EC/ネットショップでサブスクビジネスのはじめ方「徹底解説」
What you'll learn
- サブスクビジネスを始めたい人の全体像が分かります
- サブスクの基本概念、単品購入との違いが分かります
- MRR、解約率、LTVなどの数値的な分析指標などがわかります
- サブスクビジネスを始めるうえでの基本的なステップを学べます
Requirements
- ECをやったことがない人でも大丈夫。サブスクの重要なポイントが分かります
Description
定期購買ビジネスの導入は、EC事業において安定した収益を確保し、顧客との長期的な関係を築くために非常に効果的な手法です。
このコースでは、定期購買サービスの基本的な概念から、成功事例、重要な指標の理解、導入方法までを幅広くカバーし、実践的な知識を提供します。これを学ぶことで、定期購買のビジネスモデルを自社に取り入れ、事業の収益基盤を強化するための基礎を身につけることができます。
【お礼】
受講者数100人突破致しました。
<特徴>
約100枚のスライドを使って丁寧に解説
2012年より自社EC運営はもちろん、様々な企業のEC支援を実施している講師が直接解説
コンサルティングとして提供しているフレームワークやノウハウも解説
実際に運営されている有名ストア事例も紹介
<セミナー内容の紹介>
定期購買サービスの概要
定期購買とは、顧客が一定の期間ごとに商品を自動的に受け取ることができるサービスを指します。一般的に、健康食品、コスメ、家庭用品など、消耗品に適しているビジネスモデルであり、顧客にとっては購入の手間が省ける利便性が特徴です。これにより、事業者は安定した収益を見込むことができ、また顧客との長期的な関係を築きやすくなります。
ビジネスモデルの理解
定期購買の成功には、いくつかの重要な指標を理解することが不可欠です。例えば、MRR(Monthly Recurring Revenue)は毎月の定期収益を示し、安定した収益の確保に役立ちます。また、解約率(Churn rate)は顧客が一定期間内にサービスを解約する割合を指し、これを低く抑えることが定期購買の成功のカギとなります。さらに、LTV(Life Time Value)は顧客一人が生涯でどれだけの利益をもたらすかを示す指標であり、マーケティング費用の適正化や収益予測に活用できます。これらの指標を正しく理解し、管理することが、定期購買ビジネスの成否を分けるポイントです。
メリットとデメリットの把握
定期購買の導入にあたって、事業者と顧客の両方にとってのメリットとデメリットを把握することが重要です。事業者側のメリットとしては、継続的な収益の確保、需要予測の容易さ、オペレーションの効率化が挙げられます。一方で、継続的な商品提供体制の構築や、顧客フィードバックの対応が求められるデメリットも存在します。顧客にとってのメリットは、都度購入の手間が省けることや、特典・割引を受けられることが挙げられますが、商品が使い切れないうちに次の商品が届いてしまうリスクや、解約の手続きが煩雑になる可能性もあります。これらの要因を考慮し、導入前にしっかりと対策を練ることが大切です。
適した商品とサービスの選定
定期購買に適した商品は、消耗品や食品、アパレル、オンラインコンテンツなど、定期的に消費されるものが中心です。例えば、毎日摂取するサプリメントや、定期的に買い替えが必要なコスメなどは、定期購買に適しています。反対に、耐久期間が長い商品や、低価格帯のコモディティ商品は、定期購買モデルには不向きとされています。ただし、ターゲット層やマーケティングの工夫次第で、これらの商品も定期購買モデルに取り入れることが可能です。
重要な指標の管理
定期購買ビジネスを運営するうえで、重要なKPIとしてのMRR、解約率、LTVを適切に管理することが求められます。MRRが高ければ安定した収益が確保され、解約率が低いほど顧客満足度が高いといえます。また、LTVが高いことで、顧客一人あたりの価値を最大限に引き出し、より効率的なマーケティング戦略を展開できます。これらの指標を定期的にモニタリングし、事業の健康状態を把握しながら運営を続けることが重要です。
導入のステップと顧客理解
定期購買サービスを成功させるためには、まずターゲット顧客のニーズを深く理解し、それに応じた商品プランを設計することが必要です。例えば、健康食品を販売する場合は、健康志向の顧客をターゲットにし、消費ペースに合わせた適切な配送頻度を設定します。また、柔軟な契約条件を提供することで、顧客が安心してサービスを利用できるようにすることが求められます。
集客とマーケティング戦略
定期購買サービスにおいて、効果的な集客方法を確立することも非常に重要です。GoogleやFacebook広告を活用し、ターゲット顧客にリーチする戦略が有効です。また、インフルエンサーマーケティングや成果報酬型広告など、さまざまな集客手法を組み合わせて、最大限の効果を引き出すことが求められます。これにより、初期の顧客獲得をスムーズに行い、安定した顧客基盤を築くことができます。
決済システムとCRMの活用
定期購買に適した決済システムの導入も重要なポイントです。安定性と信頼性の高いシステムを選び、さまざまな支払いオプションを提供することで、顧客の利便性を高めます。また、CRM(顧客関係管理)を活用して、顧客データを一元管理し、顧客満足度を高めるためのコミュニケーションを積極的に行います。これにより、顧客の解約を防ぎ、LTVを向上させることが可能になります。
成功事例と失敗事例の学習
実際の事例から学ぶことで、定期購買サービスを導入する際の具体的なポイントを理解することができます。成功事例では、顧客のニーズを的確に捉え、効果的なマーケティング戦略を駆使した企業が多く見られます。一方、失敗事例からは、過剰な配送頻度や、解約の難しいプラン設計など、避けるべきポイントが学べます。これらの知識を活用して、実践的なアプローチを設計しましょう。
セミナーのまとめと今後のアクションプラン
最後に、これまで学んだ知識をもとに、自社での定期購買サービスの導入に向けたアクションプランを立ててもらいます。
重要なのは、顧客のニーズに寄り添いながら、柔軟で魅力的なサービスを提供することです。事業計画をしっかりと練り、導入後も継続的に改善を重ねることで、安定した収益を確保し、顧客満足度の高い定期購買サービスを実現できます。
Who this course is for:
- これからECビジネスを始めようとしている方
- ECビジネスを既に展開していて、サブスク型のビジネスを検討している方
Instructor
株式会社ハックルベリー ディレクター
株式会社D4D 代表取締役
Summy株式会社 CMO/COO
citywave Tokyo PR Manager
元競泳日本代表/世界2位
2012年ロンドン五輪出場を逃し引退。
その後、ドロップシッピング型ECサイトの運営やWordpress/EC-CUBEでの受託開発などを行う。
更に社内新規事業として、WEBメディアやオフラインメディア事業などを立ち上げ、その後M&Aを経験。
現在は、元々得意であったEC領域において、自社サイト・モールなど問わずに立ち上げ支援から既存サイトの売上向上支援まで、幅広く支援を行っている。
元スポーツ選手でありながら、ビジネス業界での活動が認められ、Global Shapers Community Tokyo Hubのメンバーに選出もされている(世界経済フォーラム により組織される、多様なバックグラウンドを有する33歳以下の若者によるコミュニティ。)
【TV・放送関連】
シューイチ
石井一久のマウンド目線から言わせてもらっていいですか?
知識ゼロから始めるデジタルサイネージ入門
【出版】
モノマガジン(mono magazine)
広報みやしろ(埼玉県宮代町 発行)
最強ジャンプ(集英社)
【講演・登壇実績】
・京都産業大学
・会津大学
・滋慶学園
・全脳アーキテクチャ若手の会
・株式会社みらいワークス
・吉本興業株式会社
・タイムカプセル株式会社
・株式会社Keepup
他...