
板金設計の経験のなかでさまざまな課題を解決しながら部品形状、
つまり経験値を積み上げてきましたが樹脂設計は板金とは異なる工法のため
設計糸口がみつけづらく遠回りをした記憶があります。
本講座は樹脂設計工法を糸口として
樹脂部品を設計・レビューするときの
「見るポイント」と「考え方」を身につけるための講座となります。
・板金と樹脂工法差異の説明
・板金設計感覚の移行がしづらい理由と不足分をみるポイントについて
・壁面が垂直な箱形状
・問い
・問題
・対策
・抜き勾配有無の比較
・重要点
・板金設計との差異
・みるポイントとは
「材質⇒板厚⇒抜き勾配⇒穴」の形状決定に起因する
手順が理解できるようになります。
部品形状に何故Rが必要となるのかが理解できます。
基本的な箱形状のモデルを作成するためにはカタチが成立するための手順があります。
板厚や材質、抜き勾配、Rについてお話しをいたします。
部品成形から離型までの流れを視聴したのちに
収縮率の関係で何故金型に張り付いてしまうのか、
抜き勾配0°の世界とは何かを体感しましょう。
部品表面の模様イメージを通して抜き勾配の有無にて何が問題となってくるのか、
離型とは何なのかを意識できるようになります。
Take a look at the back of the part as it is released from the mold.
部品が金型から離型される際の部品裏側にご注目ください。
樹脂工法とプレス工法との差異を意識していただき成形品の出来上がり具合を堪能できます。
パーテイングラインの意味を理解することで樹脂設計の戸惑いを無くすことができます。
This is the sequel to Parting Line.
パーテイングラインの続編です。
何となくヒケというものを意識しつつも何故ヒケが生じるのかが分からないものに対し
靄が晴れる処方箋を投じます。
実務の中で情報が乏しい環境でも対応できるような気付きをお届けします。
樹脂設計を初めて担当する板金・機械設計者へ
これまで板金や機械設計で図面や3D CADを扱ってきた方でも
樹脂部品の設計になると
「今までの設計感覚だけでは判断できない」
と感じることがあります。
樹脂設計では形状を作れるかどうかだけでなく
肉厚・R・抜き勾配・ボス・リブ・収縮・金型からの取り出しなど
成形を考えた設計判断が必要になります。
このコースでは、板金・機械設計の経験を持つ方が
樹脂設計へ移行するときに戸惑いやすいポイントを
実際の設計場面をイメージしながら学んでいきます。
板金設計の経験を、樹脂設計の判断につなげる
このコースでは、単に樹脂設計の専門用語や設計ルールを暗記することを目的にしていません。
板金設計と樹脂設計では、何を考え直す必要があるのかを理解する
樹脂部品を見るときに、どこを確認すればよいかを学ぶ
肉厚・R・抜き勾配などの専門用語を、実際の形状と結び付けて理解する
ボスやリブなどの形状を、設計者の視点から考える
樹脂部品の設計・図面レビューで確認すべきポイントを身につける
設計した形状が、金型・成形の視点でどのように見られるのかを考える
といった流れで、樹脂設計の基本的な考え方を整理します。
樹脂設計を学ぶとき
専門用語を最初から覚えようとすると
言葉の意味は分かっても
「実際の設計でどこに使うのか」
が分かりにくいことがあります。
そこで本コースでは
「この形状はなぜこうなっているのか?」
という設計上の疑問を出発点にして
そこから専門用語や設計上の考え方を確認する構成を重視します。
例えば、単に「抜き勾配とは何か」を説明するのではなく、実際の部品形状を見ながら、
なぜこの面に角度が必要なのか
→ その角度を何と呼ぶのか
→ なぜ必要なのか
→ 設計時にどこを確認するのか
という順番で理解していきます。
また、講義の中では演習・設計例を取り入れ
知識を覚えるだけで終わらず
実際の樹脂部品を見たときに「ここを確認しよう」と考えられる状態を目指します。
このコースで学ぶこと
樹脂設計と板金設計の考え方の違い
樹脂部品で確認すべき基本的な設計要素
肉厚と樹脂部品の形状
Rの考え方
抜き勾配の考え方
ボス・リブなどの基本形状
金型・成形を考慮した形状の見方
樹脂部品をレビューするときの確認ポイント
設計した形状について「なぜこの形にするのか」を考える方法
このコースを通じて
樹脂設計の専門用語をただ覚えるのではなく
樹脂部品を見たときに「何を確認すればよいのか」
を考えるための基本的な視点を身につけることを目指します。
補足
このコースは樹脂材料の専門知識を網羅的に学ぶための講座ではありません。
板金・機械設計の経験を土台として
樹脂部品を設計・レビューするときの
「見るポイント」と「考え方」を身につけるための講座です。