イメージでわかる線形代数 - 連立方程式と固有値問題 -:社会人になってから学ぶ数学(初級編)
What you'll learn
- 線形代数とは何か?
- ベクトルや行列の使い方
- 小学校の算数の問題を高校・大学レベルの線形代数でエレガントに解く方法
- 具体的な変形問題を抽象的な固有値問題と関連付けて解く方法
- 行列を身近な「あるもの」で具体的にイメージする方法
Requirements
- 数学や物理学に興味があれば、必要な前提知識は特にありません。
- 数式が出てきますので、極度の数式アレルギーの方には向かないかもしれません。
Description
AIの深層学習(ディープラーニング)や量子コンピュータなど最先端技術の基礎になる強力な数学理論があります。それが「線形代数(せんけいだいすう)」です。言葉を聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実は線形代数は小学校の算数でも出てきます。「リンゴとみかんを●●個買ったら××円になりました。それぞれ何個ずつ買ったでしょう?」こんな問題を覚えていないでしょうか?いわゆる鶴亀算(つるかめざん)と呼ばれるタイプの計算問題ですね。中学校ではxとかyなどの文字を使って「連立方程式」として出てきます。面白いことに、こういった簡単な問題を線形代数の視点から見てみると「ベクトル」「行列」「線形空間」などの考え方が自然に出てきます。
本コースは学生のころ数学に苦手意識を持ってしまった方や、本格的に数学を学びたいけどどこから手を付けていいか分からない方にピッタリです。身近で具体的な問題からスタートして、抽象的な線形代数の考え方をスムーズに理解できます。また、このコースは小学校の算数の問題から始まって、一気に高校・大学レベルの線形代数まで駆け上る時間短縮コースです。このコースを受講することで、小・中・高校・大学でバラバラに習う内容が、たった1時間で頭の中で繋がっていくはずです。
あなたも線形代数という考え方を身につけることで、変化の激しい時代についていくための「科学的思考力」を身につけてみませんか?
Who this course is for:
- 線形代数とは何か?どんなことに使えるか?を知りたい方。
- 線形代数に興味があるが、どこから学んでいいか分からない方。
- 線形代数を理解するのに長い時間をかけたくない方。学習時間をできるだけ短縮したい方。
- 本格的に線形代数を使いこなせるようになるために、しっかりと基礎を身につけたい方。
Instructor
大学で博士研究員や講師をしていた経験を活かして、数学と科学(物理学)を中心に社会人の学び直しをサポートする仕事をしています。忙しい社会人の方が、時間や場所を気にせず自分のライフスタイルに合わせて学習できるようにお手伝いしています。
【略歴】
■東京大学工学系研究科で博士号を取得(専門は物理工学)
■東大生産技術研究所 博士研究員
■日本学術振興会(JSPS) 特別研究員(DC2・PD)
■東京電機大学 非常勤講師
■システムエンジニア
を経て現在、社会人の学び直し専門のオンラインスクールを運営しています。