【サイバーセキュリティハンズオン】IoTホワイトハッキングの始め方(無線通信編)
What you'll learn
- IoTに使用される無線通信とセキュリティの仕組みがわかる
- ソフトウェア無線を利用したIoT無線のハッキング環境を構築できる
- IoT無線への攻撃手法の流れを習得できる
- IoT無線の脆弱性と検査のポイントがわかる
Requirements
- コンピュータ,通信方式,電気回路の基本知識がある
- コンピュータ(WindowsやLinuxのパソコン)をコマンドラインから操作できる
- 英文の説明書を読んで理解することができる
- プログラミングの経験がある
- 演習に必要なハードウェア(攻撃対象機器,無線モジュールなど)を調達/購入する必要がある
Description
根強い人気のある【サイバーセキュリティハンズオン】シリーズから、第3弾が登場!
今回は、無線通信を利用したIoTのホワイトハッキングの始め方を学習します。
近年、IoT(Internet of Things)の本格導入に伴い、無線通信技術を介したIoTへのサイバー攻撃がますます増加しています。
本コースでは、IoTの無線通信に焦点をあて、IoTのハッキング技術を基本を学びます。
コース内で学ぶ主なハッキング技術は以下です。
リプレイ攻撃
盗聴
なりすまし
改ざん
中間者攻撃
暗号解読
受信妨害
ソフトウェア無線ツールや無線モジュールを用いて環境構築を行い、基本的なホワイトハッキング(脆弱性検査)をハンズオンで演習します。
本コースの受講により、関連ツールの使用スキルや、ハッキングの進め方を修得することが可能です。
【本コースのポイント】
IoTの無線通信技術を対象に、ホワイトハッキングの基本スキルをハンズオンで演習します。
コース内で取り扱う主な無線通信技術は以下です。
特定小電力無線
Bluetooth
Zigbee
RFID
GPS
【ホワイトハッキングとは】
ホワイトハッキングとは「許可された条件のもとで実施されるITシステムに対する攻撃行為」を意味します。
企業などが情報システムに実施している脆弱性検査や警察機関などがサイバー犯罪捜査の一環として行っているインターネット追跡調査も、ホワイトハッキングに相当します。
Who this course is for:
- IoTシステム開発の一環として、サイバー攻撃対策を検討しておられる方
- 組織のサイバーセキュリティ担当者で、IoTの脆弱性検査スキルを習得したい方
- IoTに関する実践的なセキュリティを学びたいと考えている技術者・学生
- IoTエンジニア
- セキュリティエンジニア
Instructor
大学卒業後,通信会社研究所勤務を経て,情報セキュリティ大学院大学に奉職.大学ではインターネット技術や企業ネットワークの設計・運用管理の講義の他,サイバー攻撃,マルウェア解析等の演習を担当.2017年に退職し,同大学名誉教授として,また,中央大学研究開発機構の客員研究員(機構教授)としてサイバーセキュリティの教育研究活動を継続中.さらに,警察機関や民間企業の方を対象にしたCTF(Capture The Flag)の実施を支援.博士(工学).