従業員の悩みを聞いてきた産業医が教える、ほとんどの上司が知らない、部下のメンタルヘルス不調を早めに掴むポイント
What you'll learn
- 管理職の安全配慮義務の代行者としての役割について理解します
- メンタルヘルス不調とはなにかが明確になります
- 部下のメンタルヘルス不調に早期に築くポイントが明確になります
- 部下のメンタルヘルス不調の早期対応のポイントが明確になります
Requirements
- 受講の要件や前提条件などはありません。
Description
管理職研修で説明を受けたはずなのに、業務の進捗管理に追われて部下の体調には全く目が向いていない。「そもそも、体調管理って自己責任じゃないの??」と言い放つ管理職と対峙してきてわかったこと。
1)管理職は、実際に部下が体調を崩した場合、特にそれがメンタルヘルス不調の場合にはどうしたら良いのかわからない。
2)どこに気をつけてケアしたら良いのかそもそも知らない。
3)どう対応したら良いのか全くわからない。
特にメンタルヘルス不調と言われると、面倒だなと思ってしまう。
それはあなたがメンタルヘルス不調について知らないだけです。まず、正しい情報を得ましょう。そして、どこの職場にもある、職場の課題を改善する良い機会と捉えていきましょう。
部下のどんなところに注意したら良いのか、誰にどんなタイミングで相談したら良いのか、具体的にわかります。今さら聞けないけれど、実はすごく大切な管理職の業務の一つ、部下のメンタルヘルス対応について学べます。
Who this course is for:
- 管理職のビジネスパーソン
Instructor
人とのつきあいかたに悩んで消耗する人が少しでも減ってほしい。その思いで日々の活動を行っています。 皆さんが人間関係で消耗することなく、本当に大切な仕事・家族・自分の人生を豊かにすることにエネルギーを使えることをめざしています。2017年から、コミュニケーション・伝え方の考え方やトレーニング、クリフトン・ストレングス®を用いたストレングス・コーチングを行っています。 個人向けには個別のコーチング・プロ グラム、組織向けには各種研修という形で提供しています。
なぜ、「人とのつきあいかたに悩んで消耗する人を減らす」ことを仕事に選んだのかと言いますと、理由は私が子供の頃にさかのぼります。
私自身がこどもの頃から、おどおどと周囲の人の顔色を見て、言葉の一つ一つに過剰に反応して、人間関係でいつもエネルギーを使い果たし、消耗していたからです。
そのため、他のことが何もできずにおとなになりました。内面は自信がなく、子供らしくやりたいことをやってみた経験もなかったため、自分が何をしたいのか、何が望みなのかもわかりませんでした。
人間関係で消耗する原因は、私の場合は母の存在でした。私がいくら心を砕いても、そんなこととは関係なく母は不安定で、家庭内がギスギスした雰囲気になっていました。段々と私は自分がどんなに頑張っても無駄なんだと無力感に苛まれるようになり、自分の居場所はどこにもないと考えるようになりました。
おとなになってもその思いは変わらず、解決する方法も見いだせず、ただ現実逃避のために仕事に邁進しました。私の生活は、仕事をしているか、酔って寝ているかの2つの時間しかありませんでした。仕事に邁進していたのである程度成果を出すことはでき、自分の心と他人から見える自分とのギャップにますます苦しんでいきました。
そんなとき、自分のためにと学び始めたのが、
①コミュニケーション方法の一つであるアサーティブ、
②対人コミュニケーションの一つとしてのコーチング・スキル、
③自分の強みを知り、それを生かしていくためのストレングス・コーチング
でした。
特にアサーティブは、人との対等性や自分に誠実であることなどを学び、初めて自分の居場所があるという実感を持てるようになりました。人間関係の捉え方もシンプルになりました。今では他人から見えている私と、自分自身が認知している私のギャップはほとんどなくなりました。ここまで来るのに本当に長い道のりでした。
その過程で、エネルギーは限りあるもの。私ほどでなくても、そのエネルギーの多くを人づきあいのために使って消耗している人がいかに多いことか。人づきあいに使っているエネルギーを、本当にしたいことに向けることができれば、もっと幸せを感じられるのではないかと考えるようになり、コミュニケーション・伝え方の考え方やトレーニングを提供する今の仕事をはじめました。企業内では、産業医という形でメンタルヘルス向上の観点で協力もしています。
私はじっくりと時間をかけてお客様と関係を作って仕事をさせていただいています。というのも、そのひとのコミュニケーションのとり方・伝え方は、その人の生きてきた歴史そのものなので、それを変えていくのには時間がかかるものだからです。
自分のコミュニケーションのとり方・伝え方を変えることで、周囲との人間関係に変化が起きていきます。そのスキルは一生モノ。私と一緒にその一歩を踏み出しませんか?
【実績】
個人セッション:のべ3000回以上
組織研修:400名以上、満足度90%以上
産業医:IT企業、サービス業、教育関連業、建設業、総合電機業、流通業、学校法人など10数社。
【資格】
医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー
(一社)コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup認定ストレングス・コーチ