小中学生の思考力と創造力を伸ばす、親子で学ぶパイソン入門コース
What you'll learn
- 小中学生がプログラミングをはじめる時、パイソンの選択は最適であることを理解します。
- プログラムの基本単位である「変数」の学習からはじめ、最初にプログラミングの面白さを直感的に体験します。
- プログラミングの対象であるデータには複数の種類があり、データの特性に適した処理が大切であることを学びます。
- プログラムの作成手順(作成、保管、実行、エラー対応)を学び、演習によってプログラミングの基本をしっかりと身につけます。
- 世界中のプログラムはすべて、順次、条件分岐、繰り返しという3つの基本処理でできていることを学びます。
- 論理的な思考が要求される条件分岐処理を比較演算とともに学び、複雑な問題を簡潔にプログラミングする方法を学びます。
- コンピュータが得意とする繰り返し処理には様々なパターンがあり、それぞれに有効なプログラミングのテクニックを学びます。
- 「関数」の意義を理解することによって、プログラム全体を大局的に捉え、美しいプログラミングの方法を学びます。
Requirements
- windows10の起動と終了の操作ができること
- エクスプローラーの簡単な操作ができること
- アルファベットのキー入力操作ができること (ゆっくりでも大丈夫です)
Description
■どんな特徴がありますか
・一番の特徴は、Pythonに関する文法の知識をいたずらに増やすことを目的とせず、プログラミングを深く理解するための基礎的な内容に力点をおいた説明を心がけています。またPythonのツールを使ってプログラムを効率的に作成できることを主眼とせず、生徒自身の頭で試行錯誤しながらロジックを組み立てる習慣を身につけることを第一義と考えています。
・次に中学生が理解しやすいように、わかりやすく丁寧に解説をしています。教材はパイソンを3年間スクールで教えたノウハウを、動画向けに反映していますので理解しやすく洗練されています。
・またセクションごとに演習を設けて、適切な練習問題によって知識の定着と、実践的なスキルの習得ができるようにしています。
■何を学ぶことができますか
・パイソンは、小中学生が学ぶ言語として最適である理由
・パイソンを導入して、プログラムを開発できる環境の構築
・IDLEという開発学習環境で、プログラムを作成し実行する手順
・プログラミングの基本単位である変数の意義と、変数の加減乗除・代入式の使い方
・4種類のデータの型(数値、文字、論理、リスト)の理解
・数値データの理解と算術演算
・文字データの理解と連結・繰り返し操作
・論理データの理解と比較演算
・リストデータの理解とリストの作成・参照・変更・削除・連結・繰り返しの操作
・プログラムの開発手順(作成、保管、実行、結果の確認)の理解
・エラーが発生したときの、エラーメッセージの見方やエラーの対応方法
・プログラミングの3つの基本処理(順次、条件分岐、繰り返し)の理解
・条件分岐処理におけるif-elif-elseの理解と比較演算の使い方
・繰り返し処理におけるfor文、while文の使い方と繰り返しパターンの対応方法
・プログラムに必要不可欠である関数の意義の理解と、関数の使い方
・複数引数・条件分岐・繰り返しを使った関数の処理方法
■何ができるようになりますか
・生徒自ら試行錯誤しながら深く考えるというプログラミングの基礎体力がつきます。これによりPythonの広大な世界にステップアップすることが可能になります。
・プロジェクトオイラーという世界的に有名な、プログラミングによって数学の問題を解くwebサイトがあります。このサイトには世界で100万人近くのプログラマーが参加しており、簡単な問題から、21名しか正解者がいない超難問まで750問あります。「小中学生のためのパイソン入門」コースを終了した生徒には、プロジェクトオイラーの簡単な問題にぜひチャレンジして欲しいと願っています。解答できる力は、すでに身についています。
Who this course is for:
- プログラミング教育に関心のある小中学生のご両親
- 小5年生から中学3年生 (中1の数学で学ぶ正負や変数の考え方は自分で勉強することを前提としています)
- 自分のアイディアをプログラミングで実現したいと考えている生徒
- ITの世界で将来活躍したいと考えている生徒
Instructor
■プログラミング教育で目指していること
小学生・中学生にプログラミングの楽しさを啓蒙し普及するとともに、将来世界で活躍できる人材の育成をめざしています。
■ベルジェールの沿革
・2018年 小中学生を対象としたプログラミング教育事業をスタートし、スクラッチとパイソンのプログラミングスクールを開講
・2020年 オンラインでプログラムの添削や質問ができるPythonのオンラインプログラミングコースをスタート
・2021年 Udemyのオンライン学習プラットフォームで、動画による「小中学生のためのPython入門」のコースをリリース
■ベルジェールの講師陣
日本IBM出身者で構成しています。
■プログラミング教育の価値
「OECD 学びの羅針盤 2030」のペーパーが指摘しているように、不確実性・複雑性が急速に進展する世界の中で、未来を担う子どもたちは「新たな価値を創造する力」を期待されています。その期待に大きく貢献するひとつがプログラミングです。プログラミングに粘り強く取り組むことによって、アイディアを生み出す発想力やアイディアを形にする創造力が身につき、また主体的に学習する習慣や果敢に挑戦する精神が育ちます。「新たな価値を創造する力」は、決して手が届かない存在ではないのです。
■将来の準備
グローバル化の進展や技術の急速な進歩に伴い、未来を予測することは容易なことではありません。ただ将来の変化には十分準備をしなければなりません。生徒たちが10年後社会人になる時には、現在存在しない仕事に就いたり、想定できない問題を解決することが必要となります。そのためには生徒たちに適切な教育をすることが何よりも大切になります。そういう教育に恵まれた生徒たちは、将来素晴らしい機会を掴むことができると考えています。