
サンドペーパーや弦のタッチについてのアドバイスです。
本コースの「概要と学習の進め方」についての解説です。
受講の際のコースプレイヤーの操作の仕方についての解説です。
「大聖堂 第1楽章」楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
模範演奏を視聴することで、楽曲のおおよその完成イメージを掴むことができます。
第1楽章の左手の押さえを確認することが出来ます。
*もし、見にくいところがありましたら、レクチャー最後の「楽器パネルキャプチャービデオ」で詳細が確認できます。
楽曲の演奏に必要な「自然ハーモニクスと技巧ハーモニクス」についての解説です。
第1楽章は、全体的にソプラノ歌手が歌っているように演奏することがポイントです。
ファ→ファ→ファ→ファ→ミ→ミ→ソ→ソのメロディーの流れをしっかり意識して演奏しましょう。
また、伴奏が大きくなりすぎないように注意しましょう。特に②弦の開放弦の音が大きくなりやすいので、しっかり音量をコントロールして弾きましょう。
メロディーがファ→ファ→ファ→ファ→ミ→ミ→ファ→ファとなり、更に内声が変化してゆきます。
左手の押さえで難しいところは6小節と8小節で、6小節は左2指も1指も12フレットに指を置かなければいけないので、左手首を前にひねりながら押さえる、また、8小節も同様にさらに左手首を前にひねる動作が必要になります。
メロディーがレ→レ→ミ→ミ→ファ→ファ→レ→レと11小節にかけてクレッシェンドし12小節でデクレッシェンドする形になります。
内声がとても変化していることに注意しましょう。特に、♯等の臨時記号がついている音符はしっかり意識して弾くとよいでしょう。
メロディーはレ→レ→ド→ド→ド→ド→ド→ドと後半はドの音が続きますが同じ音が続くところは同じ感じで弾くのではなく、クレッシェンドかデクレッシェンドしながら、かつ、音色の変化をつけながら弾きましょう。
また、15小節は左3指と2指が10フレットを同時に押さえることになり、かなり押さえにくいですが、しっかりこらえて押さえましょう。
メロディーはレ→レ→ド→ド→ド→ド→ファ→ファと19小節に向けてデクレッシェンドしつつ、リタルダンドをかけながら、20小節はフレーズの最後として収めてゆきます。
また、20小節のセーハの押さえがきつく、かつ、左2指を⑤弦の13フレットに乗せるのが難しいので、左2指をしっかり置き、その上でセーハをしましょう。
ここは冒頭~4小節と同じ音の構成ですが、冒頭~4小節と同じ演奏ではなく、異なる表現を心がけましょう。
*「異なる表現」とは・・・・冒頭~4小節はメロディーの始めですが、21~24小節は一つのフレーズを一度歌い終わた後、もう一度出てくる同じフレーズですね。冒頭~20小節まで一通り歌い終わり、「望郷の念がかなり行き着いているところで、もう一度歌いだす」フレーズであることを意識して演奏するとよい演奏になりますので、しっかり、想像力を働かせて演奏しましょう。
例えば・・・故郷に帰った主人公が静かに涙を流しているシーンを想像してみる等。
メロディーがファ→ファ→ファ→ファ→ファ→ミ→レ→レとだんだん下がりながらメロディーを収めてゆくところですが、特に注意するのはアルペジオの一番下の音がシ→ラ→ソ→ソと下がってくるところです。ここは「低音が下がってきていますよ」と聞いている人にしっかり教えてあげるように弾きましょう。(大きな音で弾くという事ではなく、小さな音でもわかるように弾くという事です。)
メロディーはレ→ド→シ→シ→シ→シ→ソ→ソと、だんだん音程が下がってきますので、全体的にデクレッシェンドしながらの演奏になりますが、内声の繊細な動きが分かるように弾いてあげましょう。
メロディーはミ→ミ→シ→シ→ミ→ミ→シ→シと同じフレーズを繰り返しますので、33~34小節と35~36小節はエコーであると考えられます。しかし、メロディーが同じでも内声が異なりますので、演奏を聴いている人に「内声が変化しますよ」と教えてあげるように演奏するとよいでしょう。
メロディーはミ→ミ→ファ→ファ→ファ→ファ→ミ→ファと次のフレーズに続く感じになっています。38小節の最初の音にはテヌートかけてあげるとよい感じになります。
38~39小節のセーハはしっかり押さえ、低音がビビつかないようにしましょう。
メロディーがソ→ミ→シ→ラ→シ→ドレソシ→レ→ドミソシと後半は16分音符で変化が現れます。ここは43小節に向けてデクレッシェンドしますが、上昇する音階の16分音符の流れに乗って天井に向かってゆくイメージで演奏するとよいでしょう。
42小節のセーハは③弦~⑥弦にしっかり意識を集中して押さえましょう。
ここは、前のフレーズで天井に上がったものが下がってきて、また、更に上昇し、消えてゆくエンディングをイメージして演奏するとよいでしょう。
イメージの例)故郷に想いをはせている主人公が、夢の中に入ってゆくシーン等。
模範演奏で見にくいところも、このビデオで音符と左指の押さえの関係を確認することが出来ますので、しっかり確認して練習に活用しましょう!
「大聖堂 第2楽章」楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
模範演奏を視聴することで、楽曲のおおよその完成イメージを掴むことができます。
第2楽章の左手の押さえを確認することが出来ます。
*もし、見にくいところがありましたら、レクチャー最後の「楽器パネルキャプチャービデオ」で詳細が確認できます。
2小節1拍目の和音の内声にメロディーがあります。
右指pimで演奏しますが、メロディーを弾く右i指の指先に弦の存在をきちんと確認してから、和音を弾きましょう。音量のバランスとしては③弦のファ♯>④弦のレ>開放弦②弦のシというバランスが理想ですので、開放弦の②弦の音量をかなり抑えて演奏できるとよいでしょう。何度も和音を弾いて、このバランスをよく聴くように練習しましょう。
最初の和音と最後の和音は音は同じですが、性格が異なります。
最初の和音はメロディーの始まりに付随する和音ですが、最後の和音はメロディーの終わりとして音楽を収める和音、という事を意識して演奏しましょう。
また、「冒頭~3小節」の1オクターブ下で再現されるメロディーであり、
礼拝の時に繰り返される言葉「主の御名によってアーメン」を彷彿とさせます。そのため、厳粛な感じで演奏するとよいでしょう。
教会のオルガンの演奏のように、和音を構成している3つの音が少しずつ動きながら和声を組み立てていて、厳粛な感じを表現しています。
どの音もしっかり動きがわかるように演奏するとよいでしょう。
このあたりからコーラスのような、複数の人の声が聞こえてく感じがしますね。
クレッシェンドしながら、和音の一つ一つが人の声であることを意識して演奏するとよいでしょう。
さらに人の声が多くなり、礼拝に参加した人全員の歌が聞こえてくるようですね。
最高音からだんだんデクレッシェンドしながら一旦収めましょう。
天井の世界からの声が降りてくるようなイメージで不協和音→協和音を繰り返し、デクレッシェンドしながら一旦収めましょう。気を付けることは、四声の和音のどの音もしっかり聞こえるように弾き、特に16分音符で構成されている和音が短くなりすぎないように、気をつけましょう。
前のフレーズの延長上にある和声進行です。
不協和音→協和音を繰り返し、デクレッシェンドしてゆくように演奏しましょう。
降りて来た「天井の世界からの声」に呼応するかのように、地上からのコーラスで
不協和音→協和音を繰り返し、クレッシェンドしながら一旦収めましょう。
もう一度「天井の世界からの声」に問いかけるように、前のフレーズを繰り返そうとする途中で「ぴたりと映像が止まるかのように」音楽が止まります。
20小節3拍目のドの音で「天井の世界からの声」が世界を支配するかのように、スッと現れ、ミラクルな感じの7連符がピシャリと地上からの声をシャットアウトします。
このフレーズでは20小節四拍目の3連符はテヌート気味に階段を下りるように弾くことで、「天井の世界からの声」が一歩一歩、降りてくる感じを演出できるでしょう。
最初の「ドレシ」のメロディーの後、1オクターブ上で「ドレシ」を繰り返しますが、祈りが教会の天井や空に向かって飛んで行く様子を想像されるとよいでしょう。
その為、最後のハーモニクス(②弦の19フレットと12フレット)は小さいけれども、しっかり聞こえる美しい音色で演奏できるとベストです。
模範演奏で見にくいところも、このビデオで音符と左指の押さえの関係を確認することが出来ますので、しっかり確認して練習に活用しましょう!
アグスティン・バリオス・マンゴレ(パラグアイ1885-1944エルサルバドル)はパラグアイが生んだ最高のクラシック・ギタリスト兼作曲家と言われています。彼の作風は「ギターのショパン」と言われるように、甘美なメロディーと緻密な和音構成に基づく、彼ならではの独特な音楽世界と言えるでしょう。
今回、取り上げる「大聖堂」はバリオスの代表的な作品で、第二楽章アンダンテと第三楽章アレグロはウルグアイのモンテビデオの大聖堂で着想(オルガンでバッハが演奏されていたという)し1921年に作曲、プレルディオはキューバのハバナの大聖堂で着想し1938年に作曲。第二楽章アンダンテは大聖堂に集まった信徒たちの祈りの念、第三楽章アレグロは祈りを終えて外の通りへ出て行く人々の感動の余韻をとどめた足取りを表現。第一楽章プレルディオ(プレリュード)は前奏曲の意でサウダーデ(郷愁)の副題を持ちます。(*当初、日本では「大聖堂」の楽譜は第二楽章と第三楽章のみが売られていましたが、後にヘスス・ベニーテス氏により第一楽章が付け加えられて出版されました。)
この作品はギターを弾く人の憧れと言っても過言ではなく、一度は弾いてみたい作品の一つです。また、この作品は、2019年11月1日公開の映画「マチネの終わりに」で、俳優の福山雅治さんが劇中で演奏されて、再び脚光を浴びた作品と言えるでしょう。
この講座では、この作品の左手の押さえとコツ、音楽表現を中心に、どなたにもご理解いただけるように、ビデオを使いながら解説してゆきます。この講座で「大聖堂」第1・2楽章をしっかりと自分のものにしていただき、得意レパートリーに加えていただけたら幸いです。
【コース構成】
セクション1:「練習の際に気をつけたいこと」と「コースの概要と学習の進め方」
セクション2:「大聖堂」第1楽章の楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
セクション3:「大聖堂 第1楽章」模範演奏
セクション4:「大聖堂 第1楽章」解説ビデオ
セクション5:楽器パネルキャプチャービデオ
セクション6:「大聖堂」第2楽章の楽譜と演奏アドバイスをダウンロードしましょう!
セクション7:「大聖堂 第2楽章」模範演奏
セクション8:「大聖堂 第2楽章」解説ビデオ
セクション9:第2楽章 楽器パネルキャプチャービデオ&ボーナスレクチャー
【全楽章を受講されたい方へ】
本来は第1~3楽章全てをレクチャーする予定でしたが、あまりにも長時間になってしまう事から、あえて、第3楽章の講座と切り離しました。第3楽章はGuitarCloudというUdemyの別のアカウントで公開しております。最後のボーナスレクチャーにリンクがありますので、御覧ください。
■TAKA講師のその他の学習コースのご紹介
【こども向けギターコース】
●リトルギタリストⅠ
●リトルギタリストⅡ
●リトルギタリストⅢ(完結編)
【アコースティックギター関連コース】
●やさしく独習アコギ(入門編)TAKA 先生のアコースティックギターレッスンⅠ
【習いに行かずに上手くなる】
●速効独習アコギ(応用編) TAKA 先生のアコースティックギターレッスンⅡ
【習いに行かずに上手くなる】
●アコギ(アコースティックギター)独奏レパートリー(初級編)初級ソロギター5曲
●アコギ(アコースティックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲
【クラシックギターコース】
●基礎からのクラシックギター(Classical Guitar)Ⅰ(初級編)ビデオで明解!
【習いに行かずに上手くなる】
●基礎からのクラシックギター(Classical Guitar)Ⅱ(中級編)ビデオで明解!
【習いに行かずに上手くなる】
●基礎からのクラシックギター(Classical Guitar)Ⅲ(上級編)ビデオで明解!
【習いに行かずに上手くなる】
【クラシックギターレパートリー拡充に!】
●クラギ(クラシックギター)独奏レパートリー(初級編)初級ソロギター5曲
●クラギ(クラシックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲VOL.1
●クラギ(クラシックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲VOL.2
●クラギ(クラシックギター)独奏レーパートリー(中級編)中級ソロギター5曲VOL.3
【クラシックギター・スキルアップ関連コース】
●演奏力パワーアップ!クラシック・ギタリストのための毎日の練習
●クラシックギター・トレモロ奏法コンプリート・マスター講座
【名曲コンプリートマスターコース】
●クラシックギター名曲「愛のロマンス」(映画「禁じられた遊び」より)
3日でマスター(最短1日)~「サラバンド」付
●ビデオとTAB 譜で明解!クラシックギター名曲「大聖堂(作曲:バリオス)
第1・2楽章」コンプリートマスター講座
●ビデオとTAB 譜で明解!クラシックギター名曲「大聖堂(作曲:バリオス)第3楽章」
コンプリートマスター講座
●ビデオとTAB 譜で明解!クラシックギター名曲「アストリアス(作曲:アルベニス)」
コンプリートマスター講座
●ビデオで最短学習!クラシックギター名曲「プレリュードNo.1(ヴィラ=ロボス)」
コンプリートマスター講座
●ビデオとTAB 譜でわかる!クラシックギター名曲「カタロニア民謡:聖母の御子、アメ
リアの遺言」を弾こう!
●「ヴァイスのシャコンヌコンプリート・マスター」
●クラシックギター名曲:スペイン舞曲第5番「アンダルーサ(祈り)」ビデオとTAB 譜でわかる!
●世界一やさしいクラシックギター名曲「アルハンブラの思い出(F.タルレガ)」
コンプリートマスター
●ビデオとTAB 譜で明解!「アラビア風奇想曲(F.タルレガ)」コンプリートマスター講座
●ギターでバッハを弾こう!~バッハを練習するときっと上達する~
●ビデオで独学独習!クラシックギター名曲「ショーロスNo.1」
&「プレリュードNo.3」コンプリートマスター
【音楽家向けオンラインコース】
●人気音楽家オンライン講師(20コース以上公開)が教える
「音楽家(演奏家)がオンライン講座を作るためのレッスンコース」