ビデオとTAB譜で明解!クラシックギター名曲「大聖堂(作曲:バリオス)第1・2楽章」コンプリートマスター講座
What you'll learn
- バリオスの名曲「大聖堂」第1・2楽章の左手で押さえるポジションが「実際に弾いているビデオ」で確認できます。
- 数小節ずつ区切り、それぞれの押さえ方のコツと付随する音楽表現が学べます。
- 右指のタッチや「練習の際に気を付ける事」についての具体的なアドバイスがあります。
- 自然ハーモニクスと技巧ハーモニクスの具体的な演奏方法が学べます。
- 模範演奏を真似ることで、一通りの演奏表現を会得できます。
- 「ギターの楽器パネルと連動する楽譜のビデオ」で左手の押さえのポジションが確認できます。
Requirements
- クラシック・ギターかアコースティック・ギターが必要です。
Description
アグスティン・バリオス・マンゴレ(パラグアイ1885-1944エルサルバドル)はパラグアイが生んだ最高のクラシック・ギタリスト兼作曲家と言われています。彼の作風は「ギターのショパン」と言われるように、甘美なメロディーと緻密な和音構成に基づく、彼ならではの独特な音楽世界と言えるでしょう。
今回、取り上げる「大聖堂」はバリオスの代表的な作品で、第二楽章アンダンテと第三楽章アレグロはウルグアイのモンテビデオの大聖堂で着想(オルガンでバッハが演奏されていたという)し1921年に作曲、プレルディオはキューバのハバナの大聖堂で着想し1938年に作曲。第二楽章アンダンテは大聖堂に集まった信徒たちの祈りの念、第三楽章アレグロは祈りを終えて外の通りへ出て行く人々の感動の余韻をとどめた足取りを表現。第一楽章プレルディオ(プレリュード)は前奏曲の意でサウダーデ(郷愁)の副題を持ちます。(*当初、日本では「大聖堂」の楽譜は第二楽章と第三楽章のみが売られていましたが、後にヘスス・ベニーテス氏により第一楽章が付け加えられて出版されました。)
この作品はギターを弾く人の憧れと言っても過言ではなく、一度は弾いてみたい作品の一つです。また、この作品は、2019年11月1日公開の映画「マチネの終わりに」で、俳優の福山雅治さんが劇中で演奏されて、再び脚光を浴びた作品と言えるでしょう。
この講座では、この作品の左手の押さえとコツ、音楽表現を中心に、どなたにもご理解いただけるように、ビデオを使いながら解説してゆきます。この講座で「大聖堂」第1・2楽章をしっかりと自分のものにしていただき、得意レパートリーに加えていただけたら幸いです。
【コース構成】
セクション1:「練習の際に気をつけたいこと」と「コースの概要と学習の進め方」
セクション2:「大聖堂」第1楽章の楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
セクション3:「大聖堂 第1楽章」模範演奏
セクション4:「大聖堂 第1楽章」解説ビデオ
セクション5:楽器パネルキャプチャービデオ
セクション6:「大聖堂」第2楽章の楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
セクション7:「大聖堂 第2楽章」模範演奏
セクション8:「大聖堂 第2楽章」解説ビデオ
セクション9:第2楽章 楽器パネルキャプチャービデオ&ボーナスレクチャー
【全楽章を受講されたい方へ】
本来は第1~3楽章全てをレクチャーする予定でしたが、あまりにも長時間になってしまう事から、あえて、第3楽章の講座と切り離しました。第3楽章はGuitarCloudというUdemyの別のアカウントで公開しております。最後のボーナスレクチャーにリンクがありますので、御覧ください。
Who this course is for:
- ギターがある程度弾ける方(中級以上)
Instructor
Udemy日本展開後、第1号講師。
クラシックギター、アコースティックギターのギタリスト。クラシック、ポピュラー、歌謡曲など広い範囲の音楽を編曲するアレンジャー。こどもギター教育研究家でギター音符カード、音譜カードめくりゲーム等こども向けの教材開発に取り組んでいます。
13歳よりクラシックギターを始める。同時に当時流行っていた井上陽水やチューリップなどのアーティストに影響を受け、フォークギター(アコースティックギター)を始める。 その後、ビートルズやジャズに傾倒。高校時代にアントニオ古賀、アールクルーらのコピーを始め、クラシックギターの良さを再発見。
38歳の時、13年間のサラリーマン生活に終止符を打ち、独立開業する。 多くの人にギターの素晴らしさを伝えたいという想いで、生徒さんにアコースティックギターとクラシックギターを教えている。札幌市主催ギターマンドリン音楽祭オーディション合格
「習いに行かずに上手くなる」をコンセプトにUdemy にレッスンコースを作り続けている。2019年12月現在、Udemy12コース(他にGuitarCloudという名前で2コース)の講座公開、受講生700名以上。