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FP&Aシリーズ(基礎編) データサイエンティスト/ データアナリストにも知ってほしい、 管理会計の基礎と本質
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56 students

FP&Aシリーズ(基礎編) データサイエンティスト/ データアナリストにも知ってほしい、 管理会計の基礎と本質

「分ける」と「比べる」という管理会計の本質に従い、間接費とABCの発展、ABCの販売費・物流費への適用、業績管理、振替価格、工場プロフィットセンター化、KPI管理と予実管理の関係等、少し上級の論点も含め管理会計の基礎を分かりやすく説明します
Created byKen Kodama
Last updated 5/2024
Japanese
Japanese [Auto],

What you'll learn

  • 財務会計と管理会計の違いを理解し、管理会計の本質を理解する。
  • 原価計算の考え方を理解する。
  • ABC(活動基準原価計算)の考え方を理解し、その販売費(物流、受注業務)への応用例を概観する。
  • 管理会計を可能にするシステムの観点を知る。
  • 業績評価の基礎について理解する。
  • 非財務情報(KPIとKGI)の活用につき、活用事例を概観する。

Course content

7 sections30 lectures3h 5m total length
  • 講師略歴 及び FP&Aとは7:40
  • 当コースの特徴と想定受講者9:06
  • 当コース概要 今後の予定 参考文献5:24

Requirements

  • コースを受講するための前提条件はありません。ただ①財務会計について知識があり、②ビジネスの経験が数年あると、講義が理解し易いと思います。

Description

【注意】 この講座はAFP, CFPの資格と関連あるFP(個人向けファイナンシャルプランナー)の方向けの講座ではありません。


以下コース内容を説明していますが、コースの冒頭の無料プレビューで同様の内容を説明していますので、文章より動画を好まれる方は、そちらをご覧下さい。

1. FP&Aとは

多くの米系の企業にはFP&A(Financial Planning & Analysis)という組織が存在します。中長期経営計画の策定から予算(年次、月次)の作成、月次での予実差異分析、日次/週次でのKPIの分析、新製品開発等の収益のフォーキャスト等がその担当職務で、経営陣に直接レポートする必要があるため、メンバーの多くはMBAホルダーです。

彼等のミッションは、製造や販売等のビジネスユニットが、予算を必達するために、管理会計の観点から問題を早期に発見し、解決策についても助言を与えることです。日本企業ではこの役割は、経営企画部門が担っていることが多いですが、短期の利益を守り抜くことには関心が希薄であると明言する経営者も少なくなく、また多くの日本企業の経営企画部門はFinanceに特化している訳ではありません。30年前、世界の時価総額ランキングトップ50で、日本企業が32社を占めていましたが、2023年日本企業最高だったトヨタ自動車も52位と、トップ50からは日本企業は消えてしまいました。様々な要因が指摘されていますが、FP&Aという専門集団の有無、及び数値を主軸としたマネジメント手法にも関係があるのではないか、と個人的には考えています。

2. このコースの今後の予定

このコースはシリーズ化を予定しており、FP&Aという組織で働く人にとって不可欠な管理会計領域の知識を、段階的に解説していく予定です。また、一般的な管理会計領域の書籍に説明されていない独自の論点として、かつてコンピテンシー研修講師であった私の経験を活かし、中上級のコースではFP&Aスタッフにとって必要なコンピテンシー等も解説する予定です。また、最も重要なミッションの1つである「予実の差異分析」については、管理会計のテキストでは定量データの「分解方法」のみに焦点が当てられますが、定性データを合わせた仮説構築及び検証方法等についても、基礎的な論理学の観点を踏まえて解説する予定です。

3. 当コースの内容

当コースは門戸を広くするために、管理会計の基礎中の基礎を、3時間かけて解説するものとなっています。「広く、浅く、わかりやすく」をモットーにコース作成しましたので、網羅的な内容にはなっていない旨ご理解下さい。一方で、他の入門書では扱われない上級論点も扱っており、それがレビュー値の高さに繋がっていると分析しています。以下は、当コースが特に視聴をお勧めする論点です。

・間接費の性格とABC(活動基準原価計算)の発展

・ABCの物流費、及び販売費(オーダーセンター)への応用

・業績管理

・工場プロフィットセンター化とそれを可能にする振替価格

・「分ける」ためのシステムの視点、ERP(基幹系)と情報系両方から

・KPI管理と予実管理の関係

・KPIツリー事例


4. データサイエンティスト/アナリストに向けて

「データサイエンティスト/データアナリストにも知ってほしい」とタイトル中に記載したのは、私が同部門に勤務していた20年前とは最近の様相は異なり、最近では先進的な企業のFP&Aにおいては、会計学以外の、統計学/AIといった知識を持つ人材を積極的に迎え入れているためです。FP&Aのメンバーになるということは、ライン部門のマネジャークラスをサポートし、マネジメント層に対して直接レポートすることを意味します。よりマネジメントに近いポジションにキャリアシフトを考えていたデータサイエンティスト/データアナリストにとっては、この動きは朗報です。まずはこのコースシリーズを受講いただき、チャンスが到来した時に迅速に動けるよう準備をしておきませんか、というのが私からの提案です。

5. 最後に

日本企業がかつての輝きを取り戻すためにも、このコースによって触発され、FP&Aへのキャリアシフトを検討する人々が増え、またそのような組織を導入する企業が増えることを祈念致します。

Who this course is for:

  • 現在データサイエンティスト/アナリストで、そのデータ分析のスキルをよりビジネスよりの局面で活用したい、キャリアシフトしたいと考えている方。
  • 現在管理会計分野のコンサル/SEだが(SAP-COモジュール等)、知識不足からビジネスユーザとのセッションのファシリテートに不安がある方。
  • コスト、利益等に責任(ノルマ)が課されている部門長であり、管理会計の仕組みを熟知していない方。あるいはその候補者、及びその下で働く者。
  • 既にFP&A、経理、財務、経営企画等に従事している者には新たな知識を提供するコースではないが、部下/後輩への教育・説明に不安があるかた。