What you'll learn
- 取引先の決算書を見るポイントが理解できる
- 経営者が自社の決算書の長所、短所が理解できる
- 金融機関が決算書のどこを見るのか理解できる
- 財務三表を見るポイントが理解できる
- 代表的な財務比率分析が理解できる
Requirements
- 特になし
Description
決算書が苦手な経営者やビジネスパーソンの方、
このような悩みをお持ちではありませんか?
「決算書はただ見るだけで、ポイントが全く分からなかった。本を読んでも分からなかった。」
「決算書を読んだふりをしているが、実は、眺めているだけだ。」
「損益計算書は何となく分かるが、貸借対照表がどうも苦手だ」
「決算書の本を読んだけれど、実際の決算書を見ると、結局、どう評価していいのか分からない。」
「具体的に決算書のどの数字を見ればいいのか分からない」
「勘定科目や専門の用語の意味について、今さら、部下に聞けない」
経営者やビジネスパーソンにとって決算書を理解することは、今や必要最低限といってもいいスキルです。
その証拠に、決算書に関する本は書店にあふれており、ベストセラーになっている本も少なくありません。
しかし、いくら本を読んでみても、実際の決算書を前にすると、何を見ていいか分からないという人も多いはずです。
ちょっとした言葉の違いや形式の違いがネックになっているのです。
決算書の読み方を知らない人は、ただ、漫然と決算書を眺めているだけです。
しかし、プロは、違います。
見るべきポイントが決まっているのです。
しかも、そのポイントは、決して多くありません。
この講座では、そのポイントをお伝えします!
この講座に参加することで、取引先や自社の決算書の読みこなすための必要最低限のポイントを理解することができます。
借方、貸方、勘定科目など簿記や会計の知識がない方でも、1分間でB/Sが読めるようになります。
講座では実際に、4社分の企業の決算書を題材にして、決算書の見方を学びます。
1 決算書の見方~決算書の基礎知識
(1)決算書は誰が何のために作る?
(2)決算書はどこで入手できる?
(3)有価証券報告書とは?
(4)決算公告とは?
(5)決算書を開示したがらない理由
(6)決算書と財務諸表の違い
(7)主な財務諸表
(8)決算短信とは?
(9)継続企業の前提に関する注記
2 バランスシートはどこを見ればいい?~貸借対照表の読み方
(1)資産、負債、資本(純資産)の関係
(2)何がバランスする?
(3)流動と固定の違いは
(4)債務超過とは?
(5)流動性の高い会社
(6)数字を見る3つのポイント
(7)1分間でB/Sを読む方法
(8)欠損金とは?
(9)株主資本等変動計算書
3 取引先は黒字、赤字?~損益計算書の読み方
(1)収益と利益の違い
(2)P/Lを見る3つのポイント
(3)「利益」といっても色々ある
(4)赤字の原因を探る
(5)売上と利益の推移
(6)減価償却とは?
4 キャッシュフロー計算書はこれだけ押さえる
(1)キャッシュフローとは?
(2)営業・投資・財務活動によるキャッシュフローの意味
(3)フリーキャッシュフローとは
(4)3つのキャッシュフローの関係に着目する
(5) 3つのキャッシュフローの関係(具体例)
(6)営業活動によるキャッシュフロー計算書(間接法)の考え方
(7)財務三表のつながり
5 実際の決算書を分析する
この講座は弊社で15年以上行ってきたセミナーをオンライン用に作成したものです。
下記はセミナー参加者の声です。
・非常に濃い内容の講義であり、本当に1日でポイントが理解でき、充実した時間でした。(測定機器 Eさん)
・今までは難しく考えすぎていましたが、ポイントを整理してくださったことにより、決算書を評価する「不安」が「自信」になりました。(食品 Iさん)
・講義の説明が明快で、難しかったセミナーも楽しく受講することが出来た。自分で復習して知識を身につけたい。(陸運 Kさん)
・財務三表のそれぞれの見方のポイントを教えていただいたのが印象的でした。特にBSは理解するのが苦手だったのですが、こんなにポイントが少ないことに驚きました。B/SとP/Lのポイントを押さえるだけで、全体をイメージできますから助かりました。C/Fも教えてくれる人がいなかったので、押えるべきポイントと分析はとても役に立ちました。(鉱山機械製造業 TIさん)
・元々決算書の基礎が分からなかったので、財務諸表見方の部分が非常に参考になりました。(海運業 Yさん)
・自分のためだけでなく、会社の営業マン、他の間接部門の人間に対して、財務分析について見るべき点を分かりやすく伝えられるようになるためのとてもいい参考となりました。ありがとうございました。(電機機器 Hさん)
全体像から入ったので、イメージがつきやすくてよかったです。BSのイメージ図が分かりやすかった。何度か同様のセミナーへ参加しましたが、今回が一番理解しやすかったです。(商社 Mさん)
Who this course is for:
- 営業担当者、経営者、プログラマー、法務、経営企画、プロジェクトマネージャー
Instructor
ナレッジマネジメントジャパン株式会社 代表取締役 / 博士(経営情報)
前 株式会社クレディセイフ企業情報 代表取締役
早稲田大学卒。米大手企業情報会社を経て、2000年に現在の会社を設立。与信管理のコンサルティングや講演、執筆業務を行う。
与信管理、債権回収、財務分析、 海外取引、コミュニケーション等をテーマに1,000回超の講演をこなし、受講者数は20,000名を超える。
日本人で初めてNational Collections & Credit Riskにおいて講演。世界10カ国で英語でのセミナー実績を持つ。
日本経済新聞、早稲田大学、SMBCコンサルティング、東京商工会議所、JETRO、日本経営協会の講師としても活動中。
<著書・訳書>
『海外取引の与信管理と債権回収の実務』(日本実業出版社)
『海外取引の与信管理と債権回収』(税務経理協会)
『税理士・会計事務所のための与信管理ガイド』(中央経済社)
『海外取引でよく使われる与信管理の英語』(IBCパブリッシング)
『これだけある!お金をかけずにマスターするビジネス英語』(中経出版)
『eビジネスのリスクマネジメント』(エクスメディア)
『ダンの企業審査入門』(日本経済新聞社)
資格等:英検1級、TOEIC960点、生涯学習開発財団認定コーチ