医師が教えるR言語での医療データ分析入門-発展編(グラフ):フローチャート、複雑なグラフ等を生成してみよう!
What you'll learn
- Rを利用して図やフローチャートを描く方法。
- ggplot2の中級者向けの図作成方法。
- ggplot2を利用したX軸が時間軸のグラフの作成方法
- ggplot2を利用した二軸グラフの作成方法。
- ggplot2を利用した複数のグラフを重ね合わせて描画する方法
- cowplotを利用した複数のグラフをキレイに描画する方法。
- cowplotを利用して複数のグラフの凡例をまとめて描画する方法。
- GraphVizを利用したフローチャートの作成方法。
- DOT言語(GraphVizを利用)の基本的な記載方法。
- DOT言語でフローチャートを記載する方法。
- DOT言語とRを組み合わせて動的にフローチャートの中身を更新する方法。
Requirements
- RとR Studioの基本的な操作方法
- R Studioを利用したデータ分析についての基本的な知識
- 「医師が教えるR言語によるデータ分析入門」で解説した、ggplot2とデータ加工の知識。
Description
このコースはR言語の代表的なパッケージggplot2、Cowplot、DOT言語(Graphviz)、
を使って日常業務や学会発表等に役立つテクニックの習得を目的としています。
*このコースは「医師が教えるR言語での医療データ分析入門」等のコースでR言語でのデータ抽出、分析ができる方を対象としています。
各パッケージの特性を活かして、複雑で難解になりがちなデータを誰がみても分かる様な描写にします。
ggplot2の特性
重ね合わせグラフの作成
時間軸をX軸にもつグラフの作成
第2Y軸をもつグラフの作成
Cowplotの特性
図の見た目をよりよくする方法
図をきれいに並べて描画する方法
DOT言語(Graphviz)の特性
フローチャートの描画
フローチャートの自動生成(DOT言語とR言語を組み合わせる)
膨大なデータを処理する事が多い医療の現場では、処理されたデータをいかにわかりやすく提示すかが課題となっています。
私が先に公開した「医師が教えるR言語での医療データ分析入門」では、ビックデータ、医療データなどの手元にあるデータを取り出して、それらを分析するまでを主に取り扱いしました。このコースでは、導き出した分析結果を効果的に共有し、今後医療の発展に貢献できるようなレポートが生まれることを目的としています。
また一度作ればフローチャートを自動生成できるような仕組みを作ることも併せて行い、これまで図の作成に費やしていた時間を減らし、その分、研究に集中できるようになることも目標としています。
「楽しくR言語でデータ分析」をモットーに説明していきます!!
Who this course is for:
- Rを利用して学会発表のグラフをつくりたい受講生
- Rのggplot2パッケージのスキルをあげたい受講生
- Rでの時間、時刻データについての基本を学びたい受講生
- DOT言語の基本を学びたい受講生
- フローチャートを動的に生成したい受講生
Instructor
資格:医師、日本産業衛生学会専門医、労働衛生コンサルタント
著書:Rでらくらくデータ分析入門 ~効率的なデータ加工のための基礎知識(2022年、技術評論社)
DPCデータ、レセプトデータや電子カルテデータの分析とレポーティング業務に過去従事経験あり。
医療職が目の前のデータを自ら気軽に分析できるようになれば、日本の医療をよりよくできるのでは?と思い、UdemyにRに関するコースを公開しています。コース内容は、医療職に限らず、R言語を学びたい方に向けて作成しています。