
約10時間の気合いを要するコースです。受講後のミスマッチを可能な限り防ぐため、コース説明をお読みいただき、無料プレビュー部分を受講の上、お申し込みして下さい。
【コース概要】
このコースは受講登録者数約5,000人の『「ケース面接対策」で学ぶ外資系コンサルの思考スキル』担当講師が作成した、今後人材アセスメント/アセスメントセンター方式の管理職昇格試験を受験予定の方のみを対象とした試験対策に目的を絞った講座であり、講師は実際に日本の多数の著名上場にて1,000人の管理職候補者を評価してきた評価者(アセッサー)経験者です。
この講座で語られる試験対策のアドバイスは、「受験経験者」による個人的な「受験体験談」などではありません。実際の評価の現場・プロセスを熟知する評価者(アセッサー)が「いかにしてあと1点加点し、いかにして減点を回避するか」に照準を定め、ネット上には流出していない(AIは学習していない)ノウハウを開示し、ライバルよりも高得点を獲得するための必要不可欠なリアルな暗黙知を言語化し、体系化したものです。
【想定する受講者/受講をお勧めしない方】
当コースで私が目指したのは「本当は管理職昇格試験に合格するに十分なポテンシャルがありながら、人材アセスメントやインバスケットの仕組みや予備知識を知らないがために、合格点に届かなかった人をなくすこと」です。
このコースは「誰でも管理職昇格試験に合格できるようにする」ことを目的として作られていません。全ての人を合格に導くことは「選抜試験」の性質上不可能ですし、同時にそれが組織にとって良いこととは思えないからです。
そのため、「猿でも分かるインバスケット」や「3時間で必ず合格を手にいれる鉄板フレームの提供」といった内容を期待されている方は、受講をお勧めしません。
インバスケットは、最近では管理職昇格以外の目的(例:選抜目的ではなく純粋な育成目的、入社後数年しか経験していない方等)でも用いられていますが、かなり長時間(約10時間)で受講には覚悟と時間を要するコースのため、昇格目的以外の方にはお勧めしません。また、「クイックインバスケット」には対応していません。
【アマチュアによる「人材アセスメント対策コンテンツ」の危険性】
当対策講座の開講に際し、他の対策本の類をリサーチしました。インバスケットの対策本の類は豊富に存在します。驚くべきことに、それらの著作のほとんどは人材アセスメントの評価者の経験のない、いわばアマチュアにより執筆されています。
アマチュアによるはインバスケット対策本では、各案件毎に「模範回答」が示され、暗記しておくべき「鉄板のテンプレ」を提供されています。しかし、これは間違ったアプローチです。なぜなら、人材アセスメント/インバスケットの評価の現場には模範回答など存在しないからです。インバスケットでは思考「特性」が数値評価されますが、アマチュアが推奨する模範回答に寄せてしまうことで、本来の貴方の実力が発揮されず点が伸び悩む可能性があります。また評価者も対策本に目を通しているため、「どの対策本を暗記したな」ということがすぐバレます。そして「模範回答」があると信じ込むと、貴重な試験時間中に「存在しない正解探し」に明け暮れ、時間を浪費し、結果アウトプットのクオリティーが低くなります。
【当コースのアプローチ ①評価の仕組み(評価者の視点)の開示】
当コースでは「回答例」は示すものの、模範回答や鉄板テンプレは提供しません。当コースではアセスメントセンターの評価の仕組みをまず丁寧に説明した上で、各演習毎の対策を示します。
第2、3章でアセスメントセンターの評価の仕組みを丁寧に説明します。人材アセスメントでは、貴方と全く面識のない外部のアセッサーがやってきて、1〜3日かけて貴方の思考特性と行動特性(コンピテンシー)を、12〜25個程度の評価項目に分解して数値評価します。自然な反応として、多くの受講者はこの仕組みに懐疑や嫌悪を抱きます。「そんな短期間で正当な評価など、できるはずがない」と。その結果、明らかに斜に構えた態度で受講したり、「アセッサーは簡単に騙せる」と考えて行動したりする受講生が多く存在します。しかし、そのような行動は昇格という目的にほぼ確実にマイナスに作用します。まずは、評価の仕組みを理解し、貴方の試験に対する懐疑心や嫌悪感を解消することに時間を割きます。
【当コースのアプローチ ②演習毎の対策法】
その上で、第4章からは以下の各演習毎の、得点アップ/減点回避のための対策法を指南します。
グループディスカッション
面接演習
インバスケット案件処理演習
インバスケット方針立案演習
【対人演習の対策法】
対人演習が苦手な方は、評価項目の定義とレベル感を知ることが重要です。なぜなら、それにより1〜3点程度の失点を回避することができる可能性があるからです。「え、こんなことで減点されるの?」と驚かれるのではないかと思います。それを受験前に知っているかいないかで、合否に大きく響きます。
対人演習が得意な人も、それを「加点」として反映させるには「自己流」だけでは難しい面があります。まず評価項目の正しい理解が必要であり、その上で職場で実践し、自身の「行動特性」として昇華させる必要があります。
【インバスケットの対策法】
既に述べたように、当講座ではインバスケット対策として、模範回答、鉄板テンプレを提供しません。当講座ではまず評価項目を起点に解説します。思考面の評価項目は各企業により異なりますが、5〜8個程度存在します。その上で、それらの評価項目と紐づけられる「記述内容」をマッピングし、具体的な「回答例」を示します。
各評価項目で減点を回避し、加点を得るには、そのためのエビデンスが不可欠です。だから、どのような記述がどの評価項目と対応するのかを、しっかりと理解した上で、戦略的にアウトプットを作成する必要があるのです。
また、インバスケットは日常業務を題材としますが、「試験」であり「シミュレーション」です。
「試験」は合格者と不合格者を生み出すことが必要なため、発見の難易度の高い「問題」が仕込まれていることがあります。このような問題を発見するためのガイダンスを、かつてはケースの作問者であった私の経験を活かして、極めて実践的なアドバイスを展開しています。
また「シミュレーション」であり、実際の日常業務とは異なります。そのため、普段と全く同じ業務指示では、5〜8個存在する思考面の評価項目で取りこぼしが生じます。あなたの思考特性を評価者(アセッサー)にアピールするには「工夫」が必要なのです。その「工夫」のいくつかを紹介しています。
【当コースの限界】
方針立案演習には、インバスケットのケースを用いて行うものと、MBAで扱うような「ビジネスケース」のように情報を整理したケースを用いるものの2つのタイプがあります。後者については、近年課長職相当のケースで取り扱われることが少なくなっていること、またしっかりと説明を行うには更に膨大な時間を要するため、当コースでは1枚のスライドで対策の方針を簡単に説明するに留めています。
当コースはインバスケットの問題集ではなく、「教科書」に相当するものと考えて下さい。対策を万全にするためには、本番の形式に近い問題集を解く体験をする必要があり、お勧めの問題集はコース内で紹介しています。
当コースは、合格を保証するものではないこともご理解下さい。
当コースで学んだ内容をもとに、アセッシーの皆様が公平なスタートラインに立ち、正攻法の準備をすることにより、管理職昇格という目標を達成されますことを、心よりお祈り申し上げます。