
コース受講の前提条件をレクチャーいたします。
このコースの核となる、UCSとプランビューというものについて、前もって核心をレクチャーします。
一見、これらは難しく思えますが、x、yくらいであればそれほど恐れることはありません。
これから始まるレクチャーの前にこれらを知っておくことによって、学習の理解が高まります。
このコースで使う資料について、このレクチャーに添付します。
図面ファイルが2つ。AutoCad LT2000形式で保存していますので広く使えるはずです。
もし、これよりバージョンが下のAutoCad LTの場合は、お手数ですが、オートデスクより変換ソフトが無償で落とせますのでそちらで対応ください。
01_教材図面:セクション02で解説する部分になります。
02_教材図面:セクション03で解説する部分になります。
00_レジュメ:テキストファイルです。各レクチャーで何をやっているかがわかるようにレクチャー内容をメモしています。
CAD上の座標が測量資料などと整合している場合のあれこれをやっていきます。
現在の座標系がどうなっているのかを確認します。
AutoCad LTのデフォルト座標である「ワールド座標系」と図形の座標を整合させております。
現在どういう座標系になっているのか?というのをUCSパネルのドロップダウンボックスで知ることができます。
このレクチャーでは、このコースで使う必須のパネルやアイコンをご紹介していきます。
コマンド操作でも扱うことはできるのですが、この辺はアイコンやドロップダウンボックスでビジュアルに見えたほうがいいので、ぜひとも出しておいてください。
バージョンが違うなどで表示方法がわからない場合、Googleなどで検索してみてください。
CAD上で座標が整合している場合、メリットはたくさんあります。
簡単な測量ができたり図形や点の座標値を知ることができるからです。
ただし、座標が合っているということは、図面(画面)に対して、必ずしも正面を向かない、という厄介な面もあります。
法線に水平垂直に構造物を描きたくても斜めに作図したりしなければなりません。
そういう不具合をなんとかしていきます。
斜めった座標軸を画面に水平垂直にするには、「プランビュー」を使います。
これでめでたく目的の図形を水平垂直にして編集できます。
ですが、何か図形を作ってその座標値を知りたい、となったときにこのままで座標を拾ってはいけません。
そうです。座標系がずれているため、そのまま使えないのです。
では意味ないよね?って話になってしまいます。
座標を調べたい場合には、UCSパネルのドロップダウンボックスで元の座標系(ここで言うところのワールド座標系)にしてあげればよいのです。
ただし、また座標系が傾いています。いま傾けたプランビューの名残がのこっているからこういうことがおきます。
プランビューをワールド座標系に戻すことで最初の画面に戻ります。
ですので、編集するとき、座標を利用するときで座標系やプランビューを使い分ける必要があるということになります。
UCSを作ったり、プランビューは登録できます。
このレクチャーではその辺の登録方法を学んでいきます。
傾けた図面をペーパー空間で利用する方法を学びます。
発想が2つあります。まず一つ目の発想は、単純に設定したプランビューをペーパー空間上で使うというものです。
このレクチャーではこの方法でレイアウトを作る方法を学んでいきます。
もう一つのレイアウト作成方法です。
ペーパー空間では、モデルの図形を切り絵として貼り付けるイメージとなります。
切り絵がビューポートというところです。
ビューポート自体を傾けて図形を正面になるようにする、ということをこのレクチャーでは学んでいきます。
UCSはいくつも作ることができます。
いくつもUCS、プランビューを作って登録することによって、いろんな角度の複数の図形をペーパー空間ではあたかも全部水平に並べたような図面を作ることができます。
今回はそのようなレイアウトを作成します。
前回(10)から引き続き、作業をしていきます。
UCSを一つ一つ作りながら、プランビューで画面に対して水平垂直にしていきます。
一つ一つにプランビュー登録すると、あとでいつでも必要な図形を水平垂直にして編集できます。
非常に強力な機能です。
ここまでを使いこなせれば、もはや無双状態となることができるでしょう。
CADと測量資料の座標が整合していない図面も多々あります。
座標を合わせてしまえば、ちょっとした測量なんかにも利用することができて便利です。
このレクチャーでは座標を整合させます。
既知の座標が2点わかっていることが前提になります。
基本的には難しい考えではなくて、移動と回転コマンドを使用してできてしまいます。
AutoCad LTの図面を発注者から受領して開くと、画面に対してUCSが斜めっていてカーソルが変な動きをすることがないでしょうか?
いじるとなんか図面作成者が設定した機能がくずれるかもしれないと思って、変な動きをするカーソルなりに図面を編集したりしてしまった。。。そんな経験はありませんでしょうか。
書いた図面を出力するんだけど、ある図形を画面の正面に据えて出力したいんだけど、いちいち図形をコピーして回転させてレイアウトを作って・・・なんてことをしている方はいませんでしょうか。
発注者から受領した図面なんだけど、CAD上で座標が合っていたら、測量計算などせずとも測量条件がわかるんだけどな~、とか思ったことありませんでしょうか。
そう言ったことを全て解決できます。
AutoCad LTの「UCS」「プランビュー」という機能を使うことによって、これらの要望が解決できてしまいます。座標とか非常にとっつき難いところですが、意外と簡単です。「やらず嫌い」で”触らぬ神に祟りなし”としていた機能に向き合う講座です。
これらの機能を自由自在に使いこなすことができれば、まさにAutoCad LTに関しては、「鬼に金棒」状態になります。
一緒にAutoCad LTの技術を磨いていきましょう!