll learn
- RaspberryPiのセットアップ方法
- RaspberryPiをパソコンから遠隔操作する方法
- 各種センサー(CO2、温度、湿度、照度、水深(=距離))でのデータ計測方法
- 各種センサーで計測したデータをGoogle Spreadsheetに自動で貯める方法
- 計測したデータ(水深)に応じ、外部機器の電源(給水のポンプ)をon/offする方法
- 台所での水耕栽培(キッチンガーデン)装置の作り方
- 台所での水耕栽培(キッチンガーデン)の運用方法
Requirements
- 日常的にPCを活用していることが望ましい
Description
【コースの紹介】
IoTを初めて学ぶ、非エンジニアの方を対象に、IoTが「どのような仕組みで動くか」、「何ができそうか」、「(試作品を作る際、)どれ位のコストでできそうか」を体感してもらうための講座です
台所でハーブ類や香味野菜を育てる水耕栽培(キッチンガーデン)を題材に、CO2、温度、湿度、照度、水深データの測定、Google Spreadsheetへのデータ自動保存、自動水やり機能を実装します。また、キッチンガーデンの組み立て方や、運用の仕方を解説します
ご自身の生活やビジネスにおいて、「IoTって実は難しくない」、「工夫次第で、様々に活用できそう」と実感してもらえると嬉しいです。では、講座でお待ちしております!
【注意点】
①お子さんが取り組まれる場合、ハンダ付けや他電子工作で危険な作業もありますので、必ず、保護者の方の監視の下、安全に配慮し実施してください。
②本講座は、プログラムを自ら書けるようになることではなく、IoT機器を活用し、「何が出来そうか」、「どの程度コストがかかりそうか」を実感することを目的にしています。従い、プログラムの解説は、最低限、且つ、初心者の方に分かりやすい表現にしようと努めており、厳密には正しくない表現も用いております。エンジニアの方には、お聞き苦しい説明もあることをご理解ください。
③講座中ではRaspberry Pi 3B+を用いていますが、Raspberry Pi 4B、3Bなどの世代においてもプログラムやセンサーとの互換性を確認済です。Raspberry Pi Zeroでもプログラム、センサーを動かすことはできますが、細かな仕様が異なるのと、スペックが低く例えばWebブラウジング程度の操作でフリーズすることもあり、慣れていない方にはオススメしておりません。Raspberry Pi Picoに関しては、根本的に設計が異なり、本講座で使うことはできません(2021/12/15追記)
④講座中では、CO2センサーとして、CO2-MINIを用いております。2020年8月頃にCO2-MINIの仕様が変更となり、それ以前にご購入されたCO2-MINI(旧版と呼称。データが暗号化されています)に関しては、講座中のプログラムでは上手く読み取れません。旧版をご活用になりたい場合、旧版に対応したプログラム(暗号の復号機能あり)をお送り致しますので、メッセージやQ&A機能で講師までご連絡ください(2021/12/15追記)
【直近の更新情報】
2022/12/9 全レクチャーの音量・音質を改善
2022/12/13 「必要な道具」の一覧を作成。当該レクチャーにリンク追加
Who this course is for:
- IoTでどの位のコストで、何ができそうか、の勘所を掴みたいビジネスパーソン
- お子さんの自由研究のネタ/料理好きの奥様へのプレゼントを探しをしている方
- 格安でハウス内の環境データを計測し、クラウドに貯めてゆきたい農家さん
- 採れたてのハーブや野菜を料理に活用してゆきたい方
Instructor
ご興味を持って頂きありがとうございます。
1983年生まれ、石川県加賀市出身、妻と娘と3人暮らし、魚突き、モノ作りが趣味です。
東京大学農学部、同修士課程修了後、コンサルティング会社(Arthur D. Little、Boston Consulting Group)、事業会社(リクルート)を経て、「工夫」により、農業をもっと楽しくできるツールを提供する(株)Fagriを創業。単価3割増を目指す販路開拓プロジェクトやDIY型農業IoTキットを開発・提供しています。
見てくれた方の「変化」に繋がる講座作成を心掛けております。ぜひご活用ください。