
本コースにはAIの使用が含まれています。
Claude Codeは毎日使っているものの、外部サービスとの接続は設定画面から足しただけで止まっている。社内のドキュメントやチャットログを読ませたい気持ちはあるが、権限をどこで切ればよいのか、壊れたときにどこから見ればよいのかが分からない。この講座は、その状態から先へ進むための設計と実装だけを扱います。
つなぎ方の一覧を並べる講座ではありません。どのスコープに置くか、どのツールに許可を出すか、読ませる範囲をどこで切るかという判断のほうに時間を配ります。
前半では、ホストとクライアントとサーバーの3者の関係、サーバーが差し出すツールとリソースとプロンプトの3つの面、初期化から呼び出しまでの順序、手元で起動する型とURLでつなぐ型の違いを押さえます。仕様の版が上がるたびに機能が入れ替わる領域なので、現役の機能と非推奨に落ちた機能を見分ける読み方も1本のレクチャーで扱います。
そのうえでNotion・Google Drive・Slackの3つを順に接続します。各サービスでは、認可の画面で何を許可しているのかを読み解き、読むことと書くことを別々の許可として扱い、書き込み系を止めておく設定まで進みます。3つを横断させて週次レポートを1本組み立てるところまでを、セクション6でまとめます。
既製のコネクタが用意されていない社内の台帳や基幹システムには、自分でサーバーを書く必要があります。セクション7では最小のサーバーを1本書き、ツールの説明文が呼び出しの精度を決める理由を確かめ、リソースとプロンプトを足し、チームに配れる形にするところまで進みます。
セキュリティは1セクションを丸ごと使います。外部から返ってきた文章に指示を混ぜる手口、道具の説明文そのものに細工を仕込む手口、認可で受け取った鍵を別のサービスへ渡してしまう構造上の落とし穴を、仕様が公式に挙げている項目に沿って並べ、最後に権限設計のテンプレートへ落とします。
配布物は4点あります。接続手順チェックシート、設定ファイルの雛形、自作サーバーの雛形一式、権限設計テンプレートです。
講座に出てくる有限会社スズキ工業は架空の企業で、社内Wiki・見積台帳・問い合わせのやり取りもすべて架空のデータです。実在の顧客名・金額・個人名は使っていません。
前提知識はターミナルの基本操作とJSONの読み書き、それにPythonかTypeScriptのどちらかで簡単なコードが書ける程度を置いています。
全43レクチャー、約216分です。図解と表で進み、画面の録画は使いません。