


本コースは、Google Cloud Associate Cloud Engineer認定試験の出題範囲に沿って作成された演習問題コースです。実際の試験を意識した問題演習を通じて、知識の定着、弱点の把握、試験本番に向けた総仕上げを行うことを目的としています。
現在、クラウドは単にサーバーを置き換えるための技術ではありません。アプリケーションのモダナイゼーション、データ分析、AI活用、セキュリティ、事業継続、システム運用の自動化など、企業のIT戦略を支える重要な基盤となっています。
そのため、クラウドエンジニアには、個々のサービスに関する知識だけでなく、要件に応じて適切なサービスを選択し、安全性、可用性、運用性、拡張性、コストのバランスを考慮して構成する能力が求められます。
Google Cloudは、Compute Engineなどの仮想マシン、Google Kubernetes EngineやCloud Runによるコンテナおよびサーバーレス環境、Cloud Storageや各種データベース、BigQueryを中心としたデータ分析基盤、Vertex AIをはじめとするAIサービスなど、幅広いマネージドサービスを提供しています。また、ネットワーキング、IAM、モニタリング、自動化、ハイブリッドクラウドやマルチクラウドなど、現代のクラウド環境で重要となる領域にも対応しています。
Associate Cloud Engineerは、Google Cloud上でアプリケーション、サービス、インフラストラクチャをデプロイし、環境を保護、監視、運用するための知識とスキルを評価する認定資格です。
Associate Cloud Engineer認定試験の日本語ページでは、評価される内容が次の5つの分野に分類されています。
クラウドソリューション環境の設定
クラウドソリューションの計画と構成
クラウドソリューションのデプロイと実装
クラウドソリューションの安定稼働の実現
アクセスとセキュリティの構成
試験では、サービス名や操作方法を暗記するだけでなく、提示された要件に対して、どのサービスや構成を選択するべきかを判断する力が問われます。
例えば、アプリケーションの実行環境としてCompute Engine、Google Kubernetes Engine、Cloud Runのどれを選択するべきか、データの特性に応じてどのストレージやデータベースを利用するべきか、あるいは必要な権限を最小限に抑えるためにIAMをどのように構成するべきかといった判断が必要になります。
本コースでは、実務を想定したシナリオ形式の問題を通じて、各選択肢を比較し、Google Cloudの推奨事項や設計原則に基づいて適切な判断を行う力を養います。正解を覚えるだけではなく、なぜその選択肢が適切なのか、ほかの選択肢にはどのような問題があるのかを理解することで、類似した問題にも対応できる知識の習得を目指します。
Google Cloudの認定資格は、実務経験そのものに代わるものではありません。しかし、体系的な学習を進め、自分の知識とスキルを客観的に確認し、クラウド分野への理解を示すための有効な目標となります。
これからGoogle Cloudを学び始める方にとっては学習の指針となり、すでに実務でGoogle Cloudを利用している方にとっては、知識の整理や不足している分野の発見に役立ちます。また、クラウドエンジニア、インフラエンジニア、DevOpsエンジニア、ソフトウェアエンジニアなど、クラウドに関わる職種を目指す方にとっても、基礎知識を体系的に身につける機会となります。
クラウドサービスやAI支援技術は今後も変化を続けます。そのような環境では、特定の操作手順だけを覚えるのではなく、各サービスの目的や特徴、設計原則を理解し、要件の変化に対応できる基礎力を身につけることが重要です。
本コースが、皆様のAssociate Cloud Engineer認定試験合格と、その先の実務で活用できるGoogle Cloudスキルの習得に役立てば幸いです。