
このビデオをご覧いただくことで、コースの概要と効率的な学習の仕方がわかります。
受講の際のコースプレイヤーの操作の仕方についての解説です。
このコースに必要な楽譜と演奏アドバイスをダウンロードし、プリントアウトしましょう!
模範演奏を視聴することで、楽曲のおおよその完成イメージを掴むことができます。
第3楽章の左手の押さえを確認することが出来ます。
*もし、見にくいところがありましたら、レクチャー最後の「楽器パネルキャプチャービデオ」で詳細が確認できます。
シ→ファ→ミ→ファ→ソ→ファ→シ→ファ→レ→ファ→シ→ファという音の並びですが、大切なのは、奇数番目の音、すなわち、シ、ミ、ソ、シ、レ、シの音がしっかり聞こえてくるように弾くことです。
特に小節の後半の4~6拍目の奇数番目の音をしっかり弾きましょう。
この小節から左手の押さえがグンと難しくなります。
まず、セーハをしっかり押さえる事と正確なスラーを行なう事です。
セーハは③弦の音がしっかり出るように、③弦を弾きながら、よく確認して押さえましょう。スラーは左指3、4番のスラーですが、しっかり音が出るように叩きましょう。
ここで、スラーの練習方法を解説致しますので。ご覧いただき、今後、音が出にくい箇所はこの方法で練習なさって下さい。
ここは、前の「3小節~4小節」の左手の押さえをそのままの形でもってきますので、練習方法は同じです。
左手の押さえが似たような形で、微妙に形が変わりながら下降してゆきますが、スラーの音が印象的に耳に残るように演奏するとよいでしょう。
9小節はスラーがしっかり弾けていれば特に問題はありませんが、10小節の4~6拍目の「ドラファ、ソミド」の音がきちんとわかるように弾くことが大切です。
けっして、あわてて「どのような音を弾いているかわからない」ようにならないようにしましょう。
11小節~19小節は前のフレーズの繰り返しですので、技術的なアドバイスは同じなので省略致します。
20小節だけは前のフレーズとは異なります。この小節で大切なことは、19小節の最後の「ラ♯の音を聴いてから」20小節のセーハに入ることです。速く弾いている為、ラ♯の音を弾き切らないうちに、あわてて次のセーハに入りがちになりますので、注意が必要です。
セーハをしてしまえば、あとは左指を全て一度に押さえなくてもよく、順番に指を置きながら演奏することも可能ですので、「セーハがきまれば、こっちのもの」位の気持ちで演奏できるとよいでしょう。
21小節は特に難しいところはありませんがしっかり指を立てて押さえなければ、隣の弦に指が触れ、音が止まってしまい、響きが悪くなることもありますので、注意しましょう。
22小節の1~2拍目は21小節の4~5拍目で押さえていた形をそのままスライドして押さえましょう。その後は3連符気味のスラーが3つ続きますが、幸いにして3つとも最初の音は開放弦ですので、しっかりした音が出やすいですね。その分、左指で頑張らずにスラーを弾けますが、スラーを押さえ外さないように注意深く弦を「叩く」ようにしましょう。
23小節はレガートな演奏が要求される箇所ですので、美しいスラーが弾けるように繰り返し練習しましょう。24小節は押さえるところさえ間違わなければ特に問題はありません。
25小節は最初からかなり押さえがきつい箇所です。一度に押さえることが難しい場合は、1拍目のファ♯を弾きながらセーハを押さえてゆく形でも大丈夫です。4~6拍目は弦を「またぎながら」弾く関係上、レガートな演奏がしにくい箇所ですが、なるべく同じ音質でレガートな演奏を心がけて、次の26小節に繋げてあげられるとベストです。
26小節は最初の1拍目の音が25小節のからのフレーズの最後の音なので、しっかり音を収めることを意識して弾いた後、上から何かが降ってくるかのような描写をするように、下降音階をレガートに演奏できるとよいでしょう。
【音階をレガートに演奏するための練習方法】
②弦と③弦の開放弦をimi,mimで弾く練習方法です。
iで③弦を引いた後miで②弦を弾く、mで③弦を引いた後imで②弦を弾く
iで②弦を引いた後miで③弦を弾く、mで②弦を引いた後imで③弦を弾く
以上を可能な限り速く、繰り返し行なう。
27小節はいずれの出版物にも7フレットと5フレットのセーハ記号が記されており、一応セーハ記号をつけました。確かに、セーハする方が安全に弾けるかと思われますが、セーハしなくても左1指で押さえるだけでも大丈夫です。28小節は26小節と同様に27小節の低音のフレーズの最後の音という性格を意識して弾き、その後はレガートに演奏しましょう。
29小節は美しいスラーを弾くように練習しましょう。30小節は最初の⑤弦開放弦を引いた後、左4指で正確に⑤弦5フレットを叩くことが要求されます。ここを叩き損じると非常にみっともない演奏になってしまいますので、慎重に叩くように、というよりむしろ、指を置くような気持ちで弾きましょう。
4フレットセーハが出てきますが最初に左2指で⑤弦5フレットを弾きながらセーハを押さえてゆきます。
32小節は31小節の繰り返しですが、繰り返し記号で2回目に弾く際は演奏表現を変えたいものです。例えば、31小節は普通の音量で弾いた後、32小節の音量を抑えて弾くようなエコーの効果を意識して演奏するとよいでしょう。これは、他の小節も同様です。
セーハしながら左2,3指を少し離れたフレットを押さえる必要があり、やや、きつい押さえになりますが、頑張って押さえましょう。
33小節も31小節と同様に左2指でド♯をしっかり押さえながらセーハを決めてゆきます。
セーハが無いので押さえが楽ですが、こういうところで左手の力を抜くことを忘れないようにしましょう。
ひどくきつい押さえではありませんが、一番最初の音の左4指を絶対に押さえ外さないように慎重に押さえることが大切です。
押さえが楽なので、ここでも左手の力を抜くようにしましょう。
微妙に形が変わりながら、クレッシェンドしながら演奏しましょう。
意外と音の間違いを起こしやすい箇所ですので、音階の読み間違えのないように、正確に音階を読んで左指を押さえてゆきましょう。
アクセント記号がある低音ファ-ミ-レ-ドをしっかり意識して演奏してゆきましょう。
だんだん音楽を収めてゆきますので、デクレッシェンドしながらややリタルダンド気味に演奏するとフレーズ最後の演出がうまく行くでしょう。
45小節の2つの下降スラーがポイントで、左4指からのスラーになりますので、やや弾きにくい為、繰り返しの練習が必要です。46小節はフレーズの終わりですが、決して速さを緩めないようにしましょう。
*速さを緩めてしまうと、音楽が終了してしまう感じになります。速さを緩めないことで、まだ演奏が続いている感じを演出できています。
ここから、ガラリと雰囲気が変わります。
同じフレーズが後を追いかけるように1オクターブ違いで弾かれますが、レガートに演奏することが大切です。48小節の4指からのスラーがきちんと聴こえるように弾きましょう。
前の小節のエコーから始まる形です。エコーなので、やや音量を抑え気味で演奏出来るとよいでしょう。その後、上昇、下降、上昇の音階がありますが、いずれもレガートな演奏を心がけましょう。
スラーが沢山出てきますので、どのスラーも美しく、レガートに演奏出来るように練習しましょう。
*スラーが出てきたら、「まかしておけ」位の気持ちになれるとベストですね。
54小節の左4指からのスラーは、左2,3指もしっかり立てて弾きましょう。
62小節は「転」の最後の部分ですので、ややリタルダンドしながら、テーマに戻る予感を演出しましょう。
55小節~62小節は押さえがかなりきついですので、繰り返し練習が必要です。
スラーを美しく弾くことと、セーハをしっかり押さえられるように練習しましょう。
63小節は左4指からのスラーを正確に弾きましょう。
64小節は低音のシ→シ→ラ→ラをクレッシェンドしながら、しっかり意識して弾きましょう。
65小節の4拍目がクレッシェンドの頂点で、その後デクレッシェンドして一旦収めます。
その後、繰り返し記号で64小節に戻りますが、最初とは異なる表現で演奏できるとよい演奏になりますので、トライしてみましょう。
各小節の1拍目と4拍目の音がメロディーになりますので、しっかり意識して弾きましょう。68小節5拍目裏拍からの左3指での移動は素早く行う必要がありますので、徹底的に練習しましょう。
69小節の4拍目で左1指で①弦10フレットから14フレットに移動するところがありますが、絶対に間違わないように、目で追いながら、確実に弾きましょう。
70小節の1拍目は大きく弾く方法と柔らかく弾く方法があります。演奏者によってイメージが異なるので、一概には言えませんが、例えば、天に昇ってゆく感じを演出するためには、どのように演奏するとよいか考えてみましょう。70小節の4拍目の和音と71小節の和音は決して急がず、きちんと左手で押さえたことを目で確認してから弾きましょう。
*たとえタイミングがずれたとしても、弾き損じの和音を弾くより、きちんとした和音を弾く方が印象が良いですね。
模範演奏で見にくいところも、このビデオで音符と左指の押さえの関係を確認することが出来ますので、しっかり確認して練習に活用しましょう!
「大聖堂」第1、第2楽章へのリンク
アグスティン・バリオス・マンゴレ(パラグアイ1885-1944エルサルバドル)はパラグアイが生んだ最高のクラシック・ギタリスト兼作曲家と言われています。彼の作風は「ギターのショパン」と言われるように、甘美なメロディーと緻密な和音構成に基づく、彼ならではの独特な音楽世界と言えるでしょう。
今回、取り上げる「大聖堂」はバリオスの代表的な作品で、第二楽章アンダンテと第三楽章アレグロはウルグアイのモンテビデオの大聖堂で着想(オルガンでバッハが演奏されていたという)し1921年に作曲、プレルディオはキューバのハバナの大聖堂で着想し1938年に作曲。第二楽章アンダンテは大聖堂に集まった信徒たちの祈りの念、第三楽章アレグロは祈りを終えて外の通りへ出て行く人々の感動の余韻をとどめた足取りを表現。第一楽章プレルディオ(プレリュード)は前奏曲の意でサウダーデ(郷愁)の副題を持ちます。(*当初、日本では「大聖堂」の楽譜は第二楽章と第三楽章のみが売られていましたが、後にヘスス・ベニーテス氏により第一楽章が付け加えられて出版されました。)
この作品はギターを弾く人の憧れと言っても過言ではなく、一度は弾いてみたい作品の一つです。また、この作品は、2019年11月1日公開の映画「マチネの終わりに」で、俳優の福山雅治さんが劇中で演奏されて、再び脚光を浴びた作品と言えるでしょう。
この講座では、この作品の左手の押さえとコツ、音楽表現を中心に、どなたにもご理解いただけるように、ビデオを使いながら解説してゆきます。この講座で「大聖堂」第3楽章をしっかりと自分のものにしていただき、得意レパートリーに加えていただけたら幸いです。
【コース構成】
セクション1:コースの概要と学習の進め方
セクション2:「大聖堂」第3楽章の楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
セクション3:「大聖堂 第3楽章」模範演奏
セクション4:「大聖堂 第3楽章~第1部・起~」解説ビデオ
セクション5:「大聖堂 第3楽章~第2部・承~」解説ビデオ
セクション6:「大聖堂 第3楽章~第3部・転~」解説ビデオ
セクション7:「大聖堂 第3楽章~第4部・結~」解説ビデオ
セクション8:楽器パネルキャプチャービデオ
【全楽章を受講されたい方へ】
本来は第1~3楽章全てをレクチャーする予定でしたが、あまりにも長時間になってしまう事から、あえて、第1,2楽章の講座と切り離しました。第1,2楽章はTAKAというUdemyのアカウントで公開しており、最後のボーナスレクチャーにリンクがありますので、そちらからご購入なさって下さい。
■TAKA講師のその他の学習コースのご紹介
【こども向けギターコース】
●リトルギタリストⅠ
●リトルギタリストⅡ
●リトルギタリストⅢ(完結編)
【アコースティックギター関連コース】
●やさしく独習アコギ(入門編)TAKA 先生のアコースティックギターレッスンⅠ
【習いに行かずに上手くなる】
●速効独習アコギ(応用編) TAKA 先生のアコースティックギターレッスンⅡ
【習いに行かずに上手くなる】
●アコギ(アコースティックギター)独奏レパートリー(初級編)初級ソロギター5曲
●アコギ(アコースティックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲
【クラシックギターコース】
●基礎からのクラシックギター(Classical Guitar)Ⅰ(初級編)ビデオで明解!
【習いに行かずに上手くなる】
●基礎からのクラシックギター(Classical Guitar)Ⅱ(中級編)ビデオで明解!
【習いに行かずに上手くなる】
●基礎からのクラシックギター(Classical Guitar)Ⅲ(上級編)ビデオで明解!
【習いに行かずに上手くなる】
【クラシックギターレパートリー拡充に!】
●クラギ(クラシックギター)独奏レパートリー(初級編)初級ソロギター5曲
●クラギ(クラシックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲VOL.1
●クラギ(クラシックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲VOL.2
●クラギ(クラシックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲VOL.3
【クラシックギター・スキルアップ関連コース】
●演奏力パワーアップ!クラシック・ギタリストのための毎日の練習
●クラシックギター・トレモロ奏法コンプリート・マスター講座
【名曲コンプリートマスターコース】
●クラシックギター名曲「愛のロマンス」(映画「禁じられた遊び」より)
3日でマスター(最短1日)~「サラバンド」付
●ビデオとTAB 譜で明解!クラシックギター名曲「大聖堂(作曲:バリオス)
第1・2楽章」コンプリートマスター講座
●ビデオとTAB 譜で明解!クラシックギター名曲「大聖堂(作曲:バリオス)第3楽章」
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●ビデオとTAB 譜で明解!クラシックギター名曲「アストリアス(作曲:アルベニス)」
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リアの遺言」を弾こう!
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●クラシックギター名曲:スペイン舞曲第5番「アンダルーサ(祈り)」ビデオとTAB 譜でわかる!
●世界一やさしいクラシックギター名曲「アルハンブラの思い出(F.タルレガ)」
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●ビデオとTAB 譜で明解!「アラビア風奇想曲(F.タルレガ)」コンプリートマスター講座
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●ビデオで独学独習!クラシックギター名曲「ショーロスNo.1」
&「プレリュードNo.3」コンプリートマスター
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