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【Excelで学ぶ】中計シミュレーターとバリュエーション入門!フットボールチャート×シナジーブリッジで攻めるM&A交渉
17 students

【Excelで学ぶ】中計シミュレーターとバリュエーション入門!フットボールチャート×シナジーブリッジで攻めるM&A交渉

本講座は、M&A実務ですぐに使える実践的バリュエーション方法を習得します。中計シミュレーターで公正価格範囲とシナジー効果の単独価値を算出します。フットボールチャートとシナジーブリッジは、あなたの実務推進力をより一層高める戦略ツールです。
Created by佐久間 優
Last updated 12/2024
Japanese

What you'll learn

  • M&A実務ですぐに役立つツールの使用方法を学びます。
  • エクセル中計シミュレーターで中期経営計画を作成します。
  • フットボールチャートを用いて、交渉用の公正価格範囲を設計します。
  • シナジー効果それぞれの単独価値を計算します。
  • シナジーブリッジを作成し、シナジーストーリーを策定します。
  • 自陣に有利な価格交渉を進めるための戦略ツールを使いこなせるようになります。

Course content

4 sections • 37 lectures • 1h 40m total length
  • 本講座で学ぶこと2:48

    本講座では、M&A交渉に必要な実践的なバリュエーション技術を学びます。

    1. 中計シミュレーターの操作法を習得し、ベースケースやストレッチケースなど、様々な中期経営計画を作成できるようになります。
      → 公正価格範囲を自在にデザイン可能。

    2. フットボールチャートを作成し、DCF法・マルチプル法・純資産法を見える化。
      → 価格交渉戦略を立案できるスキルを身につけます。

    3. シナジーブリッジを作成し、シナジー効果の単独価値や価値変化を見える化。
      → 提案書や価値算定書の説得力を高めます。

    この3つのツールを通じて、実務ですぐに使えるM&A戦略の策定力を習得できる講座です。

  • M&A指揮者役が必要とされている背景2:06
    • 背景: 小規模M&A市場の急成長とM&A専門家の不足

      • 小規模M&A市場は3兆円規模に成長。

      • 小規模企業325万社によるディールが急増中。

      • M&A事業者は2000年代の290社から、2024年には2300社に増加。

      • それでもM&A専門家が不足している現状がある。

    • 小規模M&Aに求められる資質

      • M&Aプロデュース力が必要(法務、会計、税務、知財、人事労務の多分野知識)。

      • 一人でディールメイクからクロージング、PMIまで対応するスキルが求められる。

      • 専門家をマネジメントする「指揮者役」としての資質が重要。

    • M&A交渉ゲームの目的

      • 小規模M&A時代に対応する「指揮者役」を育成する。

      • 実践的なスキルを養い、M&Aを完結させる専門家を育成する。

  • 交渉指揮者のストーリー構築スキルは交渉の成功に重要か?
  • フットボールチャートで設計するディールメイク4:05
    1. フットボールチャートの概要

      • 純資産法、マルチプル法、DCF法の公正価格範囲をサッカー場の攻守陣地のように見える化する。

      • 良いチャート: 3つの評価法が重なる範囲が明確で、合理的な公正価格範囲を提示する。

      • 悪いチャート: 重なりがなく、主観による価格設定になり、戦略性が欠ける。

    2. AとBの戦略的違い

      • A: 純資産寄りで、公正価格範囲内でできるだけ安く買いたいバイサイドの意図。

      • B: マルチプル法とDCF法重視で、未来価値や競合比率を反映し、高く売りたいセルサイドの意図。

    3. バリュエーションの論理展開

      • 演繹的論理:

        • 「AだからB、BだからC」という流れで数値を算出するが、ツールに依存しがち。

        • 例: 類似会社のβ値やWACC値を機械的に代入し、全体のストーリーが欠落する。

      • 帰納的論理:

        • 「DであるためにはC、CであるためにはB」という流れで論理を積み上げる。

        • 初めに公正価格範囲のイメージを持ち、その裏付けとしてサンプル会社や数値を選定する。

        • イメージに合致する類似会社を対象にし、マネジメントインタビューを行う。

    4. 「後ろからディールを作る」アプローチ

      • 帰納的論理で公正価格範囲のストーリーを描き、数値に戦略的メッセージ性を込める。

      • M&A交渉ゲームでは、この訓練を通じて、ディールメイクの実戦力を養う。

  • 公正価格範囲は「一物一価」それとも「一物多価」?
  • 戦略的FCFのデザイン2:37
    1. 教科書的FCFの定義

      • 営業利益から税金を支払い、設備投資額を差し引き、減価償却を足し戻す。

      • 運転資金の増減に見合う現金を調整する。

    2. FCF定義への疑問点

      1. なぜ「減価償却」だけが特別扱いされるのか?

      2. 時間的平準化が必要な科目は他にないのか?

      3. なぜ資本的支出は「設備投資」だけなのか?

      4. 「無形資産の減価償却(Amortization)」はなぜ含まれないのか?

      5. 異なる国や地域の税率は考慮されなくてよいのか?

      6. なぜ運転資金だけ「増減」が考慮されるのか?

    3. 戦略的FCFの意義

      1. 意義①: 調整項目を追加することで、すべての法定調書科目が対象となる。

        • 会計と税務、日本会計基準と国際会計基準の視点から、交渉用FCFを自在に設計できる。

      2. 意義②: グリーンフィールド法により、単独組織や単独機能の価値計算が可能となる。

        • 特定科目分離前後のFCF差分で、ターゲット科目や組織状態の価値を算出できる。

        • シナジー効果の単独価値を計算し、シナジーブリッジを構築できる。

    4. まとめ
      戦略的FCFの調整項目は、交渉カードの多様化だけでなく、単独価値計算を可能にする強力なツールである。

  • 戦略的FCFの定義式に「調整項目」がある場合とない場合、どちらが優れているか?
  • 教科書的FCFは、日本語と英語で定義式は同じか?
  • グリーンフィールド法によるシナジー効果の単独価値算定1:14
    1. グリーンフィールド法の概要

      • 整地前の状態を「グリーンフィールド」(状態A)と呼ぶ。

      • 整地後の状態を「ブラウンフィールド」(状態B)と呼ぶ。

      • 状態Bは建物や有形資産が建設され、無形ながら付加価値が増加した状態を指す。

    2. 無形資産の単独価値の考え方

      • 状態Bの価値から状態Aの価値を引くことで、無形資産の単独価値を抽出する。

    3. 算出方法

      • DCF法と同様に、将来FCF(フリーキャッシュフロー)を現在価値に割り引くことで計算する。

      • 状態Aと状態Bそれぞれの事業計画から現在価値を算出し、差分を取ることで無形資産の価値を求める。

    4. 具体例

      • 状態Bでは建造物が建設され、そこから収益が生まれる事業計画がある。

      • 状態Aと状態Bの事業計画の差分が、無形資産の価値として算出される。

  • グリーンフィールド法による単独価値算定は「一物一価」か?「一物多価」か?

Requirements

  • 【M&A交渉ゲーム バリュエーション&価格交渉 基礎理論編】を受講していること
  • DCF法などバリュエーションに関する基礎的な知識はあること

Description

  1. 本講座で学ぶこと

    • 中計シミュレーターの操作法を学び、様々な中期経営計画を作成。
      → 公正価格範囲を自在にデザインできるスキルを習得。

    • フットボールチャートを使い、DCF法・マルチプル法・純資産法を見える化。
      → 価格交渉戦略を立案できる力を身につけます。

    • シナジーブリッジの作成方法を学び、シナジー効果の単独価値を明確に見える化。
      → 提案書や価値算定書が実務レベルで強力な武器になります。

  2. 各セクションの内容

    • セクション1: M&A基礎知識の復習
      → フットボールチャートの意義、FCF定義式、公正価格範囲の理解

    • セクション2: 中計シミュレーターとフットボールチャートの作成法

      → シナジーシナリオをベースに交渉戦略を策定

    • セクション3:シナジーブリッジの作成法と提案書への落とし込み

      → シナジー効果を定量化し、説得力のある提案書を作成

  3. 本講座の目標

    • M&A実戦力を鍛える:理論・ツール・反復練習を通じて、M&A交渉スキルを習得します。

    • 小規模M&Aプロ人財へ:一人でディールメイクからクロージング、PMIまで伴走できるスキルを身につけます。

Who this course is for:

  • M&A交渉実務に携わる方全て
  • 投資銀行を目指す学生
  • M&Aコンサル会社に転職を目指す会社員
  • DXコンサルや価値評価スキルで差別化したいコンサルタント
  • DCF法などバリュエーションに関する基礎的な知識はあるものの実務経験が少ない方