
錆び付いた斧で木を切る木こりを見た人が、「斧を研げばもっと楽になるし、早く仕事が終わるよ」と言ったところ、木こりは「斧を研いでいる時間はない」と言って効率が悪い作業を続けた、というたとえ話をどこかで聞いたことはありませんか?
これと似たようなことがデスクワークでも起きています。どこの会社でもエクセル関数に苦手意識を持っている方がいらっしゃり、先の木こりのようになってしまっている場合があります。また、先輩から引き継いだエクセルファイルになにやら難しそうな数式がたくさん入力されており、修正したくても難しく困り果てる、という姿もよく見かけます。
なぜこうなってしまうのでしょうか? それは私たちがエクセルに登場する用語や、それぞれの意味、使い方についてきちんと学んだことがないため、だと私は考えています。学校も職場の先輩も、きちんと体系的に教えてくれません。少なくとも私は教わった記憶がありません。
ところが、「なんとなく」でも使えてしまうのがエクセルのいいところでもあり、悪いところでもあります。しかし、ただなんとなく使うよりも、体系的に使い方を学び、より効率的に業務を遂行できた方がいいと思いませんか?
このコースでは、
● 最近エクセルに触り始めた
● 普段エクセルを使って仕事をしているけど関数や数式はあまり得意じゃない
という方を対象に関数と数式の使い方を解説します。
第1章ではエクセル関数・数式の全体像、そもそも関数や数式とはなにか? これらを使うと何ができるのか? 何が嬉しいのか? 関数・数式に登場する言葉の定義、関数・数式の入力方法についてさらっと学びます。
関数・数式の理解に欠かせない「参照」という概念について詳しく学びます。
関数の入力方法と、関数をどのように使えばいいのか読み解くために必須の構文の読み方について学びます。
以下に挙げる基本関数の使い方、組み合わせ方を具体的に学びます。
数値演算関数
SUM
AVERAGE
MAX
MIN
ROUND
ROUNDUP
ROUNDDOWN
INT
SUBTOTAL
条件分岐処理関数
IF
AND
OR
SUMIF
SUMIFS
検索関数
VLOOKUP
XLOOKUP
また、上に挙げた関数を補助するために用いる以下の関数や、SUMIFやLOOKUP系関数に欠かせないワイルドカードの使い方も学びます。
PI
IFNA
IFERROR
WEEKDAY
CONCAT
ABS
準備はいいですか? それではエクセル関数・数式を習得するための旅に出かけましょう!