
レクチャーを進めていくと、評価・レビューをUdemyから求められます。
たまに、講師のまつもとからメールをお送りします。
このコースで学ぶことについて話します。
カラーを勉強する意義を話しています。
1種類の青を知っている人、10種類の青を知っている人、100種類の青を知っている人。
色に気を配ると見える世界が変わる。
どうすれば色で伝えたい情報を目立たせ伝えられるか。
青と赤、その他色の特性。
着色料って聞いたことあると思います。
色んな食品に使われていますが、なんでわざわざ色をつけるのか。
かまぼことかソーセージとかハムとか、たくさんありますが。
別に色をつけたところで味は変わらないのなら、別に着色料なんていらないと思いませんか。
なんなら、体への影響あるんじゃないの?とかちょっと考えませんか。大丈夫なんでしょうけど。それでも着色料を使うのはなぜか。
お分かりの通り美味しそうに見えるから。
人工的に色を調整して、美味しそうにすることで、売り上げがアップするからです。
例えば青なら、しょっぱいイメージありますよね。
青のイメージ:爽やか 冷静 清潔 落ち着く 信用 寒い
実際に配色するときの考え方について話していきます。
正直、専門用語とかの難しい話は知らなくてもこれだけ知ってればなんとかなります。
似た色を使う、これだけです。
例えば、ポスターとかホームページを作るとき、色は例えば青系統にしようと決めたら、カラーピッカーから青系の色に絞って選んでいけばOKということです。
一部分にだけベースカラーとは違う色を使っています。
この色のことを、専門用語でアクセントカラーといいます。
プロでもこういう考え方を使います。
というか、プロだからこそこういう風に構成します。
これで色んな色を使うとまとまりがなくなるんですね。
それはそれで意図があればいいんですが、まずは基本に忠実にいきましょう。
次はインテリアの例です。
ベースカラーは茶色ですね。壁とか天井とか床は茶色系統ですね。
アソートカラーはソファーの黒。
アクセントに壁にかかってるライムですかね、黄色を使っています。あと植物で緑を入れてますね。
アクセントカラーを使用しのにも関わらず目立たない場合は、ベースカラーとアクセントカラーとで、彩度と明度の差をつけましょう。
物に光が当たって反射してるから見えてるわけです。
僕たちの眼が反射した光を感知して、情報が脳に伝わって、そこに物体があるんだなと。
光の研究は相当歴史が古いみたいで、17世紀後半までさかのぼります。
光とは、電気と磁気のエネルギーが波となって空間を伝わっていく電磁波の一種です。
電磁波は、波長の長さによって分けられ、呼び方も違ってきます。
電磁波のうち、人間が眼で感じ取ることができる波長の範囲というのがあります。
紫外線より波長が長くて、赤外線より波長が短い範囲。
その範囲を可視光線と言うんですけど、いわゆる光のことで、約380~780nmです。
白色光(複数の波長の光がほぼ均等にバランスよく集まった無色の光=昼間の太陽)をプリズム(ガラスの三角柱)に通すと、光が波長ごとに分かれます(分光:ぶんこう)。
光源である太陽光の中に青紫から赤までの光が、どういった割合で含まれているか、を表したグラフになります。
太陽光が物体に当たるとどうなるか、3パターンしかありません。
物体の表面で反射するか、吸収されるか、透過するか、どれかが起こります。
無彩色は、特定の波長域の光だけを反射したり吸収したりってことがないので、曲線自体は水平に近いなだらかな状態になります。
高低差が大きいと彩度は比較的高い色になります。
僕たちが見ている色というのは、光源の分光分布と、物体の分光分布が掛け合わされたもの、つまり、反射光の分光分布になるということです。
色って無限にありますけど、どうやって測ればいいと思いますか。
普段色を測るってことしないので、難しいですよね。
いざ聞かれると、どうやって測ればいいんだろうっていうのが恐らく普通の人の感覚だと思います。
色相と彩度 と明度で測ります。
全ての色はこの3つの要素で表せます。
色相がH:Hue
彩度がS:saturation
明度がB:brightness
色相は色味のことですね。
彩度は鮮やかさの度合のことです。
どれくらい明るいかを表すのが明度ですね。
色相(Hue)は色の連続的な変化の中から、どの色を選ぶか、その色自体のことだと思っておくのが分かりやすいのかなと思います。
明度(brightness)は色の明るさのことで白が混ざるほど明るくなり、黒が混ざるほど暗くなる。
〇を縦に動かすと明度(ブライトネス)が変わります。
彩度(saturation)は色の鮮やかさで、純粋な色ほど彩度が高くて何か色が混ざるほど濁るので彩度は低くなる。
〇を横に動かすと彩度(サチュレーション)が変わります。
まずは色相から色を選びましょう。
カラーピッカーの縦軸の色相から選びます。
そしたら次は明度を決めます。
カラーピッカーの点を縦に動かします。
Bの数値が変わりますよね。
同時にCMYK、RGBの数値も変わりますが。
次に彩度を決めます。
ちょっと鮮やかすぎるので、彩度を下げます。
明るさはそのままで、カラーピッカーの点を左に動かします。
左に点が移動するということは、白を混ぜるということです。
有彩色:黄色、緑、水色、青、紫など、色味ある色は全て
無彩色:白、グレー、黒など、無彩色は色味を感じない
純色:最も彩度が高い色
清色:純色+白or黒
中間色(濁色):純色+灰
類似色:色相環で隣り合った色同士⇒まとまる
補色 :色相環で正反対に位置する色の組合せ⇒引き立て合う
トーンとは、明度と彩度を合わせた考え方です。
カラーピッカーの縦軸が明度、横軸が彩度でしたよね。
カラーピッカーの右上は彩度が高くて明度も高い、色がパキッとしてて明るい印象があります。
対して左下は、彩度が低くて明度も低い、色が濁ってて比較的暗い感じがしませんか。
赤っていう色自体が派手というか、刺激的な色ですが。
赤の中でも彩度と明度を変えていく、トーンを変えていくことで違ったイメージになります。
PCCSでは色相環を24色で表していて、それぞれに数値とアルファベットをふってます。
覚える必要はないんですけど、これを知っておくと、トーンの理解が深まるので、なんとなくそういうものだと思っておいてください。
日本色彩研究所によって開発されたカラーシステムで、PCCS(日本色研配色体系)というものがあります。
http://www.sikiken.co.jp/
色立体:色の3属性(色相・明度・彩度)を3次元で表現したもの
・縦軸:明度(中心の縦軸が無彩色。上が白で高明度、下が黒で低明度)
・横軸:彩度(外側にいくほど高彩度、内側になるほど低彩度)
・軸の周囲:色相環(上から見ると高明度の色相環、下から見ると低明度の色相環)
色立体を縦に切ると現れる面:等色相面(とうしきそうめん)
色立体を横に切ると現れる面:等明度面(とうめいどめん)
色立体を円柱形に切ると現れる面:等彩度面(とうさいどめん)
色彩・トーンによる配色技法のレクチャー内で使用しているイラストは以下でダウンロードできます。
色相が同じもしくは近い色どうしの配色
共通性があり統一感がある
トーンを変えることで色味に差をつけられる
調和しやすい配色
色相環でやや離れた位置にある色同士の配色
共通の色味がほとんど感じられない
色相環で離れた位置にある色同士の配色
共通の色味が感じられない
コントラスト(メリハリ)がある配色
変化や派手さを感じやすい
トーンの特徴が大きく違うため、メリハリやコントラストが出る
色の持つパワーについて知っていただくコースです。
デザインにおいて色が重要であることは言うまでもありません。
せっかくいいデザインでも、配色が適切でなければ違った印象を与えかねません。
効果的な配色を行うことで、クライアントや自社の最も伝えたい情報を適切に伝えましょう。
これまで色について特に意識してこなかった人にとって、世界が変わって見えるようになるかもしれません。
センスは不要、必要なのは知識です。
このコースを学べば、カラーで必要な知識の土台が作られます。