
本コースにはAIの使用が含まれています。
【一人で使えることと、チームで使い続けることは、別の問題です】
Claude Code を自分で使いこなせるようになった方が、そのままチームに広げようとすると、決まった場所で詰まります。権限と、費用と、品質です。
この三つは、どれも「やったつもり」と「実際になっている状態」のずれとして現れます。
・権限:ルールを書いたのに、別の呼び出し方をされると素通りする
・費用:画面に出ている金額が、請求額と一致しない
・品質:CLAUDE.md にルールを書いたのに、守られない
どれも設定の書き方が下手だからではありません。仕様がそうなっているからです。この講座は、公式ドキュメントの原文に当たって、その仕組みを一つずつ明らかにし、設計で塞げる形にします。
【この講座の根拠は、すべて公式の記述です】
感想や、うまくいった事例の紹介ではありません。たとえば次のようなことを、原文を示しながら扱います。
・権限のルールは「拒否、確認、許可」の順で判定され、書き方の細かさは順番を変えない
・コマンドの拒否ルールは、そのプログラムを囲む安全の境界線ではない
・フックは終了コード2でしか止まらない。慣習的な失敗コードの1では素通りする
・公式が示す費用の実測値は、開発者一人あたり一日およそ13ドル、月150から250ドル
・画面に出る金額は、トークン数から定価で計算した見積り。契約単価の組織では請求と一致しない
・CLAUDE.md は「文脈であって、強制される設定ではない」と公式が明記している
・巻き戻しても、コマンドで消したファイルは戻らない
仕様は変わります。ですから講座の中では、どの時点の記述かを添えて話します。半年後に見返しても、ご自身で判断できるようにするためです。
【講座の構成】
八つの章、26本の講義、およそ3時間45分です。
・権限の設計と配布:5つの設定の優先順位、判定順、ルールが効かない呼び出し、フックでの遮断
・費用の見える化:相場の数字、見積りと請求の違い、人ごと・仕事ごとに割る計測、上限の設計
・品質の設計:CLAUDE.md の限界、レビューの置き場、CIへの組み込み、止める仕組みと知らせる仕組み
・チームで配る:共有設定と個人設定、MCPサーバーの承認、スキルとサブエージェントの共有、初日に動ける状態
・事故と復旧:巻き戻しで戻らないもの、記録の追い方、調子が悪いときの調べ方
・90日の定着計画:段階の分け方、測る指標を3つに絞る、続かない理由と手当て
【付属の資料】
・全854ページの講義スライド集(PDF)
・権限、費用、品質、定着の4枚のチェックリスト
・日本語字幕(全26本)
【この講座で扱わないこと】
Claude Code の基本操作は扱いません。すでにお使いの方が対象です。また、エージェントを自分で実装する方法(Agent SDK)も扱いません。こちらは別の講座の範囲です。
【2027年度からのIPA新試験制度との関係】情報処理推進機構(IPA)が2026年9月30日に公開した基本情報技術者試験の新シラバス案(Ver.0.1・2027年度から適用予定)には、本講座で扱う「AI生成コードの検証(品質・セキュリティ)」「品質ゲート」が用語として挙げられています。本講座はIPA試験の対策講座ではありませんが、新シラバス案に含まれる範囲を、実際に手を動かしながら学べます。なお、シラバスは案の段階であり、正式版で変更される可能性があります。最新の情報はIPAの公式ページでご確認ください。