サイバーセキュリティ~ハッキングと防御 ビギナー編
What you'll learn
- 「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」サイバーセキュリティの状況や脅威について理解できる
- 標的型攻撃に対するセキュリティ対策とその意味を理解し、対策を進めることができる
- ハッキングテクニックを再現する基本的な環境構築と、再現手順を理解できる。
Requirements
- デモ閲覧が主目的で、再現環境を構築しない方は特別な環境準備は必要ありません。すぐに受講してください。
- Kali Linux 64bit 版 ISO ファイル
- Windows Server 2012R2 ISO ファイル
- Windows 7 SP 1 ISO ファイル
- 4 台の Hyper-V 仮想マシンを動作させる事ができる Windows マシン
- * メモリ 8GB 以上のマシンであれば、通常、1台のマシンで構築可能です
- * 搭載メモリが少ない場合は、各仮想マシンに割り当てるメモリ量を調整してください
Description
サイバー・セキュリティの現実を知るべき時代です。そこで、実際のハッキングテクニックやサイバースペースの現状を理解する事は、サイバーセキュリティ対策を学ぶ上で必要な事柄を理解するのに大変有効です。
本コースでは、技術者も、技術者ではないビジネスパーソンも習得すべき内容を取り扱っています。現在のサイバーセキュリティにかかわるAPTなどによる脅威の解説、攻撃と防御の実際をご紹介しています。
また、数多くのデモをご紹介するだけでなく、それらのハッキングテクニックを手元の環境で再現するための検証環境構築と操作手順もステップ・バイ・ステップで解説します。なお、このハンズオン部分は収録時より更新していません。基礎学習の目的ですので、現状の最新OSのハッキングに対応した内容に更新は予定していません。
関心のあるすべての方のエントリーとして受講いただきたくビギナーコースとしていますが、実践にフォーカスした内容が豊富に含まれています。
Who this course is for:
- 企業システムへのハッキングの実際を知る必要がある方
- ハッキングの再現のため検証環境を構築する必要のある方
- 社内、学内などのネットワーク環境を運営する立場の方
- 技術者ではないが、具体的な情報について関心のある方
- サイバーセキュリティの状況や適切な対策を示す必要がある方
- セキュリティに対する知識は全くないが、セキュリティを勉強する必要がある方
- パソコンやサーバのセキュリティについて関心のある方
- CISO, CRO, CTO, CSIRT, SOC, 情報システム部門のキーパーソン
Instructors
Cybersecurityにおける状況、またそのリスクは増大の一途をたどっています。脅威にされされているのは技術者だけではありません。一般の市民が多く巻き込まれ、被害のレベルも高まっています。
そこで、サイバーセキュリティに関する技術・マネジメント・パーソンに関する情報を共有するための教育を展開するプロジェクトとして、インストラクターやコンサルティングにより多くの啓発活動に従事してきた経験のある蔵本・岡田の2名で2016年に発足しました。
ビジネス活動にセキュリティを実現するコンセプト "Enabling Security" を掲げ、技術とビジネスの両方の視点からリサーチ・コンサルティングに従事している。中立的な啓発活動として、WASForum Hardening Project(ワスフォーラム・ハーデニングプロジェクト)オーガナイザを務める。またグローバルコミュニティ OWASP(オワスプ)の Japanチャプターのリーダーを務め、2014年にThe OWASP Foundationより "Best Chapter Leader" を受
2015年よりサイバーセキュリティの実現のため、企業の技術者でない層を対象に「サイバーセキュリティ・スキル講座」を展開。また、ビジネス・ブレークスルー大学(学長: 大前研一)の人気講座「教養としてのサイバーセキュリティ」を開講・講師担当。延べ1000名以上の受講生を持つ。IPA 10大脅威選考委員、総務省CYDER分科会委員など公共活動にも従事。CISA、MBAを保持。
【バックグラウンド】
筑波大学非常勤講師
日本CISO協会主任研究員
公認情報セキュリティ監査人
CISSP
【活動内容】
プログラミング、侵入テスト、セキュリティ監査、セキュリティマネジメント等、セキュリティ対策の上流から下流工程まで幅広くカバーした活動を行っている。技術面では運用管理やインフラ、非技術面では営業やマーケティングといったセキュリティ以外の自身の経験をセキュリティの専門知識と混ぜ合わせる事で、非セキュリティ専門家へセキュリティを分かりやすく伝える事を重要視している。また、近年では経営層に対してセキュリティ対策を分かりやすく伝えるためのメソッドについても普及活動を行っている。
【著書】
「もしも社長がセキュリティ対策を聞いてきたら」 日経BP社