【最短で学ぶ】配線なしで始めるアルディーノと電子工作入門
What you'll learn
- アルディーノのプログラミング環境構築
- アルディーノの、デジタル出力、デジタル入力、アナログ入力、のプログラム
- if文による条件分岐のプログラム
- Groveキットの使い方
- LEDを光らせる
- スイッチのON/OFF状態を読み取る
- ポテンショメータ(可変抵抗器)のつまみの角度を読み取る
- 圧電スピーカーで音を鳴らす
- 光の明るさを調べる
- 音の強さをを調べる
- OLEDディスプレイに英数字を表示する
- 温湿度センサで、温度と湿度を測る
- 気圧センサで、温度、気圧、高度を測る
- 加速度センサで、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の加速度を測る
Requirements
- Windows、または、MAC、LinuxのPC。コースではWindows PCで説明しています。
- キットを準備できれば、このコースの内容を体験できますが、必須ではありません。
Description
このコースでは、アルディーノ(Arduino)というマイコンボード使って、簡単な電子工作を学びます。
このコースの特長は、電子部品の配線をなくしたことです。
電子工作を学ぶ上で、電子部品の配線は、間違えることがあるし、作業に手間がかかっていました。
配線の煩わしさのため、電子工作の学習中に、中断したままの人がいるかもしれません。
このコースでは、ブレッドボードやジャンパー線は使いません。
アルディーノのプログラムはダウンロードできます。
まずは、プログラムを実行して、電子部品を動かしてみて、楽しんでください。
電子部品はGrove(グローブ)のキットを使います。
「アルディーノUNOと、Arduino Sensor Kitの組み合わせ」、
または、
「Grove Beginner Kit for Arduino」です。
電子部品モジュールが一枚基板のため、配線作業は一切ありません。
配線は、パソコンと接続するためのUSBケーブルが1本だけです。
このコースでは、これらのキットにある10個すべての電子部品モジュールを動かします。
LEDモジュール ・・・デジタル出力でLEDを光らせます
押しボタンスイッチモジュール ・・・デジタル入力でスイッチのON/OFF状態を読み取ります
ポテンショメータ(回転角度センサ)モジュール ・・・ポテンショメータ(可変抵抗器)のつまみの角度を読み取ります
ブザーモジュール・・・圧電スピーカーで音を鳴らします
光センサモジュール ・・・光センサで光の明るさを調べます
音センサモジュール・・・音の強さをを調べます
OLEDディスプレイモジュール・・・OLEDディスプレイに英数字を表示します
温湿度センサモジュール ・・・温湿度センサで温度と湿度を測ります
気圧センサモジュール ・・・気圧センサで温度、気圧、高度を測ります
加速度センサモジュール ・・・加速度センサでX軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、Z軸方向の加速度、を測ります
このコースでは、これだけの電子部品モジュールを動かします。
最後に、このコース制作時は、アルディーノのソフトウェア開発環境「アルディーノIDE」のバージョンは1.8でしたが、最新のバージョン2.0に対応できるよう追加で説明しています。
Who this course is for:
- 短時間で電子工作を学びたい人
- アルディーノやマイコンを初めて使う人
- 電子工作はどこから手をつけたらよいか分からない人
- 配線の煩わしさのため、電子工作の学習中に、中断したままの人
Instructor
こんにちは、「はじめロボットチャンネル」の坂本 元(さかもと はじめ)です。
現役のロボットエンジニアです。重工メーカーを脱サラし、高校生のときに見たロボットアニメに憧れて、ヒューマノイドロボットや研究用制御システムの開発をしてきました。ロボワンやロボカップのロボットコンテストで優勝した実績があります。
これまで約20年間のロボット開発を通して、機械、電気、制御、プログラミングなど、多くの技術を学びました。
私は、ロボットアニメのロボットを作りたいという夢を目指して、多くの人とロボット技術を共有していきたいと考えています。